「ここに宿泊するために高雄を訪れたい」と思わせてくれるホテル!高雄のランドマーク85大樓や西子湾を望める高層階インフィニティープールは圧巻です
こんにちは、台北ナビです。
早速ですが、ナビは高雄が大好きです。だから高雄へ遊びに行くときは、外出時間が長くて、ホテルにいるのは寝る時だけという具合なのですが、「ホテルにずっといたい」と思わせてくれたのが、今回ご紹介する「Taiアーバンリゾート(承億酒店)」です。
24階にあるインフィニティ―プール、ミシュラン星付きシェフレストラン、映画館、高雄市立図書館と空中回廊でつながっている………などなど、ホテル内の付帯施設が注目を集めるのですが、ナビは客室の心地よさに惚れ込みました!
というわけで、客室紹介を中心にご紹介したいと思います。
台湾各地の文化の魅力を発信する「承億集團(承億グループ)」!
台湾通なら「承億」の文字を見てぴ~んと来た人も多いはず!
そうです、嘉義からスタートし、淡水、台中、花蓮、墾丁、日月潭に文旅シリーズ(文化創造をテーマにしたホテル)を展開し、台南と高雄にもドミトリーを持っているあの「承億集團」です。
「承億集團」のキャラクター「憨吉」はここでも健在!毎日の日の入りを教えてくれるだけでなく、住所と名前をかけば1年後に届く「未来はがき」を出すことができますよ!
どのホテルもこぢんまりとしていながら、その土地ならではのホテルを作り出し、文青と呼ばれる若者に絶大な人気を誇っています。
そんな「承億集團」が新しく10億元もの大金をかけて作り上げたのが「Taiアーバンリゾート(承億酒店)」です。
台湾にある5つ星ホテルのほとんどが外資系。しかし、この「Taiアーバンリゾート(承億酒店)」は正真正銘台湾企業が作り上げたホテルです。
各客室には高雄の観光名所の写真が飾られています
ほかの系列ホテルとは規模が違いますが、その土地の特色を大きく反映させたホテルを作るという理念は変わりません。
高雄は台湾語が飛び交い、人情味があふれています。そんな高雄をテーマにしたホテルだから、外資系のホテルには真似できない、独創的で温かみあふれるホテルになっています。
バスルームの床は磨石子(テラゾ―)模様
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ベッド脇のナイトテーブルには台湾の伝統的な竹編み
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波打つようなガラスは台湾の昔ながらの家でよく見られたもの
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モダンな室内と台湾のなつかしさが詰まったデザインは「承億」らしい! |
海と本をデザインの柱に!
きっと台湾で最も美しく、最も価値のあるトランクルーム
ホテルの1階に入ると、何だかインダストリアルなオブジェのようなものがど~んと置かれています。これは、彫刻アーティスト「王忠龍」氏の作品で、船舶解体工業の歴史をテーマに作られました。
しかも、これはただのオブジェではないんです。なんとこれ、トランクルームなんです。チェックイン前に到着しちゃった、チェックアウト後に荷物を預かって欲しいなという時に使うんです。こんな美しすぎるトランクルームは見たことな~い!
壁一面に本が並ぶ姿は圧巻!トランクルームの後ろにありますよ!
ホテルに入った途端、外の街とは全く異なる雰囲気が漂いますが、チェックインロビーの25階にはまた違った世界観が広がっています。
25階は「本」がテーマになっています。というのも「高雄市立圖書館總館(高雄市立図書館総館)」と7階のスカイウォークでつながっているから。7階には「承風青鳥」というブックカフェもあって、「本」づくしなんです。
素敵すぎる空間!
「本」以外にも、「茶」の要素もちりばめられています。お茶をゆっくり飲みながら読書を楽しむ……。せわしない毎日を過ごしていると、こういう時間がかけがいのない時間になりますよね。
今、高雄で最もアツいのはこのインフィニティ―プール!
こんなに高く、こんなに近く「85大樓」が見えて嬉しい!夕陽の名所「西子湾」も望めます!
「承億酒店」の見所をあげていくときりがないのですが、みんなが大注目しているのが、24階にある「インフィニティ―プール」です。世界中には様々な「インフィニティ―プール」がありますが、ここの特徴は外縁部が厚いアクリル板になっていて、透明であること。つまり、空中プールのような錯覚に陥るんです。
高雄のランドマーク「85大樓」や「西子湾」を望むことができるロケーションも最高!ホテルスタッフのおすすめは夕陽と一緒の撮影。高雄旅行の思い出に、ここで必ず写真を撮るべし!
ちなみにここに入れるのは宿泊客のみですよ。
開放時間:6:00~12:00、13:00~21:00
【客室設備】あったらいいなが揃う客室!台湾ブランドのアメニティが嬉しい♡
<バスルーム>&<アメニティ>
ハンドタオル
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台湾の大理石を使用してモノづくりをしているブランド「Verde」のアクセサリートレイ。蛇紋石(サーペンティン)の緑色が美しい♡うがい用のコップも「Verde」製ですよ
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シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
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ベッド脇に置いているボディミルク
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お茶の実からコスメ作りをしている「茶籽堂」 |
バスルーム
楽と書かれた籠の中には……
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歯磨きセット、櫛、シャワーキャップ、バニティキット、カミソリ、綿棒・デンタルフロス
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<クローゼット>
オープン式のクローゼット
ふわふわのバスローブ
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使い捨てだとは思えないスリッパ
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<ベッドルーム>
寝心地抜群のベッド。足元にはふっとベンチがありますよ!
台湾の懐かしのおやつ籠。お菓子はすべて無料ですよ~
台湾のスナック菓子と一緒に置かれているウェルカムフルーツももちろん無料
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冷蔵庫の中のものはすべてフリー!
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カプセルをセットしてボタン一つで本格的な(エスプレッソ)コーヒーなどを飲める「ネスプレッソ」
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食器類は引き出しの中にまとまっています
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【お部屋拝見】快適すぎてどうしましょう!
ハーバービューの「亞灣海景」は85大樓が見えるお部屋、シティービューの「港灣城景」は高雄の街が見渡せます。
「亞灣海景」なら85大樓がお部屋から見えますよ~!
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ナビが宿泊した「港灣城景」のお部屋からは夢時代の観覧車が見えて、夜景がきれい!
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台湾のカップルに大人気だというのがこのお部屋。部屋に入った途端、目を疑いました……。窓際のバスタブに向かい合うようにして置かれているベッドの間に仕切りはなし。この超オープンな客室は初めて見たように思います。
高雄の町並みを見ながらバスタイム!(と言っても、プライバシーは守るようにカーテンを閉めることをおすすめします)
ドアを開けた途端「広~い!」と叫んでしまったお部屋。クイーンサイズ(160×200cm)のベッドが2台並び、バスタブもあり。友人との2人旅で、ベッドは別々で寝たいという方にぴったりのお部屋。もちろん子連れ旅にも良さそうです。
子供が走り回れそうなくらい広い!
ナビはこのタイプの部屋にナビスタッフと宿泊体験をしました。
友人との旅行だから、洗面台が2つあるのが助かるし、ベッドのほかにゆっくり休憩できるデスクやソファーが置かれているから、2人の時間も楽しみつつ、自分の時間やスペースもしっかり確保できたのも、旅の快適さに繋がったように感じます。
2面窓から高雄の太陽光が燦燦と降り注ぎ、明るく開放感あふれる客室。配置の妙で、開放的ながらリビング、ベッドルーム、クローゼット、バスルームがきちんと独立しています。
ワンランク上の宿泊を望む方はこのタイプのお部屋がおすすめですよ!
「85大樓」を見ながら朝食を食べよう!
85大樓と朝食
ホテル内には12つのレストラン&ショップがあります。
オールデーダイニング「
貳陸日全食」では朝食はビュッフェ、昼食・夕食はハーフビュッフェがいただけます。宿泊客の朝食は「貳陸日全食」で「85大樓」を眺めながらどうぞ。
25階のシガー&ウィスキーバー「雪茄酒藏館」
そのほか、プールサイドバー、360°の景色が楽しめるバー、和ビストロ(創作居酒屋)、ティーサロン、コーヒーショップ、シガー&ウィスキーバー、ブックカフェ、会席レストラン、ベーカリーなど、「食」も大充実しています。