烏来屈指の豪華な設備を持った温泉リゾート。宿泊設備をはじめ、大浴場や大小各種の浴室があって、日帰り温泉も楽しめます
こんにちは、台北ナビです。
ここ数年で烏来温泉郷って、ずいぶん変身しました。特に増えたのが、春秋烏来をはじめとする「高級感のある温泉リゾート」。その最先端を走るのが、今回紹介する「璞石麗緻温泉會館」です。
シャレたエントランスを入ると、池に囲まれた庭園風の中庭に迎えられます。もし地下の駐車場から上がってくる場合は、池の間から庭に出てくるようなサプライズな仕掛けにもなっています。そしてその奥にモダンな建物が広がっています。
ロビーは明るく広々とした空間。向かいには静かに流れる南勢渓。その正面には山がはだかる絶景です。中央には「いろり」をイメージしたような1段低くなったくつろげる場所。そして窓際にもモダンなイスが置いてあり、カップルがまったりできるようなロケーションになっています。ところどころにアクリル素材の鮮やかな色彩の飾りや、山水画などがちりばめられ、美術館と間違えてしまいそうですが、実際に一部にギャラリー空間になったりもするそうです。
全体的に過剰な装飾を取り除いた、シンプルさがコンセプトのようです。さて、客室のほうが楽しみですが、「璞石麗緻温泉會館」は宿泊者用のスペースと日帰り浴場の空間に分かれていて、フロントでチェックインをして、一組ずつスタッフが案内してくれます。このナビのレポートを持参すれば分かりやすいですが、フロントにも各種浴室の写真や価格などで一目瞭然ですので、確認してくださいね。こちらの客室は全て浴室つきのプライヴェートなデザインになっています。
客室情報
悦景客房
スタンダードルームで約10坪。窓からはホテルの中庭の景色が広がります。黒い浴槽が重厚感があります。
賞渓客房ベッドルームと浴室が透明なガラスの壁で仕切られたお部屋。手前にベッド、景観が見える奥が浴槽になっています。シンプルな内装と、優しい照明が洗練された空間となっています。
観雲套房
露天風呂がついているルーム。大理石の床とソファーの白、カーテン、クローゼットのダークなコントラストに落ち着きが感じられます。窓からはホテルの庭園の景観が広がります。
聴泉套房浴室が部屋の中にデザインされたお部屋。18坪の広さで、全体的に温かみのあるムード。浴室からは、南勢渓の景色が眺められます。
璞石套房白を基調とした明るいイメージで作られたこのホテル最高のスイート。その広さ60坪!メゾネットタイプで、1階にキッチン、バーカウンター、革のソファーセットなどがあります。窓際には囲炉裏があるというユニークさ。2階には大きなベッド。
天井からプラズマテレビが吊るされています。そして2階のバルコニーで露天風呂が楽しめるというゴージャスな作り。
付帯施設
■日帰り温泉施設(利用時間:8:00-24:00)■
大浴場
料金:1人800元(12歳以上・時間制限なし)
男女別で、裸で入浴するタイプ。地下の内湯となりますが、女湯には半露天の浴場があります。寝椅子などもあり、のんびり過ごせます。
二人湯屋
料金:1,000元 / 1時間
男女別で、裸で入浴するタイプ。
地下の内湯となりますが、女湯には半露天の浴場があります。
寝椅子などもあり、のんびり過ごせます。
家庭湯屋 料金:1,800元 / 1.5時
家族で4人ほどでも十分な広さがある湯屋。
窓が大きく、向いの山の景色を堪能できます。
ヒノキ風呂と四角いタイルの浴槽の2種類があり、寝椅子も用意してあります。
泰雅之湯
主題湯屋
料金:2,500元 / 1.5時間
鍋物之湯、南国之湯、泰雅之湯、懷古之湯、金珞之湯、璞石之湯の6種類のテーマのある入浴空間。それぞれ個室となっています。
最も特徴があるのは3つの五右衛門風呂のような黒い釜が並んだ湯屋「鍋物之湯」、ほか、南国リゾートスパのようなデザインの「南国之湯」、原住民風を強調した「泰雅之湯」、浴槽が多角形で個性的な「金珞之湯」、ウッディな田舎風の湯屋をイメージした「懷古之湯」、オシャレな内装に凝った「璞石之湯」などに分かれています。
レストラン
水硯茶屋-TEA HOUSE- 営業時間:7:00-23:00
この璞石麗緻ご自慢のカフェです。庭の池の上にあって総ガラス張りなので、とっても開放的。
ケーキも豊富で、アフタヌーンティを過ごすのにちょうどいい空間。
璞石軒 営業時間:朝食 /7:30-10:00 、ランチ /12:00-14:00 、ディナー /18:00-21:00
和風が中心になった創作料理レストラン。季節によってメニューが変わるのが特徴。
照明を落とした、落ち着いた雰囲気で会食ができます。2Fは宴会場になっています。
以上、台北ナビでした。