MRT「新北投」駅から歩いてすぐの高級温泉SPAホテル、宿泊・温泉・エステ・食事と温泉季節にはぜひ!
こんにちは台北ナビです。
温泉の季節になりました。今回は台北駅からMRTで約30分の「新北投」駅にやって来ました。改札口を出ると、大きな中華風鳥居(?)と広々としたスペース、その向こうに見えるこんもり緑地は「新北投公園」。ここは、台湾の人気イラスト作家ジミー・リャオ原作の映画「ターンレフト・ターンライト(向左走・向右走)」の撮影現場だったそうです。主演の金城武やジジ・リョンもここに滞在していたとか。
そんな公園や駅の前という好立地の高級温泉SPAホテルをご紹介します。
こんなところに泊まってみたい!アジア風&上品なインテリア
まず中に入ってステキだなぁと目に付いたのは、週に一度は生け花の先生がアレンジしに来るという草花木のオブジェ。
フロントロビーのところからSPAへと続くウッドの階段、その照明の使い方といい、アジアンな感覚でいっぱい。各客室フロアーのエレベーターホールにある藤の椅子や絵などすべて違うものが置いてあり、芸術的目の保養に各階を見て回るのもGOODです。
さすが各部屋ともアメニティー、設備、温泉バスルームは整っていて、東洋風センスのきいた落ち着きがあります。それぞれ特徴はありますが、主にバリ島、ベトナム、中国、もちろん台湾の小物や家具を使用。
和式の部屋は、畳&ふとん&ヒノキ風呂がいい感じで、なかなかのオススメです!また、一軒のマンションルームのような広々とした最上階のスイートからは、新北投公園や温泉博物館や周りの山々を見渡すことができます。TV2台、DVDプレーヤー、カラオケ、ドリンク、ウォシュレットトイレ、な~んでも揃っていて、麻雀テーブルまであるところが中国っぽい!ホワイト、ベージュ、ブラウン、ダークブラウンの茶系で統一されたシックなインテリア。こんなすてきなお部屋でゆっくりくつろいで温泉につかって癒された~い。
客室情報
■Standard Single(雅風ダブル/雅風雙人房)
■Standard Twin(雅軒ダブル/雅軒雙人房)
■Ya Chi Double(雅緻ダブル/雅緻雙人房)
■Ya Chu for four(雅竹4人ルーム/雅竹日式榻榻米四人房)
温泉:手ぶらでOK!いろいろ楽しめる大浴場
もちろん宿泊客でなくても、日帰り温泉OK!
そして、水着ではなく、日本のように裸で入ります。男風呂は2階で、ナビは3階の女風呂だけ入ったので、その中の様子を少し解説すると、大浴場はオフホワイトで統一され、所々に置かれているグリーンが地中海っぽさを演出。
新しくきれいで明るいので気持ちがいいのです。いくつか違ったタイプのお風呂があって、リクライニングチェアもあり、内容は日本の健康ランドに似ています。
また、シューズロッカー・ロッカー・洗面室・脱衣室・トイレなどすべて設備よし。
タオル(大/小)・ドライヤー・ブラシ・化粧落とし・化粧水・乳液・コットン・ティッシュ・綿棒なども一式揃っているので、手ぶらで行っても心配なしです。
※男湯・女湯:1人560元(平日)、720元(休日)
大浴場營業時間
8:00~0:00(金曜日の午前中はメンテナンスのため、12:00~0:00)
※浴槽に深いところがあるため、120㎝以下の子供さんは入浴できません。
(サウナ) スチームサウナとドライサウナの2種類がある。約40年の台湾ヒノキでしっかり造られているサウナの中の香りには本当に癒されます。
(室內白磺温泉池) 高温と低温の2種類がある。高温といっても、日本の銭湯のように熱くはなく、日本人には、高温白磺池が普通に感じられる?慢性関節炎、筋肉痛、神経痛、慢性皮膚病によい。
(冷泉池) その名の通り冷水風呂。他のお風呂で暖かくなった身体を冷やし、それを繰り返すことによって、皮膚の光沢や弾力性が出る。老化防止にも効果あり。
(SPA水療池) 勢いのあるお湯がジャグジーのように横から噴出し、背中、腰、足などの皮膚を直接マッサージしてくれる。血液やリンパの流れを活発にし、身体全体を温め、体の各機能を強化し新陳代謝を促す。
(足部雨淋區) 下に石が敷いてあり、足裏の指圧をして中枢神経を通って脳を刺激しストレスを和らげる。また、上から大雨が降ってきて、肩や背中、腰を刺激し、血液循環を促す。
(氣泡按摩椅) バブルがたくさん出ている浅い風呂に寝るタイプ。勢いのよい泡と振動で、身体の後ろ側をマッサージ。肌膚美容、疲労回復、五十肩などの症状の軽減によい。
温泉:プライベート・バスハウス
こちらは、台湾ではよくある一人または家族などで楽しむプライベート用のお風呂もあります。
24時間営業で、部屋によって値段が変わります。値段はその都度ホテルへ問い合わせてください。
こんなホテル、温泉に来たついでに、もっとリラックスしませんか?ここのSPAの場所がなかなか面白いところにあって、実は先に紹介した大浴場から直接SPAルームまで裸のまま行ける秘密の通路があるのです。
女大浴場で言えば、着替えて温泉エリアに入り左へ、そしてすぐまた左に確かに通路がありました。そこを進むとドアの向こうは、また別世界のSPAルームなのです。だから温泉に入って身体を温めてからマッサージと効果的なコースが可能なのです。
エステ:VIP専用マッサージルーム!
宿泊客専用アロマオイルマッサージコースあり。ローズのやさしい甘い香りと元気が出るすっきりしたレモングラスの香りの2種類から選択します。
フランス南部から取り寄せているアロマオイルには絶対の自信ありとか!今までオイルに関して特に感想を持った覚えがないナビですが、手のひらにとって見ると、本当に美しく柔らかでその香りをかいでいると、なんだか心まで優しくなる感じがするのです。また、一般のSPAエリアとは別にVIPルームも用意。
レストラン:和洋中あり!
1階は、滝の流れる中庭や目の前の公園のグリーンが見える明るい洋式レストランカフェバー。
朝食、下午茶(アフタヌーンティ)、西洋風料理、バーと時間帯によって色々な顔を持っています。夜はライブが入るときもあり、朝食をとった場所とは思えません。
階段を上り、左側には明るく大きな中華レストランと宴会・会議室。
右手は日本料理の和式個室が6つあり、家族や友達とゆっくり食事が楽しめそうです。寿司カウンターもありました。ここの特徴は、食材と料理方法にこだわって、お客様の健康保養を第一とし、季節ごとに旬の料理を創作しているということです。
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昼食: 11:30AM~14:30PM ・ 夕食:17:30AM~22:00PM)
地下には、宴会ホールがあり、パーティー、披露宴、記者会見、会議など色んな用途で使うことができます。
レストラン:ランチ養生コースをいただきます!
鴨肉とネギのやきそば(ちょっぴり唐辛子もきいた香港式細麺焼きそば)
今日は、ランチで最も人気があり、ボリュームもあって、さらに身体に良いという創作中華&日本料理の養生Aコースをいただきました。養生Bコースもあります。他にもメニューはいろいろあり、手巻き寿司もありました。
豚あばら肉の漢方煮込みスープ。(漢方の香りがしますが、食べやすい。お肉が本当に柔らかく、体が温まります)
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鶏肉と豆腐の笹巻き焼き(これも身体に良さそうな漢方の香り)
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鮭の味噌焼き(日本というより洋風の少し甘めの味噌あじ)
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タピオカ黒もち米とフルーツのデザート(豪華に出てきますので、デザート分のお腹開けておいてね)
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自然の温泉だけに頼ることなく、すべての五感(ホテル内至る所の美しさ、温泉やアロマの香り、水の音やSPAサウンド、健康を考えた食事、温泉で暖かく肌もなめらかに、そしてエステマッサージ)への癒しが考えられています。
トータルにリラックスを提供してくれるこの「水美温泉会館」、皆様にも一度体験してほしいです。
以上、台北ナビでした。