MRT「大安」駅すぐ、プライバシーを重視したシティホテル、ビジネスでせわしい毎日から開放されひっそりと落ち着いた滞在をお約束します
こんにちは、台北ナビです。
今日ご紹介するホテルは、特にビジネスマンにオススメしたいホテルです。ビジネス街直結でアクセス良し・プライベートが守られる・遮音・防火設備が整う・シンプルでいて開放的、機能的なお部屋というところでしょう。ドアを閉めるとシーンと広がるホテルのMy Room、そして窓からそびえる101、.ココで台北の夜を過ごすのは最高の贅沢といえます。
目の前に大安駅。駅を出て、横断歩道を渡って、スタバを越えるとすぐあります。
復興路と信義路の交差点付近というビジネス街に位置するこのホテルは、2009年4月ソフトオープン。付近はオフィスビルがひしめいているため、出張者はこの付近の利用率が高いのではないでしょうか。目の前には台北101がそびえ、シャングリラホテル付近の金融街にもアクセスが便利。目の前はMRT「大安」駅があるので、南港展覧館や内湖へも一本で到着します。台北の東区(忠孝復興~忠孝敦化)にも徒歩で約15分と、寝る前に東区のおしゃれなバーで一息つくことも可能。
外見はいたってシンプル。MRT駅から歩いてくると、まるで一般のオフィスビルのような感じで、ともすると歩き過ごしてしまうかもしれません。やっぱり台湾の人は「石」が好きらしく、足元も柱も、大理石を使用しています。日本人だったら、木を使いますよね。ロビーに入って左手にはフロント、正面にはレストランが。ココで朝食・昼食・夜御飯・お酒を全て提供しています。
光る大理石の大きな柱!柱の中にライトを設置しています。
こちらのホテルにレストランはこの一つのみしかありません。レストランを1Fの一つに絞ることで、外からの来客が少なくなり、階上宿泊客のステイを快適に保てます。もちろん、他のホテルのようにレストランで結婚式やパーティを受けたりなどということはありません。レストランに限らず、なるべく、このホテルの中の施設は宿泊者の方を優先にしたいのだそうです。
朝ごはんは、この一階ロビーのレストランでということになります。出発前にココで食事をして、そのまま出発・・・・というのは便利ですね。
朝ごはんの種類は中華・洋風の朝ごはんでしたが今後は日本食も用意するとの事!ナビもいろいろと助言してきました。期待できますね☆
2階にビジネスセンターがあるというので行ってみました。チェックインのときにもらえる宿泊カードキーが無ければ、エレベーターに搭乗はできません。そのため、もちろんビジネスセンターには宿泊客しか入れない仕組みになっています。入って驚いたことに、緑が一杯で、とても広いのです。今まで見てきたホテルのビジネスセンターといえば、地下にあって、窓がなくて、狭くて、人気なく、シーンとしている。という感じでしたが、ココではコーヒーサービスもあり、雑誌・新聞の閲覧も可能。大きなソファーも完備されて、ゆっくりくつろげます。
さらにポーチが完備され、ここでは喫煙が可能!!!喫煙者じゃなくても、周りの緑が目に優しく、ココで出発前にブレイクタイムしたくなります。考えることは誰もが同じようで、すでにたくさんのビジネスマンがココで朝のひと時を過ごすようになっているんだそう。
2階にはジムもあります。驚いたことに、みてくださいこれ!全身マッサージチェアがあります。こんな風にドーム型になっていて、マッサージ時には視界がさえぎられ、マッサージの気持ちよさに浸れそうです。ちょっと30分暇ができた、なんてときに便利ですね。まるで飛行機のファーストクラスみたい!まどから見える木々の緑がまるで公園の中にいるようで、気分も次第にリラックスします。リラックスムードたっぷり。
公園に向かって走るのもいいね。
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こんなドーム型のマッサージ器なんて見たことがありません。
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用意周到なお部屋の設備
想像よりも、快適な設備がそろっていました。
絨毯やカーテンは防火素材を使用したり、ホテルの壁も防音効果が高かったりなど、防火設備や防音対策などもしっかりと管理されていました。
家具は全て作りつけになっており、圧迫感を感じない設計になっています。部屋の中には大きな家具は置かれず、パナソニックのフラットテレビも、作り付けのローボードに乗っているため、視界をさえぎるものがありません。直線的なデザインの家具類は、お部屋全体にすっきりとした印象を与えています。
広々としたバスルームもうれしいところ。通常のホテルより、1.5坪ほど大きい浴室です。二人同時に使用しても、狭さは感じないでしょう。さらに全室シャワールームが完備されているので、ゆっくりとバスタブにつかることができます。もちろん、TOTOのウォシュレットも完備され、浴室設備は、デンマークのブランドを採用。アメニティは、「あれ?ロクシタン」と思ったけれど、ロクシタンでは無く、高級感有る台湾のアロマブランドを採用していました。とってもいい香りがしました。
TOTOのウォシュレット
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シャワールーム完備 朝も夜もシャワーを浴びたい人にはGOODですね
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冷蔵庫の中身はお金がかかります。
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机の上をプッシュすると、蓋が開いて、LAN接続口やコンセント差込口などが出てきます。
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バスローブを発見、タオル地ではなく薄手なので、浴衣代わりに着用できます。
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金庫の中にはコンセントが!携帯電話などを保管したまま充電ができます。
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グレーと薄紫の中間色を使った落ち着いたモダンなお部屋です(ベージュのお部屋もありました)。ただ、絵画や花が飾られていないので、ちょっとさびしい感じもしましたが、絵画よりも数倍もすばらしいものがこのホテルの全ての部屋にありました。カーテンをさっと開くと、目の前の大きな大きな窓から都会の夜景が広がります。場所によっては台北101が見える部屋もあって、台北での快適なステイが約束できます(ベランダがついているように見えますが、外には出られません)。さら地からビルごと立て直したビルのため、全ての箇所において、精巧に設計されています。絨毯もカーテンも全て防火設計。窓もあれだけ大きいのですが、完全な防音加工が施され、静まる部屋の中から、ゆっくりと台北101を眺めることができます。
壁の内部には特殊なスポンジが三層組み込まれているため、壁が薄くても遮音効果が高く隣の部屋の騒音は聞こえません。扉とロックはMIWA製。閉めると完全に密閉され、完全プライベートルームのような静けさが約束されます。遮音効果だけではなく、防火効果もあるのですが、その分扉が非常に重たいので、もし荷物が大きいならばチェックイン時スタッフに荷物運びを依頼するほうが良いかもしれません。
まるで自宅のワンルームに帰ったかのような静けさとプライベートさがこのホテルの売り。さらにカーテンを開くと広がる台北の夜景。急がしいビジネスマンにも、ほっとするゆとりの時間を提供してくれますね。
お部屋紹介
Superior King/Twin Room(スーペリアキング・ツインルーム/経典客房)
坪数10坪ですが、それよりももっと広々と見えます。このホテルの中ではもっとも小さいお部屋のはずなのですが、浴室が他のホテルよりも大きくとってあり、また家具の配置もとてもすっきりしているので、圧迫感がありません。
キングサイズベッドになるとこんな感じ。
Superior King 101View(スーペリアキング101ビュー/景観客房)
スーペリアルームと同じ広さ、同じグレードのお部屋ですが、唯一違うのは、目の前に台北101がそびえるところ。せっかくですから、夜の台北101ライトアップを眺めながらお部屋でビールを一杯・・・としたいものです。
Deluxe King Room(デラックスキングルーム/豪華客房)
キングサイズのベットがおかれる11坪のお部屋。お部屋の広さはスーペリアのお部屋とあまり代わりません。ただ、浴槽に大きなガラスがついており、浴室から外の景観が見える仕組みとなっています。開放感あふれるバスタイムをどうぞ。このお部屋はツインにはできません。
Deluxe Triple Room(デラックストリプルルーム/豪華三人房)
ビジネスホテルの香りが色濃くでているホテルですが、ビジネスマンの要求を満たしているホテルは、もちろん旅行者にも十分満足いただくことができます。というわけで旅行客に必須のトリプルのお部屋も用意されています。さらに、シングルベッドが3つとはいいつつ、幅が105も有るので、ゆったりすやすやとお休みになれますよ。
PARK 101 VIEW ROOM(パーク101ビュールーム/美侖景觀客房)
ドアを開けると、まるで、外のテラスに出たかのように、ガラス張りのコーナーに驚かされます。コーナー側にはソファーとデスクがあり、ジュニアスイートの感覚で使えます。
シティホテルですが、プライベートマンション感覚で使える、ちょっと珍しいこのパークタイペイホテル。今回の出張は仕事に集中したい。音に敏感だ!一人で落ち着きたい、という方に強くオススメします。
台北ナビでした。