多くの温泉旅館がある新北投で、気軽に日帰り温泉、食事ができて、リーズナブルに宿泊できる温泉旅館。
こんにちは、台北ナビです。今日は台北北部にある北投という温泉街にやってきました。台湾は暖かいと聞いていたのですが、冬の台北は意外と寒い?と凍えているあなた。予算は少ないけど、1日中観光にショッピング、くたくたになった体をゆっくり暖め、のんびりした夜を過ごしたいとお考えのあなたにリーズナブルな料金で1泊、またはのんびり日帰り浴できる温泉施設をご紹介します!
駅からぶらぶらと緑いっぱいの自然と澄んだ空気を楽しみながら
MRT新北投駅から坂道を10分ほどぶらぶら自然の景色を楽しみながら、坂をのぼりきったところに、7階建てのビル温泉旅館「水都」に到着。お庭には鮮やかな花が咲いていました。
まずは露天風呂に入りながら台北市内とは違うクリーンな空気を!
水着着用でご利用ください。
早速、「水都温泉会館」のスタッフ鄭さんの案内で、2階からノンストップのエレベータで一気に7階の露天風呂へ。まだ朝10時だというのに、すでに水着を着たご婦人が数名。陽明山をバックに、おいしい空気を吸いながら、のんびりと白湯の天然温泉に入ったり。他には冷水風呂、うたせ風呂もあります。白湯は秋田県とここ北投でしか入れない湯で硫黄臭が特に強いのが特徴。入った後は少しヌルヌルした感じ。う~ん!美肌になりそう。青湯は体を芯から暖めるらしく、痛風にも効くとか。日本のお湯より温度が少しぬるめの40度から42度なので、長く入っても「のぼせた?」なんてことはなさそう。ちなみに7階は会館の屋上ということもあって、混浴ですので、水着着用はお約束。(8:00~24:00が利用時間、360元/1人(平日)、460元/1人(金曜日の18:00~土日))
お部屋紹介
Special VIP Room(スペシャルVIPルーム/頂級VIP房)
ファミリー向きの広めの部屋。部屋を入ると右側にちょっと小さめのベッドルーム。そして、浴室。浴槽は正方形で、かなり広い。小さい子供さんがいるファミリーなら、皆で一緒に入れそうです。部屋内の階段を上ると、メインルームがあります。メインルームのTVはまん中を軸として、クルッと回ります。ベッドからとゆったりとした椅子から、どちらからでも見ることができます。
清潔感あふれるトイレ
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ファミリールームの別室、TVは壁にあります。
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Classic Room(クラシックルーム/経典包廂房)
ダイニングルームが設置されている部屋で、ベッドルームとは引き扉で別室にもなり、全体的に落ち着いたムードです。浴室は明るい!日差しが気持ちいいですね。ベッドもクッション加減がちょうどよく、自分の家のようにゆったりと過ごすことができそうですよ。
Spaspring Suite(スパスプリングスイート/水都套房)
こちらの部屋は入口にちょっとした空間があって、オブジェのようなものが置かれていました。なんとなく幅をとっているこの黒いモノ。かえって邪魔では?と鄭さんに聞いたら、コレ椅子なんですよって。座り心地は…悪くはなし。お部屋も浴室も広すぎず、狭くもなく、静かに過ごせそうな感じでした。
Grace Room(グレイスルーム/風情湯坊)
こちらの部屋は、シングルベッドが2つ並んでいました。部屋は十分な広さで明るいです。浴槽が石造りなのが、確かに風情がありますね。温泉に来たからにはと、室内でも露天風呂の雰囲気が味わえます。「温泉」を重視したい方には向いている部屋かと思います。
Standard Room(スタンダードルーム/精緻標準房)
ナビたちが拝見したのは、215室。ここのお部屋は、窓がありません。なので、部屋も小さく、ベッドでいっぱいいっぱい。ただ、浴室の広さは十分なので、宿泊というより、ちょっと湯につかる目的なら、部屋の窮屈さは我慢。部屋が小さいだけで、アメニティなどは全部そろっていますので、ご安心ください。
ナビも短時間、個室で温泉体験をさせてもらいました。石と水晶の浴槽のどっちがいいか?と聞かれたので、水晶!と答えると、結果は…ジャグジーボタンを押すと七光の浴槽でした。なるほど、水晶とはこういうことだったのか…。ナビ体験部屋、広さは十分なのですが、窓がなく、料金はその分安いのですが、個人的には圧迫感を感じ、宿泊ではあまり泊まりたくないかなと思いました。
浴槽はあっという間にお湯がたまり、深さもあって、快適そのものでしたよ。
レストラン(5F)
営業時間:11:30~14:00 17:30~21:00
湯屋:1380元/2時間(平日)(休日は同じ料金で90分)
小人数でも宴会でもご利用できます。お料理は中華で、上海料理が中心ですが、中華の有名メニューはほとんどそろっています。窓際に座ると、温泉公園が目の前にあり、なかなかいい景色ですよ。
ちょっとくつろぐ空間が、どの階もエレベーター前に設けられています。
以上、台北ナビでした。