台北駅と中山駅の中間に位置し、どちらからも徒歩圏内の好立地!ビジネスにも最適です
こんにちは、台北ナビです。
今日は、2007年9月に全面改装した「福君海悦大飯店」にやってきました。観光にもビジネスにももってこいの、お手頃ホテルです。内装は、中国風のテイストが感じられ、落ち着いた雰囲気。それでは、ご紹介しましょう!
魅力的な立地
こちらのホテル、実はその歴史は長く、民国64年に営業を開始しました。かれこれ30年以上の歴史です。そして、2007年9月に全面改装後、再オープンとなりました。主にアジア圏の方を中心にご利用いただいているということで、日本人客は約3分の1を上るといいます。そのほか、韓国やシンガポール、マレーシアの方も多いそう。そのため、フロントスタッフは日本語が可で安心です。そして…とにかく、立地が魅力的!旅の拠点である台北駅、また、日本人に人気で、デパートやレストランが並ぶ中山駅、なんと、このふたつの駅、両方から、徒歩10分程度の場所に位置してるんです。また、徒歩約3分のところには、おいしい食べ物であふれる「寧夏夜市」があります。さらに、ホテルの目の前にはコンビニ、近くには玉を扱ったアクセサリー店や、問屋風の店が立ち並び、ブラブラと歩いてみるだけでも楽しいこと間違いなし。日本統治時代の古い建物を見つけることもできますよ。
ロビーは大きくはなく横長です。黒のシックな大理石の壁と、中国風の調度品のおかげでしょう、高級感が感じられます。調度品は、壺や鏡、時計など、価値がありそうなのが見ただけでわかります。鮮やかな色の大きな生の胡蝶蘭も飾られています。音楽もジャズが流れ…そのエコノミーホテルらしからぬ雰囲気に、少し驚きました。
調度品の中に、これまた価値のありそうな木製の船の模型を見つけました。フロントの後の壁にも船が、ホテルのパンフレットにも船…お話を伺った総支配人の許碧珠さんの名刺にも同じロゴ。そこで、その由来を伺うことができました。ちょうど、このホテルのある辺りの一帯は、大稲埕(ダーダオチェン)と呼ばれ、清末から日本統治時代にかけて、台湾で最も発展した地域でした。この地に淡水港を開港し、大型船を中心に停泊するようになり、台湾北部の商業、貿易の中心地としての地位を確立しました。そして、この土地のようにホテルも発展してほしい、という願いからロゴを船に決定しました。また、ここは経済、社会、文化の台湾の中心地であったばかりか、学術の中心地でもあったことから、現在でも当時の様子を伝える建造物等が見受けられます。どうりで…。ぜひ、ホテル付近を散策してみることをオススメします。
シャワーはハンドシャワーです
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タオルはバスタオルとフェイスタオルの2種類
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ルームナンバーのプレートは、かわいい木彫りのもの
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通路のセキュリティも万全です
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Superior Double Room(スーペリアルーム/精緻客房)
こじんまりとしていますが、大きく窓が取られていて、日当たりがよく明るいです。うれしいことにバスタブ付き。(すべてのお部屋に付いているとは限らないそうです)
Superior Twin Room(スーペリアルーム/精緻客房・二小床)
同性同士のふたり旅にピッタリの、シングルベッド2台のお部屋です。
Superior Triple Room・T3(スーペリアトリプルルーム・T3/精緻客房・三人房)
※T3タイプはシングルベッド3台、TSタイプはダブルベッド1台+シングルベッド1台です。写真はT3タイプとなります。
3人旅用。こちらのお部屋には、バスタブはありませんでした。
Deluxe Double Room(デラックスダブルルーム/福君豪華雙人房)
ダブルベッド1台のデラックスルーム。シックなお部屋で、ゆったりと過ごせそう。
Deluxe Family Room(デラックスファミリールーム/福君豪華家庭房)
ダブルベッドが2台で、最大で4名様まで泊まれます。落ち着いた雰囲気。
付帯施設情報
レストラン・バー
11階には、海悦レストランがあります。朝食はビュッフェ形式で、7:00~10:00。約50種類の料理が並びます。中華式が主で、西洋式は少し。広さもゆったり85席あり、日本人客は団体客とは別の静かなスペースに通してくれます。外には眺めのいいテラス席も。晴れた日は、遠くの山々まで望めます。かわいいブランコもありましたよ。
会食ができる個室が3部屋あり、人数も30名まで対応できます。また、レストランと併設されたバーがあります。午後は、アフタヌーンティーが、夜はアルコールが楽しめます。夜は、台北のど真ん中の夜景が楽しめそうです。
ミーティングルーム・ジム
最上階の12階には、ミーティングルームとジムが。こちらは、3階と5階のデラックスルームに宿泊の方は無料で利用することができます。雑誌や新聞、コーヒー、お茶、パソコン等のサービスがあります。ビジネスでの打ち合わせにぴったりです。
ジムは、利用状況により、デラックスルーム以外の宿泊の方でも利用できることがあるようです。希望の場合は、フロントにてご確認ください。
どうでしょう?ロビーやレストランなどの公共の場所は、チャイナテイストあふれ、デラックスな雰囲気。お部屋は、それとは違い、シンプルな感じですよね。そんなところからも、ビジネスでここで待ち合わせをしたり、ミーティングしたりしただけでは、まさか相手の方は、ここがエコノミークラスのホテルだとは気付かないのでは。メンツも保てますね!でも、お部屋では、その気分を切り替え、静かに過ごすことができそうです。
ますます開発が期待される、台北の中心地にあるホテル。ぜひ、お試しください。
以上、台北ナビでした。