烏來の温泉街にやってきました。狭い道の両側には温泉宿がずらっと並んでいます!
こんにちは、台北ナビです。
今日は台北郊外の温泉街、烏來へやってきました。この町の特色は…タイヤル族と大自然の中の温泉ってとこでしょうか。温泉街と言っても、町全体に硫黄の香りが漂う台北北部の北投と違い、匂いが全然しません!というのも、烏来の温泉は弱アルカリ性重炭酸案ナトリウムの重曹温泉=匂いなし=通称「美人湯」だからだそうです。
このお湯は皮膚に潤いをもたらし、角質を軟らかくする効果があるそうで、烏來の湯につかれば、天然の化粧水の中に入るのと同じ、皮膚はしっとり、さらに美白効果もあるんだとか!火傷や怪我の跡がある人も、この湯で傷跡が薄くなるそうです。これは…行ってみないわけにはいきませんよね!
烏来のその名も温泉街という温泉宿や密集している通りを行くと・・・
湯布院の入口、温泉部屋の紹介もあります
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入口はこんな風で、入りやすいです
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入口を入ると目の前は、待ち合い室のような、風呂上がりに涼める場所があります。畳もあって、いかにも温泉にきましたというムードがここで味わえます。この待ち合いの奥には、個室のお風呂が6室並んでいるんです。一番右を覗いたら、あら、なんともモダンな白と黒のタイルがおしゃれなカフェ風の浴室です。その隣は?あ、わりと普通。落ち着いた色なので、ゆっくりつかれそう。そして、一番奥はといえば、大きなL字型の浴槽です。7、8人が一緒に入れるそうですよ。浴槽の周りにはシャワーやちょっと腰掛けられる椅子もあります。友達数人と一緒ににぎやかに入れそうですね。
シャネルの部屋って?
これはグッチと読みます
さて、地下1階へ案内されました。こちらは3室ありますが、お部屋のドアには漢字で書かれた表札が。中国語読みすると、ええ?それってブランドの?オーナー?肇仁さん曰く「そう、面白いでしょ?お客さんがお部屋の予約を入れる時に、シャネルでお願いします。」なんて言うのよって。何だか気分がよくなる感じは、確かにありますね…。それで、シャネル部屋に通されました。浴室には特注の大きなヒノキ風呂がデーンと構えています。特注なのでン十万元だそう、ヒノキはお手入れが大変なんですよね。乾きすぎると木目に割れ目が入るし、こすればこするほど香りが立つので、入念に浴槽を磨いたりとか。やはりブランドには手間暇かけないとってことでしょうか?いずれにしても、シャネル部屋の景色は、かなりよし!渓谷を眺めながら、この大きなヒノキ風呂につかる…悪くないですよ。
2階のお部屋は6室あります
御夢想部屋
宿泊の方のお部屋で、部屋と同じくらいの大きさのお風呂がついているのが特徴です。部屋と同じくらいというのは…かなり広いんです。烏來でゆっくりしたい人にはぴったり。他のお客さんとあまり顔を合わせたくないという人にも。泊まらなくても、時間単位で借りることもできます。室内のTVには湯布苑の紹介が日本語でありました。
こちらは和室の部屋で、一番人気だそうです。景色のいい浴室は、やっぱりお部屋と同じくらいの大きさ。ぜいたくですねえ。日本人としては、このお部屋はかなりくつろげそう。小さいお子さんがいらっしゃる家庭には向いています。ベッドから落っこちるという心配もありません。浴室からの光が明るくさして、とても快適。気持ち良くぐっすり寝られそうな部屋です。
全部で18室あります
水質OKの証明書
一見して大きくはない温泉宿なのですが、ゆったりスペースのお風呂だけの浴室が12室と宿泊もできるお部屋が6室もありました。ほとんどの浴室とお部屋は南勢渓に面していて、景色は抜群。が、数室はそうではないので、予約を入れる時は、河に面している方かどうか確認したほうがいいですね。
以上、台北ナビでした。