台北市中心部にあるデラックスビジネスホテル、きめ細やかなサービスと設備で、ビジネスマンならず、観光客にもお勧めです
こんにちは!台北ナビです。
昨今観光開発に力を入れる台湾では、お洒落でキレイなホテルが続々と建設され、ホテル戦争が始まっています。台北は特に激戦区で、各ホテルがしのぎを削り、淘汰されてきていますが、そんな中、新たに台北のホテル業界に一石を投じるホテルができ、話題を集めています。今までナビでもいくつかご紹介してきた「フーロンホテルグループ」が台北にもホテルを設立したのです。実はこのフーロンホテルグループは、台湾でトップの麗宝という建築会社が経営していて、それだけでもとてもブランド力があるホテルなのです。
ホテル前にはもう、タクシーの列が!
台北フーロンホテルは、フーロングループの中でも、最も時間と費用をかけてデザインをしたスタイリッシュホテルで、ターゲットの顧客層は日本人ビジネスマン。良い意味でも悪い意味でも、チェックと要求が細かい日本人客に快適に宿泊してもらおうと、ホテルの施設はあっと驚くような親切なポイントがたくさんです。さて、そのスタイリッシュさときめ細かいサービス内容はいかなるものか…早速チェックに行ってみましょう!
ピカピカに磨き上げられたフロアをコツコツと歩いていきます。入口右側にはソファがいくつもおかれ、朝のハイヤーの待ち合わせ、お客様との待ち合わせの時も、ゆったりと焦らずに待つことができそう。お昼の太陽光線が厳しい時も、カーテンで日光が柔らかく遮られ、ホテルの中は始終落ち着きを保った光加減。外から内部が見えないようにする意味もあるようです。
奥にはフロントがあり、ナビが伺ったときは、2人のフロントスタッフが笑顔で出迎えてくださいました。そのうち一人は日本人女性だったため、もちろん日本語の対応も問題なく、対応もテキパキとこなしていました。
一階ロビーと各客室フロアーのデザインが全く異なるのも非常に特徴的です。エレベーターを降りると、目の前に広がるのは、ダウン照明でシックにまとめられた空間。浮かび上がる個性的なカーペットのデザインは、実はこちらフーロンホテルのシンボルマークを転用しているんだそう。
一目見てわかりますが、とにかく、内装及び設備にはとことんお金をかけて、最上級を目指しているようです。全室液晶テレビはさることながら、もちろんDVDプレイヤーもセーフティーボックスも完備。また、カードキーなのはもちろんのこと、エレベーターはすべてカードキーで管理され、宿泊者は宿泊フロアー以外の客室フロアーに降りることはできません。海外ビジネスマンに安心して仕事に専念してもらうために、外部からの侵入者を徹底して排除するという意気込みが見て取れます。あと、小耳にはさんだのですが、靴磨きのサービスもしてくれるんですって!これについてはフロントで確認してください!
水周りのアメニティーも、シンプルな色でまとめてあります。
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懐中電灯発見!
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冷暖房も各部屋で調節ができます。
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部屋によっては101が見えます!
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また、日本人は水周りのチェックが厳しい民族ですが…(笑)、こちらの洗面所の天井にはすべて赤いライトが付いています。これは意外に寒い台湾の冬でも、湯冷めしないようにと、遠赤外線で体を温めながら着替えをしてもらいたいという配慮です。暖かい心づかいにほっとしますね!
客室紹介
Superior room(スーペリアルーム/精緻客房)
※ダブルかツインをお選びいただけます
このホテルでは最も小さいお部屋ですが、設備はすべて最新式。ビジネスの出張で、大きな荷物がないならば、この部屋でも全く問題ないでしょう。お部屋によっては、お風呂場から外が見えない部屋もありますので、予約時にご明記ください。
Superior room(スーペリアルーム/精緻客房) ONLY FOR LADIES
※ダブルかツインをお選びいただけます
実は、8Fと9Fのフロアーは女性向けフロアーとなっています。ベージュを基調とした内装に紫のソファーやライトでちょっと華やかさを出しています。またアメニティもこのフロアは特別にETROのものを使っています。ただ、こちらの部屋は、浴室から外の眺めは望めません。浴室から外が見えるレディースフロアーの部屋もありますので、ご希望の際は予約時に明記してください。
Deluxe Room(デラックスルーム/豪華客房)
※ダブルかツインをお選びいただけます壁一面が大きな窓のため、実際の大きさよりも広々とした印象を与えます。大きな荷物を持ってきているなら、このくらいのお部屋の大きさが一番使いやすそうです 。
Executive Room(エグゼクティブルーム/行政客房)
ソファの他に、スツールもおかれ、デスクやテレビの配置にもゆとりが見られます。2人で泊まるにももったいないほどの広さと落ち着き★
Deluxe Suite(デラックススイート/豪華套房) 壁一面が大きな窓のため、実際の大きさよりも広々とした印象を与えます。大きな荷物を持ってきているなら、このくらいのお部屋の大きさが一番使いやすそうです 。
Grand View Room(グランドビュールーム/豪景客房)
リビングルームはありませんが、ベランダが付いていることから、とっても明るいお部屋です。きっと朝起きるのもつらくない!?
Fullon Suite(フーロンスイート/福容套房)
大きなリビングルーム、台湾らしく円卓があるのもうなずけます。そしてまたゆったりとした明るいバスルーム。そしてここもベランダがあるので、パーティーを開くこともできます。リビングルームには別にお手洗いがあります。
朝食は一階のArcadiaCafe(田園)でいただきます。まず入口にずらっと飾られたワインにびっくり!基本的にはこちら台北フーロンホテルも朝食はビュッフェです。
田園ではランチタイムは創作料理が食べられます。
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こんなアツアツふかふかのフカヒレを出す予定もあるそうです!
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2階にはモダンシックな日本料理レストランが。日本酒を飲みたくなってしまいそうな、落した照明と奥まで長く伸びるカウンター。この雰囲気なら、ちょっとした接待などで使えそうです。ちなみにランチは580元~。ナビがいただいた刺身定食は880元。新鮮な刺身もうれしいですが、何よりも日本人の心をわしづかみにする、鮭とイクラの乗ったピカピカごはん!
SPAとジムの入口前にはソファーが。ゆっくりくつろげます。
もちろん付帯施設も見逃せません。実は、あの肯園と同じ系列のSPA&エステが併設。お風呂も、想像より広く、なんと淡水の温泉から炭酸温泉水をひいてきているんですって!お風呂のみならず、サウナ・スチームサウナも完備、宿泊者であれば(一部屋につき一人まで)、お風呂は無料で利用可。
プールに描かれている模様もホテルのシンボルマーク!
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トレーニングジム
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実は高級住宅地にあるこのホテル。ナビがお邪魔した時も、台湾のお金持ちと見える人たちが順園で優雅にランチを楽しんでいました。そういう意味では、比較的治安がいい場所。市内中心部なのにかかわらず、夜がやがやと騒がしいことはありません。また、目の前には建国北路(高架)があり、休日になると、花市・玉市も開かれ、観光にも最適です。
以上台北ナビでした。