中国信託が経営するホテルは快適かつユーザーに便利な思いやり。信頼がおけるホテルです
こんにちは、台北ナビです。
今日は台中で根強い人気を誇るチャイナトラストホテル(中信大飯店)をご紹介します。台湾に9つ、アモイに1つのホテルを経営するチャイナトラストホテルグループは30年の歴史を持ち、台湾でも相当の知名度と評価を受けています。ここ台中のホテルも地元に根付いて10年目、高速道路の大雅インターを降りてすぐという立地で、中部観光の拠点として海外からのお客様はもとより台湾の多くの企業にもよく利用されています。
お客様への思いやりを第一に
玄関右にあるベンチ
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ロビーの左側にテーブルとソファー
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フロントも明るい雰囲気
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フロント右手に2基あるエレベーター
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この規模のホテルらしくオーソドックスなロビーですが、よく見ると細かいところにお客様への思いやりを感じるところがありました。
玄関には大きな台中市内地図
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観光地やビジネススポットへのタクシー料金表
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看板型の大きな台中市の地図は、台中科学園区や潭子加工区なども描かれているので、ビジネストリップの方は玄関を出る前にもう一度行き先を確認できます。また玄関すぐ右手のカウンターには、逢甲夜市や一中街といった市内の人気夜市へのタクシー案内と、ホテルから飛行場や台中科学園区といったビジネススポット、SOGOや三越などのショッピングスポットなどの昼夜別料金表が貼ってありました。多くのホテルではロビーの美観を優先してこうした形の案内は置いてないのですが、こちらではお客様の問い合わせが多いので一目で分かるようにしているそうです。これを見ればいちいちフロントに尋ねる面倒もなく、タクシーも不安を感じず利用できそうですね。
クローゼット上部にはふとんとハンガー(シングルの部屋で6本)
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クローゼット下部にはランドリーバッグ、使い捨てスリッパ、予備のトイレットペーパー
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ホテルのコンセプトはCOZY(こざっぱりしていて快適)。備品は各室に木製クローゼット、テレビ、冷蔵庫、デスク、テーブルとイス、トランクラックがあります。ケーブルテレビは100チャンネル以上あり、NHKのほか台中で見ることのできる3つの日本語チャンネルは全て視聴できます。
折りたたみトランクラック(シングルの部屋)
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シングルでもミネラルウォーター2本。
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ウェルカムのお菓子
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ベッドの両脇にもミニテーブル(シングルの部屋)
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各室に人数分のミネラルウォーターとカップ&ソーサー、コーヒー・紅茶のパック、ウェルカム菓子が準備され、湯沸しポットが置いてあります。
人数分のグラス
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必要なアメニティグッズはしっかりあります
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備え付けドライヤー、伸縮型メイク用ミラー
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バスタブの上にはタオル
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浴室にはグラス、ドライヤー、メイク用ミラーが備え付け。また歯ブラシ、ハミガキ、シャンプー、リンス、ボディシャンプー、シャワーキャップ、ヒゲソリ、クシといったアメニティグッズが常備されています。
トイレは自動洗浄式ではありませんが、シャワーブースとバスタブは分離式なので、床の水濡れの心配はありません。また、インターネットは全室ADSL回線が設置。ロビー及び9階以上で無線LANも使えます。パソコン持参のお客様にはチェックイン時にADSL回線ケーブルを無料で貸してくれます。
客室情報
緊急避難図を見ていただくと分かるように、1フロアに10室というホテルの造りはとってもシンプル。3Fから13Fが客室となっていて、片側5室で左右対称、突き当りの両側がシングルのお部屋です。ここでもエレベーターから降りてすぐフロア見取り図が目につくようになっています。立地的に幹線道路から一歩入ったところにあるため、ホテルの前は車通りも少なく夜も静かです。
Superior Single(スーペリア・シングル) 7坪
スーぺリア・シングルは全部で20室あり、全てコーナールームで、2面窓の明るい採光になっています。ベッドはキングサイズのセミロング(180×210)なので2人でもゆったりできます。
Superior Twin(スーペリア・ツイン) 9.5坪
全32室。ベッドサイズはセミダブルのセミロング(120×210)が2つ。北東に面した窓からは潭子郷の方角がみえます。
Superior Triple(スーペリア・トリプル) 9.5坪
トリプルは4室あり、ベッドはセミダブルのセミロング(120×210)が3つ。一般ホテルのトリプルではエクストラベッドを入れる場合も多いのですが、誰がどこに寝るかで遠慮したりしますから、同じ形というのがうれしいですね。
Superior Family(スーペリア・ファミリー) 9.5坪
全16室。ベッドはクィーンサイズのセミロング(150×210)が2つ。南西側の窓からは玄関前の駐車場と向かいの新館(建設中)が見えます。こちらのタイプの場合、浴室にはシャワー専用ブースはありません。
ビュッフェとレストラン
朝食は2Fにあるビュッフェレストランにて。内容は洋食と中華風が中心で、サラダバー、飲み物コーナー、フルーツなど。和食は味噌汁があるだけでしたが、今後は和風のおかずも増やしていく予定だそう
。目玉焼やオムレツといったタマゴ料理はシェフがその場で作ってくれます。80席という規模なので、大きなホテルのように食べ物のテーブルまで遠すぎることもなく、また適度に空間がとってあるので、落ち着いて食事ができる雰囲気です。
ここでナビは日本からツアーで来られたというお客様に、ホテルの感想をうかがいました。「部屋が広く、ベッドも大きくてよかったです。」「台湾は初めてですが、食べ物が美味しいと聞いているので楽しみです。」とのこと。これから台北の方にも行かれるそうです。台湾の旅を楽しんでくださいね。
2F 中西式自助餐廰 朝食 6:30~9:30
宿泊客以外でも250元(サービス料込)で利用できます。
1Fフロント左手にある「秋粤園」は広東料理を中心としたレストラン。中はかなり広く、披露宴などにも利用されます。また会議などにも利用できる大小規模の個室もあり。団体ツアーの場合、ここで昼食やディナーというコースも。
現在のメニューは、昼は広東式飲茶、夜は最近日本でも知名度が高まってきた客家(ハッカ)料理で、やや濃い目の味付けが日本人の口にあうと好評だそうです。個人のお客さん向けには、260元~580元のセットメニューもあり、季節の料理からフカヒレまで堪能することができます。
レストラン「秋粤園」
営業時間:11:00~14:30(オーダーストップ 14:00) 17:00~21:30(オーダーストップ 21:00)
サービス料:10%
付帯施設
15Fには無料のフィットネスジムとラウンジ、ランドリー、有料の会議室があります。
エレベーターから降り、通路の右側は会議室、左側はソファーが並ぶラウンジになっていて、真ん中に卓球台が置いてありました。通路の突き当たりがフィットネスジムで、大きな窓からは台中県との境にある大肚山や、南投県の中央山脈の方向も広く見えます。とっても気持ちよく運動できそう。
フィットネスジム 利用時間 06:00~10:00 17:00~22:00
ランドリーはエレベーターを降りてすぐ右の階段踊り場。無料で使える洗濯機と乾燥機が1台づつあり、洗剤も置いてあります。
ランドリー 利用時間 06:00~22:00
1Fロビーにはビジネスセンター(2席)があり、パソコンやファクスが無料で利用できます。
日本からのお客様も多いので、フロントのスタッフは全員、日本語検定3級、4級を取得しています。新館もオープンし、サウナやプールなども設備されています。現在のホテルと合わせて選択肢も広がりそうです。
以上、台北ナビでした。