魯旦 & 川鍋(建国店)

四川風激辛鍋専門店

閉店・移転、情報の修正などの報告

炭火を使った麻辣火鍋の店がリニューアル。グルメをうならす数々のこだわり。

こんにちは、台北ナビです。

台北の街を歩いていると、「麻辣火鍋」という看板をあちこちで見かけます。実はこれ、舌がしびれる「激辛鍋」のことを指しているのです。この麻辣火鍋、食べ放題のお店も多いので、一体どの店がおいしいのか分らず悩む方も多いはず。

今日はそんな中でも格別な味が楽しめるお店をご紹介いたしましょう。深夜までお酒も飲めますよ~。

渋い店内ご紹介!

「魯旦・川鍋建國店」には何度もおじゃましているナビ。今回もまたまた取材してきました!店内は相変わらずもとってもレトロ。しかも、オーナーがバイクを運転していた時にたまたま見つけたというこの建物は、日本統治時代の将軍のものだったとか。台北中心部でこんなにも歴史のある建物が保存状態もよく残っていたことが奇跡的!

また、それをたまたま見つけてしまったオーナーである沈宜建さんも、またきっとこの建物と縁があったんですねっ!内装はできるだけお店で使い続けてきたものを使いたい!というオーナーの思いのもと、机、イスはもちろん、窓まで運んできて、オーナーが自らデザインし、改装したというこちら。日本と中華文化がほどよく調和する店内!とっても雰囲気のいいお店です。
店は1階と2階があり…

1階:川鍋建國店

2階:魯旦建國店
となってます。名前が違うだけで、どっちでも鍋もその他の料理もお酒も楽しめます。辛い鍋はダメ…という方もそれ以外のメニューが豊富なので大丈夫。大人数で来たときは鍋とサイドメニューで楽しむもよし!カクテルも豊富なので飲み中心にしてもよし!少人数にもOK…と、いろいろなシチュエーションに対応してくれる店なのです。

以前のお店も日本人のお客さんは4分の1ほど占めるほど日本人の舌に合うんです。きっとこのお店も日本人に好まれること間違いなしですね!

"麻辣火鍋"とは一体どんな鍋?

さて、「麻辣火鍋」を食べたことがない方のために、いくつか予備知識をお教えしましょう。

まずは、出されたスープをのぞいてみましょう。まるで「地獄池」のように赤く煮えたぎっています。このスープ、店によって作り方が異なりますが、一般的には豚の血を隠し味にして、山椒やトウガラシ、その他いろいろな調味料を加えて作っています。ここに肉や野菜、つみれなどの具をどんどん加え煮込んでいくのですが、具からも味が出ていきますので、食べているうちにより風味が増して、食欲をかきたてられます。

辛さが苦手な人には「鴛鴦火鍋(おしどり鍋)」がおすすめです。これは鍋を中央で半分に区切り、辛いスープと辛くないスープの両方を味わえる「一挙両得鍋」です。
麻辣火鍋

麻辣火鍋

鴛鴦火鍋

鴛鴦火鍋

ここの鍋がおいしい理由

「激辛鍋」と異名をとる麻辣火鍋。その名前を聞いて、恐れおののく人も多いと思います。実はナビも辛いものはとっても苦手なんです。恐る恐る食べてみてビックリ!!あれ、食べれる!しかもおいしい!!「麻辣火鍋」の辛さは先ほど書いたように、トウガラシの辛さが主なのですが、こちらは27種類もの漢方薬や香辛料からできているので、少し辛いですが食べられない!ということはなかったです。そして、どうも脂っこくなってしまいがちな麻辣火鍋ですが、こちらは『養生』というものを大切にしており、油や塩、醤油を極力使わないように心がけているそうです。

また、こちらでは鍋を注文する際にスープの辛さを大辣、中辣、小辣の3つから選べるのですが、今回ナビが小辣を注文したところ、お店が出してくれたのは小小辣。日本人は辛いのが苦手な人が多いからと、日本のお客さんが来店した際には小小辣を出しているとのこと。もし、小小辣では辛さが足りない方は後から辛さを足してくれます。調子に乗ったナビも本当の小辣にしてもらったところ、たちまち完敗…。と同時に小小辣にしてくれたお店の方に感謝の念が!

鍋の基本は4~5人分。中には、キャベツ・ネギ・鴨血・豆腐が入っています。この豆腐、味が染み込んでとっても美味でした。コレを1つ頼んだ後、皆さんで好きな具材をオーダーしていきます。おすすめは手作りエビつみれ(手工蝦仁泥)。一口食べてみると食感がまったく違うことに気づくはずです。練り物系の具材は、多くのお店では機械で大量生産したものを使っているのですが、こちらは具材ひとつひとつ手を抜かない!という思いが伝わってきます。

もうひとつの魅力は炭火を使用していること!お店に入る100メートルくらい前から炭火のにおいがしました!炭火を使っていることでお出汁がまろやかにもなっている気も・・・。もちろんレトロ感はより一層深まりますね!
火花が立ってきました!

火花が立ってきました!

自分でスプーンを使って形作るのも楽しみのひとつ!

自分でスプーンを使って形作るのも楽しみのひとつ!

辛さを増すためのスープ。辣椒と花椒が入ってます!

辛さを増すためのスープ。辣椒と花椒が入ってます!

具材紹介

お店の方におすすめ具材を聞きました!

ナビはタロイモと手作りエビつみれが気に入りました。たれは自分で調節してくださいねっ!階段近くにたれゾーンがあります。
ナビのたれ

ナビのたれ

◇牛肉(招牌牛肉)
◇豚肉(豬肉)
◇鶏肉(雞肉)
◇川丸子(特製団子)
◇魚豆腐(魚豆腐)
◇タロイモ(芋頭)
◇魚餃子(魚餃)
◇玉子餃子(蛋餃)
◇ラーメン(拉麵)
◇さつま揚げ(甜不辣)
◇揚げパン(油條):(出汁がしみこみとってもいいお味)
そのまま入れてみました!

そのまま入れてみました!

野菜も新鮮

野菜も新鮮

一度素揚げしているタロイモ

一度素揚げしているタロイモ

食欲そそります(牛肉)

食欲そそります(牛肉)

辛いスープとの相性バツグン!

辛いスープとの相性バツグン!

出汁がしみこみとってもいいお味

出汁がしみこみとってもいいお味

デザートの大学イモも絶品!

サツマイモ自体がとっても甘いんです。また周りのコーティングを水飴でかためるものではなく、春雨を素揚げしたものをまぶしてあるんです。これは、みんながキレイに大学イモを食べれるようにシェフが考案したものなのだそうです。手づかみで大学イモを食べれるなんて、ビックリです。

鍋以外にいくつか用意してもらいました

去骨嫩雞

去骨嫩雞

台湾生啤酒:500CC/ ピッチャー1500CC/

台湾生啤酒:500CC/ ピッチャー1500CC/

辣子雞丁

辣子雞丁

酸荀龍鬚菜

酸荀龍鬚菜

烤荀鍋巴鈹

烤荀鍋巴鈹

星座別酒

星座別酒

台湾料理なのですが、どれも日本人のナビの口に合うこと!そしてビール!ここにはカールスバーグの生ビールがあります。台湾でカールスバーグの生ビールってめずらしいんですって。もちろん台湾生ビールもあります。面白かったのは星座別に用意されたウォッカベースのオリジナルカクテル。日本人も星座占いが好きな人多いですけど、台湾は日本よりも星座に関心ある人が多いんです。そんな国ならではのカクテルですね。ナビはふたご座ですが、おとめ座を飲みました(笑)ビールや甘くないお酒が苦手な人に飲みやすい味です。また、「楽しいお酒」「恋人のお酒」「淑女のお酒」「紳士のお酒」「お酒が弱い人のお酒」など分けられているのも楽しいですよねっ!ネーミングに負けてたくさん飲んでしまいそうです。アルコールはちょっと・・という方にもノンアルコールの飲み物が充実しているこちらは楽しくのどを潤わせそうです!

深夜2時まで営業しているので、飲み会の2次会、3次会としてもおすすめ!ナビがおじゃました日、22時くらいからテレビ局の方が夜食を食べに来るんだぁ~って行って準備に取り掛かっていましたよ。「麻辣火鍋」の観念を変えてくれる川鍋!機会があったら是非行ってみてほしいお店です。

以上ナビでした。

記事更新日:2010-12-07

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2004-03-11

スポット更新日:2014-11-15

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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