入国/空港から市内へ(バス情報など)/空港から地方へ(バス情報など)
台北市内からは約40㎞、桃園市に位置する台湾桃園国際空港。
空港は、第1ターミナルビルと第2ターミナルビルの2つに分かれています。
第1ターミナルビルは1979年、第2ターミナルビルは2000年7月に完成。第1ターミナルは改装が進められています。
台北市内へは渋滞がなければ車なら約40~50分で着きますが、渋滞時には1時間半くらいかかることもあるのでご注意を。
飛行機到着から入国審査・税関を経て、到着ロビーまで、所要時間は約30分ぐらいです。
★入国手続きについては「台湾・ビザと入国・気候と服装」の記事をご覧ください。
★一部の便は松山空港に到着、松山空港から入国します。
第1ターミナル到着ロビー
第1ターミナルは出発ロビーと到着ロビーが同じ建物内に背中合わせに作られています。
観光のインフォメーションカウンター(ナビマガもあり)やホテル案内、携帯電話レンタルやリムジンサービスをご利用の方は右へ。携帯電話レンタルサービスは数社あるので、用途や料金を見比べましょう。
ハイヤーサービスもあります。到着が遅くなる場合は安心。台北ナビでも予約可能。
第2ターミナル到着ロビー
第2ターミナルは1階が到着ロビー、3階が出発ロビー、4階がレストラン街。
飛行機を降りて通路を行きます
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入国審査
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Non-Citizen(非中華民国)に並びます
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荷物を受け取ったら外へ
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<ツアーインフォメーションカウンター>到着ロビーを出ると正面にツアーインフォメーションカウンターがあり、観光の相談に乗ってくれます。
いろいろな観光パンフレットもおいてあります(ナビマガも)。
<ホテル予約センター>ホテルの決まっていない人は第1、第2ターミナルどちらもインフォメーションカウンター近くにある「旅館業訂房中心」(ホテル予約センター)へ。こちらでは台北市内の中級以上(1部屋2000元~)のホテル予約を無料でやってもらえます。
両替も済ませたし、何のサービスもいらない!バスにそのまま乗る!という方は右へお進みください。「新東陽」まで進んで右に曲がり、すこし歩けばもうそこがバス乗り場。携帯電話、荷物預け、ホテル紹介サービスが必要な方は左へ行き、レストランを左に曲がればあります。
両替
到着ゲートから到着ロビーまでの間には、銀行の窓口がいたるところにあり、いずれの窓口でも両替が可能です。
日本の空港でも日本円から台湾元両替できますが為替レートがよくないので、台湾到着後に空港の銀行窓口で両替する方がよいでしょう。
★土日は市内の銀行が閉まるので、空港で事前に両替しておくことをおすすめします。
携帯電話レンタル(行動電話服務中心)
台湾で携帯電話事業を行っている携帯電話をレンタルできます。日本語のパンフレットやチラシを置いています。料金は業者やレンタル機種により異なります。
またカウンターは24時間営業ではありません。電話機の返却の際は、営業時間に注意してください。
★SIMカードレンタルや、wifiルータのレンタルもあります。
スカイトレイン駅
桃園国際空港の第1ターミナルビルと第2ターミナルビルは連絡用の電車(SKYTRAIN)が運行しています。
料金:無料
運行時間:6:00-24:00
運行間隔:2-4分(6:00~22:00)、4-8分(22:00~24:00)
空港から市内へ
桃園国際空港から台北市内までは、鉄道の空港MRT(桃園機場捷運)と空港リムジンバスがあります。
空港MRTはバスよりも若干早く、交通事情に左右されない定時運行が何よりも魅力。
空港バスは本数も多く、24時間運行する路線もあります。また鉄道よりも若干料金が安くなります。
●空港MRT<乗車位置>第1ターミナル:地下3F ※出国エリアの道路側に地下2Fまでエレベーターあり
第2ターミナル:地下2F ※地下1Fまでエスカレーターあり
<到着場所>台北駅
※台鉄(国鉄)の台北駅から地下道で直結(約7分)
※MRT松山新店線北門駅と地下道で連結(約10分)
<所要時間>急行(直達車)37~38分/各駅(普通車)
<運行間隔>15分。
<運行時間>朝6時10分~夜22時40分ごろ
<切符の買い方>改札近くに切符売り場があります。
※交通カード(悠遊カード)を利用できます。
●空港バス
<乗車位置>
第1ターミナル:B1階、入国バス乗り場。
第2ターミナル:1階、入国ロビー北東側屋外通路乗り場。
↓ 必ずお読みください!
<事前に確認しておくこと>
まず乗る路線と降りるバス停を決めます。
運行時間は空港から台北市内に向かう最終バスが午前1時頃、市内までは所要時間約40-70分。途中のバス停が多いバスは時間がかかります。
★一部バスは24時間運行。
<切符の買い方>
乗車前にカウンターでチケットを購入します。チケット売り場はバス会社ごとに分かれ、乗るバスの会社の窓口でチケットを購入します。発音が不安な場合は行き先のバス停を書いて渡してもいいかも。窓口には料金や発車時刻が表示されています。料金や目的地を見比べて、各社窓口で切符を買いましょう。
★良く利用されるバス停であれば日本語が通じることもあります。
<バスの乗り方>
バス乗り場には係員がいて、下車するバス停を聞かれます。その際、切符とバス停を書いたメモを見せれば案内してもらえます。
バスが到着したら、トランクなど大きな荷物を座席下の荷台に入れます。下車するバス停によって荷台内の区画が分かれているので、自分で荷物を入れるときは確認しましょう。区画を間違えると下車時に荷物が出せないことがあるのでご注意を。係員がトランクを入れてくれる時もあります。荷台に入れたら乗車し、席に着きます(席は自由席)。
<バスの降り方>
バス停が近づくと運転手がアナウンスをするので、目的のバス停かどうかよく聞いてください。日本語や英語のアナウンスはないので、運転手に切符とバス停を書いたメモを見せて再確認しましょう。下車の際にはトランクに入れた荷物を忘れないように受け取ってください。運転手は「荷物があるか?」と聞くので、トランクの方向を指さすなりして、意志表示をしてください。
●タクシー、ホテルバス
<エアポートタクシー>
空港出口で客引きをしているタクシーも多いですが、安全面では公営のエアポートタクシーを利用するのが安心。料金は一律メーターの50%の割増料金が加算されます。市内までの料金は1200元前後。
<ホテルバス>
高級ホテルを事前に予約しているか、空港カウンターで予約をした場合のみ利用可。一人500元前後。
●シャトルバス+新幹線(台湾高鉄)
<シャトルバス>
最寄りの新幹線(高鉄)桃園駅までは、シャトルバスが運行しています。所要時間約20分。
<新幹線(高鉄)>
高鉄桃園駅からは新幹線に乗車します。切符は自動販売機でも購入できます。
桃園駅から台北駅まで約20分。
入国手続き
入国審査を済ませたあと、免税範囲を超過している物品、課税物品および制限物品を持ち込む場合、あるいは不明の場合、税関申告書(中華民國海關申報單)に記入した上で、赤のカウンターにて税関審査を受ける必要があります。
免税の場合は税関申告書の記入は免除されますが、緑のカウンターで簡易審査を受ける場合もあります。
台湾の免税範囲・禁止品目免税範囲品目:
・有価証券、金、現金:10,000米ドル以内、60,000台湾元以内、20,000人民元以内、20,000米ドル相当以下の金。
・物品:総額で2万元まで
・酒:1リットル以内
・タバコ:紙巻タバコ200本以内、葉巻25本以内、刻みタバコ1ポンド(454g)以内
・携帯品輸入物品:20,000米ドル以下
※免税範囲が不明な場合は、税関でご確認ください。
課税物品および制限物品:
→こちらをご覧ください(別ファイルが開きます(中国語)
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-10-28