宋王朝を意識したほんのり中国風の雰囲気と、見惚れる景色に心が掴まれてしまいます
こんにちは、台北ナビです。
今回は、台湾でも指折りのスーパーデラックスホテル「シャングリラ・ファーイースタンプラザホテル」にやってきました!
ナビは前に一度足を踏み入れたことがありますが、その時はどんなホテルか何も知らずに行ったので、あのそびえるツインタワーと想像以上のグレードの高い雰囲気に尻込みした記憶が…今日はその経験を活かし、めっきり着る機会が少なくなったオーダーシャツを着て参上しました。気合いを入れてゴー!!
ツインタワーの左側
ホテル前の大通り敦化南路から近づくと、ドドーンとそびえるツインタワーが目に入ります。この左側のタワーが「シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル」。43階建ての高層ビルです。こちらの方からホテルへ入ると、すぐ左手にラウンジの「ロビーコート」が。この入口は裏口にあたるのかと思いますが、正面玄関は安和路の方を向いています。ただ、ナビたちも今回そうだったように、タクシーで向かうとおそらく敦化南路で降ろされることもあると思いますし、こちら側に空港間のリムジン乗降所もありますので、要チェック!
右側のタワーはショッピングモール「遠企購物中心」やオフィスとなっています。このショッピングモールは、台湾セレブ層が集まるようなちょっとお高いブランドショップが多く、おみやげなんかは見つけにくいかも…ただ、地下2階には日本食材がたっぷり揃う「city super」が入っているので、何かという時に便利です。ぜひ、ブラブラしてみてください。
ナビたちは敦化南路側から入ってしまったので、ロビーへは道なりにグルッと歩きました。外観も丸いタワーとなっているのですが、中も丸かった!真中に円柱がドッシリと刺さっている感じです。その円柱を中心に全体的に柱も壁も丸くなっています。その円柱の正体は、エレベーターホール!その空間も大理石造りで、それはまるで、これから異空間へ飛び込むゲートのよう…大きな蘭の花が飾られていたり、客室階には宋王朝の置物と、非日常的な雰囲気を提供してくれます。
話はロビーに戻りますが、大きさとしては決して広くありません。ですが、天井がものすごく高いため、圧迫感を感じさせません。また、トーンダウンされた暖色系の明かりと大きな書、宋王朝の置物などの効果で「落ち着いてる」って言いたくなります。欧米系のビシッとスーツを着こなしたビジネスマンの姿を見ても、「やっぱりここは世界に認められたホテルなんだー」と再認識できるのです。
客室アメニティ・設備
ナビがとってもイイナと思ったのは、浴室の大理石!深い紫のような色で高級感があります。全室浴槽とシャワールームが独立しています。さらに、テレビも完備!でも、洗面所の方に置いてあるので、これが浴槽の脇にあって、浸かりながら見れた方がいいような…クローゼットもウォークインで広々。
客室のアメニティもできる限り引出しの中に収まるようにされていて、不必要なものは目に入らないよう機能的に作られています。
33階以上のデラックス、エグゼクティブルームがホライズンルームとなり、このホライズンルームとスイートのお部屋には、全室アメニティがロクシタンのものになり、DVDデッキが完備されます。
客室情報
さて、いよいよ、客室を見せてもらいましょう。
客室数は420室と多い割に、1フロアには16部屋しかありません。これがここの特徴で、ひと部屋の大きさが11坪以上とすべての部屋がゆったり設計になっていること。天井も高く、客室の向かい側には客室がないため、「ドアを開けた時にバッタリ…」などという心配も要りません。窓も大きく、高層階は眺めバツグン!通路のじゅうたんもフカフカ。エレベーターホールを抜けると、すぐプライベート感が感じられます。
■Superior Room(スーペリアルーム/豪華客房)
このタイプがいちばんリーズナブルなのですが、まるでスイートかのような印象を受けます。ナビはこの部屋で充分です…(笑)。2人部屋で、エキストラベッドの追加はできません。
■Deluxe Room(デラックスルーム/尊榮客房)
いちばん客室数の多いデラックスルーム。13坪と広くなります。こちらもエキストラベッドの追加不可。
■Executive Room(エグゼクティブルーム/行政客房)
17坪とかなりの広さ。リビングスペース、大きめな植物も飾られていて、ゆったりくつろげます。窓も二面以上と採光もたっぷり。エキストラベッドOK。
■Plaza Suite(プラザスイート/雅仕套房)
24坪!こんなイイ部屋でもビジネス利用が多いらしく、ファックスなども部屋に備え付けられていました。ベッドの上のクッションの数も格別多かったです!
さっそく、朝食会場の6階「遠東CAFÉ」に案内していただきました。入口には瑠璃製品が飾られていてとってもステキ♪さらに奥に足を踏み入れると、こりゃまたステキ!ショッピングモールの吹き抜け部分上部がこのレストランになっていたんです。天井まで透明になっているので、その開放感ときたら並ぶものはありません。
この日はあいにくの雨。天気がよかったらどんなに気持ちイイことでしょう…朝食時間は、6:30~10:00。宿泊以外の方も利用できます。この時間は下のショッピングモールは開店していないので、騒音が気になるということもありませんよ。お客さん全体の60%が欧米客ということもあり、洋食メニューが目立ち、その質もイチバン。冷菜やその場で作ってくれるオムレツなどがやっぱりオススメ!フルーツもこの日は12種類とダントツの豊富さでした。
さらに、ナビたちもまだ食べたことがなかったようなフルーツも置かれていて…台湾らしいフルーツを存分に食べてください!でも、中華メニューも負けていません。外国人でも食べやすい味付けで、台湾らしい中華も豊富に並びます。焼売やお粥も数種ずつ。豆乳は鍋で煮込んであって美味でした!日本食は多くありません。みそ汁も甘いし…ただ、ナビ的にはドリンクもよかった!アイスチョコレートなんておかわり必至です。
レストランだけでも利用価値大!
そのほかここには、宿泊しなくてもぜひとも利用したい魅力あふれるレストランが詰まっています。では、大きなエレベーターに乗って、まずは39階へ。
上海料理 上海酔月樓
ここの個室では昔、アメリカのクリントン元大統領も食したことがあるとか。景色を見下ろせるカップルシートもあります。
38階イタリア料理のマルコポーロレストラン。このレストランがいちばん知名度があるのでは!?101がきれいに、そして近くに見える景色は台北でも随一!そんなわけで、以前ナビが訪れた時は、プロポーズ中のカップルに遭遇♪スタッフの方に伺ってみると、ここではほぼ毎日プロポーズを目撃できるとか…台湾男子のとっておきのレストラン!てわけですね★
充実の施設
6階ヘルスクラブエリアには、最新マシーンのほかにも、ジャグジーバスやサウナ、休憩室が備えられています。
40階までググーンと一気に上がると、景色が最高のスパ「Qi SPA」があります。
さすが40階!「ワー!!」と思わず声を出した後は、景色にしばし見惚れてしまいました…こんなところでいつかスパ受けてみたい!女の子の夢ですね…
スパを出たところに、素敵な通路を発見!
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屋外プール。ここからも101が見えます!
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33階以上のホライズンビジネスフロアに宿泊の方は、36階にある「ホライズンラウンジ」の利用ができます。
朝食、ドリンク、スナック、カクテルなどが無料で用意されているほか、新聞や雑誌、パソコンまで。さすがビジネスマンの利用が多いホテル、株式マーケットがチェックできるパソコンや会議室も完備。また、特設カウンターでのチェックイン・アウトも可能です。
ナビたちの今回の取材時間は約5時間。写真は約500枚も撮りました。実は、載せられる写真の数には限度があるので、これ以上載せられないのですが、ナビは正直、ほかにも載せたかった写真が山ほど…部屋からのすばらしい景色や、ホテルの調度品などなど。見ていただけないのが残念です。あとは、みなさんの目で直接確かめていただくのを望むばかりです。そんな素敵なホテル、ぜひ訪れてみてください。
以上、台北ナビでした。