ホヤ ホット スプリングス リゾート & スパは卑南のエンターテインメント地区にあり、知本温泉、紅葉棒球博物館まで車で 10 分で行けます。 このリゾートは、国立台東大学まで 9.2 km、東海運動公園まで 14.9 km の場所にあります。
こんにちは、台北ナビです。
知本温泉には約20~30軒の温泉ホテルや旅館、民宿があります。中でも温泉エリアに入ってから、すぐ左側に見える新しくて快適な温泉ホテルといえば、ここ「富野温泉休閒会館」。部屋数は109室とあまり大きくはないのですが、隅々まで清潔さとサービスが行き届いている、4つ星級のおすすめホテルです。
知本へ
温泉エリアへは、車で行きました。途中台東の名産である「釈迦頭」(シュガーアップル)とそのシュガーアップルとパイナップルを掛け合わせた「鳳梨釈迦」を売っている屋台をたくさん見かけました。シュガーアップルが大好物のナビ、大きめの屋台で2個買いました。なんでたったの2個だけ?というと、一箱5,6個入りのを買うと、3日後には全部一斉に柔らかくなって、毎日もういいというくらいシュガーアップルを食べなきゃいけなくなるから。1個だとあ~もう一個食べたい~と思い、2個でちょうどいい満足が得られ、また食べたく思うというわけです。シュガーアップルは、毎年11月の末から春にかけてがシーズン。台北ではこの時期まだこんな大きいのは見られないでしょう。11月末に台東で2個買って、110元でした。
一番下の段は、鳳梨釈迦、ちょっと見た目が違うんです
|
|
大きくて、ずっしり
|
知本温泉に到着
温泉ホテルが立ち並ぶ龍泉路をまっすぐ行くと、「富野温泉休閒会館」は一番手前の左側にあります。中央階段を上がって入ったところがホテルのロビー。木の味わいと広々とした空間に和みます。きらびやかじゃないところが、お客様を気負わなくていいラクな気持ちにさせてくれ、リピーターになれそうな感じです。しばらくすると、副総経理の張さんが現れ、ホテルの紹介をしてくれました。まず、これを見てほしいと最初に見せてもらったのが、2009年に起こった「八八水災」以前のこの一帯の画像です。「莫拉克颱風」による大洪水で、ホテルが一軒まるごと押し流されていく画像は、日本のニュースでも流されました。その倒壊したホテル「金帥飯店」は、ちょうどここ「富野温泉休閒会館」の右斜め向かいにあったのです。知本温泉に入ってきて、龍泉路の一番手前の右側、山側ではなく川沿いにあった地上6層、地下2層の金帥飯店。そのホテルが存在していた時の状況は、川もきれい。まさに知本温泉がかつて醸し出していた、温泉街そのままの姿でした。
ホテルの窓から外を見ました
テレビのニュースでは、倒れていく金帥飯店を川の対岸からとらえていて、「富野温泉休閒会館」はその後方にはっきりと見えます。ホテルの倒壊が衝撃的過ぎて、周辺はあまり伝えられていませんが、ホテル横のセブンイレブンや部落工房、小吃店など5軒の店も同時に流されました。不幸中の幸いで、怪我人はなかったのですが、この洪水の濁流は下流になるにつれて勢いを増し、台東県の太麻里では、多くの死傷者、失踪者を出しました。台湾ではこの8月8日に起こった大水害を「八八水災」と称し、1年以上経った今でも多くの人たちが、再建復興のために前向きに努力しています。「富野温泉休閒会館」の前方の川では、大水害から1年経った今でも、修復工事が毎日行われています。早くのどかな温泉街の姿が取り戻せることを願って止みません。
お部屋は快適の一言に尽きます
ホテルは、3種類の部屋+VIPルーム。今回は3種類をご紹介しましょう。
シングルスタンダードルーム
ナビが宿泊した部屋。部屋に入った途端感じたのは、ゆっくりくつろげそう~。部屋の配色や家具、すべてが落ち着いていて、快適な眠りが期待できます。浴槽の大きさも十分で、浴衣もちゃんとありました。お風呂の熱水はもちろん知本温泉の湯。熱水だけ入れるとかなり熱いので、かならず水を足してください。お湯につかった感触は、肌がスベスベ、ツルツル。炭酸水素塩泉の泉質は、無色無臭。美肌になるのと同時に、新陳代謝と血液循環も促進させます。胃腸病や肝臓病、神経痛、関節炎、外傷、アレルギー性疾病、慢性皮膚病、麻疹などの改善にも効果があるので、日本で言う「湯治」として、知本温泉を選ぶ台湾の人たちが多いというのも聞きました。
ダブルスタンダードルーム
いわゆるツインルームで、広さもたっぷりあり、のんびりできそう。温泉旅行にぴったりのお部屋という感じ。
ファミリールーム
4人泊まれるので、広さはツインよりもっとあります。バスルームの間取りはどの部屋も同じで、バスタオルがふかふかなのは気持ちいいものですね。
ホテル設備も十分
主な設備は、地下1Fにありました。露天風呂と湯屋を利用する人には、受付でバスタオルを貸してくれます。水着も忘れた場合はここで購入できます。
受付です
|
|
更衣室もあり
|
一応水着もあり
|
|
濡れた水着はここで脱水をどうぞ
|
サウナもあります
露天風呂(地下1F)水着着用営業時間:7:00~11:00、14:00~23:00地下1Fといっても吹き抜けなので空が望め、開放感が感じられます。温泉の温度は39.8度と表示されていました。水もきれいだし、温泉プール気分で楽しめますね。スチームとドライのサウナも完備されていました。
どうです?気持ちよさそうでしょ?
湯屋(地下1F)水着不要営業時間:7:00~11:00、14:00~23:00個室の温泉部屋。5部屋あり、1時間900元ですが、宿泊客には割引があります。かなりの広さで、洗面台やシャワーコーナーもしっかり確保されています。シャワーコーナーは岩仕様で椅子もあり、床は木なので安全です。ゆっくり温泉タイムが過ごせそう。
キッズプレイルーム:(地下1F)保護者同伴営業時間:7:00~11:00、14:00~23:00
マージャンルーム(地下1F):4時間以内1000元(1時間超過につきプラス250元) 営業時間:24H
インターネットルーム(1F):60分以内20元(30分超過につきプラス10元) 営業時間:24H
ペットお預かりサービス:宿泊客には24時間無料サービス
食事も楽しめます
レストラン(1F):ビュッフェ式朝食:7:00~10:00、
ビュッフェ+オーダースタイルディナー:17:30~21:00、アフタヌーンティー:14:00~16:30 ディナーはなかなか豪華で、炭烤菲力牛排、番紅花羊小排、香草奶油鮭魚、當帰燉豬脚、紅麹香菇雞腿捲や鍋がメインメニューの前菜やスープ、デザートなどがついたコースとビュッフェスタイルがあります。ナビたち一行5人は、それぞれのメインを選び、お互いのメインをちょいと試食しあいました。周玉堂シェフの手によるこのコースは、どれも繊細な味付けがなされています。養生鍋料理も試しましたが、スープがうまい!スイ-ツや飲み物は、ビュッフェでご自由にお取りください。
朝ご飯は、洋食と中華ですが、目玉焼きもその場で焼いてくれ、マントウもあったかい。麺もあります。ナビはピータン入りのお粥がかなり気に入りました。
知本の景観コース
知本は温泉が一番ですが、もし車で来られるのなら、以下のスポットへも立ち寄ってみてください。
樽港‧陸連島(満潮時に海の中の孤島が見られ,引き潮の時は、一筋の長い砂浜が現れるので、島まで渡ることができます)、史前博物館(卑南族の遺址があり、彼らがかつて使用していた多くの石板棺や棺桶の中に納めた装飾品の数々が展示されています)、月光小棧(東海岸に浮かんでいる美しい月の景色が見られます)。 以上、台北ナビでした。