義大世界にあるヨーロピアンスタイルの優雅なリゾートホテル!
こんにちは、台北ナビです。
今回は、2010年にオープンした「義大天悦飯店」をご紹介します。都会の喧騒を忘れてリラックスしたいけれど、せっかくの休日は、やっぱりショッピングをしたり、アミューズメント施設で楽しんだりしたい!という欲張りな方にぴったりのホテルです。
こちらは、高雄県観音山の複合リゾート施設、「義大世界」の中にある新しいリゾートホテルです。シャトルバスを降りるとすぐホテルが見えてきました。外観は、外国の邸宅を訪れたかのよう。前はターミナル型の道路になっていて、背後には立派なホテルがそびえ立っています。こちらのホテルは、イギリスのネオ・クラッシックを取り入れた建築様式ということで、ランプや入り口、丸みを帯びたアーチ型がとても優雅で温かい感じです。
ヨーロッパを感じます
広々としたロビー
ヨーロッパ風のエントランスを入ると右側がフロントとなっています。フロント後方は、一面が大理石で飾られています。山のような模様に見えますが、人工的なものではなく自然の形なのだそうです。周辺にもピンクや黒の大理石が使われていて、とても高級感がありますね。フロントの前には広いスペースがありました。こちらでは、チェックアウト後などに荷物を一時預かってもらうことができます。1階には、パソコン(1台)とデスクを備えた部屋があるので、パソコンを持ってこなかったけれど、使いたいという場合も、フロントに声をかければ使わせてもらえます。
フロントに向かって左手にエレベーターホールがあります。
エレベーターの中は音楽が流れていて優雅な雰囲気。お部屋に向かう途中、エレベーターを降りると額縁のような窓がありました。これは各階の自然の景色を絵に見立てているとのこと。窓の向こうに見えるのは緑豊かな観音山周辺の景色で、ここから景色を眺めているだけでもリラックスできそうです。
絵画のように見えませんか?
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絵もたくさん飾られています
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廊下も広くて静かで落ち着いた感じ。
廊下をはじめ、ホテル内にはきれいな絵がたくさんありますが、こちらの絵は、全部オーナー所蔵のものだそうです。また、廊下にある避難図は日本と同じ表示とのことで、安心で、分かりやすいです。給湯室がある階もあるので、お水の心配もありません。
さて、お部屋に入ってみると、まず感じるのは、とても広々としているということ。
一般的にホテルの客室は8~12坪とのことですが、こちらのファミリールームは14坪もあるということで、とっても広く感じました。そして、嬉しいウエルカムフルーツも準備されていました。お部屋は落ち着いた色でまとめられていて、ゆったりくつろぐことができます。ベッドも広くてふかふかです。こちらのバスルームはシンプルですが機能的な設計で、全室バスタブがありながら、独立したシャワールームを有しているという作り。バスルームに余計なスペースを取っていない分、お部屋が広々と使えるというのもうれしいですね。基本的なアメニティーも完備されています。そして、コップや歯ブラシなどはだれのものか分かるように違う色のシールがつけられているとのこと。細かい心配りが嬉しいです。
また、お部屋にはバルコニーもついていて、バルコニーに出るとちょっとしたリゾート気分を味わえます。温度調整もお部屋で自分でできますし、セーフティボックスも完備されているので安心です。又、ポットは4リットルも入ります。ミネラルウオーターは無料で、お茶、コーヒーもありました。新聞は英語と中国語のものが用意されているそうです。各部屋のデスクの引き出しに無料のLANケーブルが入っているので、パソコンの利用もできます。全部で358部屋ある客室は、絵も全室違うとの事でした。
次は、ホテルの方に案内していただいた、2部屋しかないというお庭付きのお部屋、ガーデンダブルスウィートルームをご紹介します。お部屋に入るとすぐにリビングがありますが、目の前には、お庭が出現します。露天風呂かと思われる方もいるそうですが、この部屋に泊まった人だけが入ることのできる専用のお庭です。お庭がついているなんて、本当に贅沢ですね~。リビングと寝室が別になっていて30坪もあるとのこと。とても広いお部屋なので、特別な日に、又、家族で利用するのもおすすめです。テレビはリビング、寝室に各1台ありました。2部屋しかないので、ご予約はお早めに。
カフェへ行きます
少しおなかがすいたら、1階のコーヒーショップへどうぞ。おいしいケーキとパンは当日ほとんど売り切れてしまう程人気だそうで、今回、ナビもケーキをいただいてみました。ケーキはひとつ90~120元で、お手頃な値段です。パティシエの林政陸さんたちがデザインをして、こちらで手作りしているという台湾のフルーツがたっぷりのったタルトは一番の人気。見た目も本当にきれいですが、そのお味もタルトの内側にもブルーベリーのジャムがサンドされていて、周りはサクサクしていながらもしっとりとしています。ひとつでいろいろなフルーツを贅沢に味わえました。その他、チーズケーキやチョコレートケーキもおすすめです。
朝食は?
朝ご飯はこちら1階のレストランで。ビュッフェスタイルで種類も豊富です。こちらのホテルは、ヨーロピアンスタイルですが、朝ごはんは洋食だけではなくて、お味噌汁やおかゆ、小さな揚げパンと豆乳などもありました。台湾の朝ごはんも味わえて大満足でした。レストランとコーヒーショップの他にも、屋外のガーデンレストランもあるそうで、色々なスタイルで食事を楽しむことができそうです。
(朝食は6:30~10:00)
(左)春野さん(右)大木さん
副総支配人の春野さんは「個人の邸宅にお邪魔しているようなイメージのホテルです」と話してくださいましたが、とても温かいおもてなしで、優雅にゆったりくつろぐことができて、ナビもそのお言葉には納得でした。現在2、3館を増設予定で、そちらは、更にグレードが高くなる予定とのこと。専用地下道もできて、更に便利になるそうで、今後も期待できます。すぐ隣には大型アウトレットモールがあるので、もちろんショッピングにも食事にも便利。そして、疲れたらすぐにホテルで休憩できるのも嬉しいですね。日本人の管理者の方もいらっしゃるので何かと安心です。こちらのホテルは、気に入ったお部屋があれば、お部屋指定もできるとのことでした。みなさんも是非、お気に入りのお部屋をさがしてみてくださいね。
以上、台北ナビでした。