南ヨーロッパを思わせるステキなホテル、快適な空間が旅人を待っています♪
こんにちは、台北ナビです。
台北市内の繁華街もいいけれど、夜はちょっと静かな場所で、落ち着いて眠りたいという方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介する「リビエラホテル(歐華酒店)」は、そんな方にぜひおすすめしたい宿。花博の会場跡も残る台北市北部にあって、フランス人建築家によって作られた瀟洒な建物はラグジュアリー感たっぷりです。一流シェフが手掛ける朝食も人気で、以前からリピーターの多いホテルですが、2013年2月に全客室のインテリアやカーペットなどを一新。屋上にはジム施設付きの庭園をオープンし、さらに快適なホテルに生まれ変わりました。
優しい笑顔のドアマンがお出迎え
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ヨーロッパの香り漂うホテルです
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アクセスも意外に便利!シャトルバスサービスも充実しています
各観光地への案内も豊富で、シャトルバスで行けるエリアもたくさんあります
「リビエラホテル(歐華酒店)」は、交通の便があまり良くない印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、桃園・松山両空港や故宮博物院、士林夜市などへはむしろ台北市中心部よりも近いんです。日本人観光客に人気の中山エリアへもタクシーで5、6分。路線がぐんと増えた今ではMRT利用も便利度アップ。MRT「圓山」駅から徒歩15分以上ですが、「中山國小」からは徒歩10分圏内。
また台北101や永康街など人気観光スポットへは、ホテルの専用シャトルバスが送り迎えしてくれるというサービスもあるので、交通面で困ることはほとんどありません!
リノベーションを経て、よりエコでクリーンなホテルに
7Fの天井までの吹き抜けスペースが気持ちいい
もともとフランス人の建築家が南仏をイメージして手掛けたリビエラホテル。
1Fから天井まで吹き抜けのスペースがあり、白を基調とした内装は明るく開放的な雰囲気が魅力です。さらに今年2月のリノベーション時には、各階エレベーター前のリビングスペースをフロアごとにテーマを設けて再デザイン。快適で温かみのある内装に。
屋上に庭園を作って緑化に貢献、客室のアメニティも天然成分のみを使ったブランドの製品をヨーロッパから輸入するなどエコ化に注力し、ついに2012年11月、アメリカの「グリーンビルディング評議会」の認証を取得。環境保護団体も認める「地球にやさしい建物」になりました。
屋上にグリーンのじゅうたんが!!!
エコ化の目玉は屋上の庭園!
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圓山ホテルがくっきりと見えます!
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以前はジムスペースだけだった屋上の残りのスペースでハーブや香辛料などを栽培し、気持ちのいい緑のじゅうたんが誕生しました。7F建ての建物ですが、周囲に高いビルが建っていないので、眺めも最高。圓山大飯店も絵葉書のように見えます。ローズマリーやペパーミント、セージなどポピュラーなハーブが植えられていて、ちょっとした散歩気分が味わえます。これらのハーブは、ホテル内のレストランの料理にも使っているそうですよ。
3Fから7Fまでリビングスペースがあります
2Fはのちほどご紹介するレストランとビジネスセンター。3Fからが客室です。
まずはデザインし直したというエレベーター前のリビングスペースを見ていきましょう!
3Fはグリーンを基調にしたインテリア
ライトも各階デザインの違う物が置かれています
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オーナー自ら選んだ家具。センスが光ります
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4Fは大地を思わせる力強いイメージ
5Fは海を感じさせるブルーが効いています
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港の絵がブルーのフロアにマッチ
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6Fは落ち着いたインテリアですが、天井が近いので明るい雰囲気です
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さらに大人の雰囲気になる7F、モノトーンでシックにまとまっています
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全室共通の充実した設備をチェック!
大きめ液晶テレビはネットもできるSMARTV。DVDプレーヤーは貸し出しています
続いて客室設備をチェック。
アメニティは全室チェコ製のオーガニック化粧品で統一。地球にやさしい成分はもちろんお肌にも優しいです。
簡単な洗濯もできるランジェリー洗剤があるのも女性には嬉しいですね!
もちろんミネラルウォーターも無料
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台湾茶用の茶器もあります
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エアコンは室内で調節可
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無線LAN、有線LAN用どちらも使えます
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オーガニック製品で統一されたアメニティ。ランジェリー洗剤もあります
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ちょっとした洗濯物が干せるロープも全室に
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いよいよ客室拝見
それではいよいよ、それぞれの客室をご紹介しましょう!ゆったりした室内はファブリックやカーペットも統一され、さらに落ち着いた雰囲気に。松山空港に近く、すぐそばを飛行機が往来する環境ですが、遮音、遮光カーテンにより昼夜問わず静かに過ごせます。
■Double(ダブル/標準房) 7.5坪 画像参考:601号室
最もスタンダードなタイプのお部屋ですが、クィーンサイズのベッドに、スーツケースを広げても余裕の広さです。
ユニットタイプの浴室もコンパクトにまとまっていて清潔。
台湾らしい籐のカウチでゆったり足を伸ばすこともできます
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バスルームも清潔。シャワーカーテンは毎日洗濯してアイロンがけしているそうです
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トイレは2014年にウォシュレットタイプに切り替え予定
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大きな鏡+拡大鏡がうれしい
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■Twin(ツイン/雙人房) 7.5坪 画像参考:620号室
シングルベッドが2つのお部屋。シングルといっても120×200のゆったりサイズなので、男性でも窮屈さはないはず。
ベッドを追加して3人部屋にしたり、クイーンサイズベッド2つに変更できるお部屋もあるので、予約時に確認してみてください。こちらもバスルームはコンパクトなユニットバスタイプ。
スーツケース置き場もちゃんと2つ用意されています
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籐のカウチもあり、2人でも無理のない広さです
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■Executive Double(エグゼクティブダブル/商務房) 10.5坪 画像参考:706号室
入ってすぐワーキングデスクのある応接フロアがあり、奥のベッドルームと分かれているので、ビジネスマンにも人気の部屋。
こちらもクイーンサイズベッドで広々、バスルームもデラックスダブルのお部屋とまったく同じ作りです。
ビジネスルームとベッドルームが分かれています
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仕事も快適にはかどりそうなデスク
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ちょっとした来客にも対応できます
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化粧台もついていて女性も安心
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■PREMIUM EXECUTIVE DOUBLE(プレミアム・エグゼクティブ・ダブル/尊榮商務客房) 13坪 画像参考:605号室
ベッドルームの手前に、小さなリビングが設けられたスペシャルな部屋。FAX付きの電話や電子レンジ、家庭用冷蔵庫まで揃い、リビングでテレビを見ることも可能です。ベッドルームと仕事場を分けたいビジネスマンはもちろん、お子さんが寝た後に大人だけの時間を持ちたい親子連れにもおすすめ。こちらもバスルームはコンパクトなユニットバスタイプ。
※こちらのお部屋タイプはDouble(標準雙人房)とコネクティングルームとして使用が可能です。(お部屋番号下03-05のみ)
■Deluxe Suite(デラックススイート/豪華套房) 17坪 画像参考:510号室
扉を開けると部屋が2つ。デラックススイートとデラックスダブルが並んでいます
ベッドルームと設備の行き届いたリビングルーム、広いバスルームがひとつになった、家のようにくつろげるスイートルーム。
ワーキングデスクはリビングにほどよく溶け込んでいて、DVDプレーヤー、ミニコンポもついて、自分の部屋にいるのと同じようにくつろぎながら仕事もできる理想の空間です。
バスルームはバスタブとシャワーが別になっていて、スペースにも十分ゆとりを持った作りになっています。
すぐ隣にデラックスツインタイプの部屋があり、2部屋共通の扉が。一般のコネクティングルームと違い、部屋の中にあるドアでつながっているのではなく、廊下に面したドアを開けると二つのドアがあるので、隣の部屋はビジネスでスイートに泊まった人が、秘書専用にしたり、商談用に使ったりするのに使用するそうです。
メイクも余裕を持ってできそうな化粧台
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リビングの一角にさりげなくワーキングデスクが
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家のようにリラックス感のあるリビング
バスタブとシャワールームの分かれたバスルーム
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バスタブもゆっくり入れそうな深さと大きさです
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Triple 3人仕様の部屋は、ツインルームにエキストラベッドが入ります
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Quadruple Room 4人宿泊可能です
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画像提供:欧華酒店 |
一人で朝食をとる白人のビジネスマンの姿があちこちに
リビエラホテルの朝食は、7:00~10:00の間、1Fのレストラン「地中海牛肋排館」で提供しています。昼と夜は地元の人も食べにくる人気のステーキハウスとして営業しているこのレストラン。
一流シェフが作る朝食は美しくて味も確かな洋食がメイン。アメリカやヨーロッパのビジネスマンにも常連が多いというのもうなずけます。ナビが取材に行ったこの日も、10時過ぎまでゆったりと食事を楽しむ白人紳士がいて、まるで欧米に旅行に行ったような気分になりました。
厨房には欧米仕込みのパン職人もいるので、カリカリのフランスパンやしっとりクロワッサンは焼き立て!洋食の基礎とさせるオムレツ作りには、なんと定期的にテストも行われているんですって!
欧米のシェフにチェックしてもらっているというオムレツはさすがの焼き加減で、しっとりふかふかでした。
ベーコン、ソーセージ、オムレツなどの定番メニューや、お粥など台湾風の料理はいつでも食べられますが、おかずの大部分は客層に合わせて作り替えているという心配りもうれしいですね。取材日は日本人の宿泊客の方も多かったそうで、豆腐とわかめのお味噌汁、黒豆までありました!「日本人のお客さんが増えているので、日本料理もたくさん用意しています。
ご飯の炊き方も研究しているんですよ」とシェフ。ご飯派の方も大満足のメニューです。
休日のアフタヌーンティー(下午茶)も要チェック
レストランの隣には11時ごろになると、ケーキとパンのお店がオープン。台湾のフルーツをふんだんに使ったケーキは見た目もおいしい!焼き立てパンはこちらでもゲットできます。
レストランでも毎週土日の午後2時半~4時半はアフタヌーンティーメニューが登場!ビュッフェ形式でサンドイッチやケーキを食べることができるそうです。週末に宿泊される方はこちらも要チェックですね!
2Fにもレストラン、ビジネスセンターがあります
YACHT CLUB
結婚式など宴会もできるレストラン。船をイメージしていて、カクテルや洋酒などアルコール類のメニューも豊富。
1Fのステーキハウスのシェフがここも監修しているので、ステーキの味はお墨付きです。
2013年2月にリニューアルオープンしました。
入口の扉も船をイメージ
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船乗りが得意とするロープ結びの標本もありました
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ビジネスセンター
10人が着席できる会議室が2室、PC2台、プリンターにFAXも完備したビジネスセンター。静かで快適に利用できます。
※プリントアウト、FAX利用は有料です。
商談に使える応接デスクも2台
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カーペットやインテリアも一新
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曜延花園
7Fにある緑いっぱいの休憩室。6:30~23:00の間、誰でも使えるスペースとして開放しています。
エリア内にある内線電話でルームサービスも利用でき、サンドイッチなどの軽食を注文することも可能。隠れ家のような雰囲気で、思わずおしゃべりも弾みそうです。
市内観光や繁華街で歩き回って疲れた体を、柔らかいインテリアや緑、おいしい朝食でやさしく迎えてくれるリビエラホテル。
ここに泊まれば、台北でのホテルライフが一味違ったものになるはずです。
以上、台北ナビがおとどけしました。