台湾初心者は外せない必吃スポット!台湾リピーターや日本の芸能人たちにも長~く愛される小籠包の名店です!
こんにちは、台北ナビです。
地元の人たちには日本から来たお客さんを安心して連れて行ける店として重宝され、日本人旅行客や芸能人たちはこぞって食べに来るという中山エリアの小籠包の名店「京鼎樓」。
今回は今年で16年目を迎える「京鼎樓」の長きにわたって支持される理由を探っていきます。
にぎやかな街の中にあります
MRT「中山」駅周辺。多くの国内外の有名人や要人が利用したり、ハリウッド映画の舞台にもなったことのあるリージェント台北や、1Fベーカリーのパイナップルケーキが大人気のオークラプレステージ台北などから徒歩圏内。ナビプラザからも近く、長春路と林森北路の交差点からすぐのにぎやかな場所にあります。
通りの反対側から見ると白字に赤い看板がかなりわかりやすく目立ちます。この辺りはお茶屋、マッサージ屋、お土産物屋などもあり、観光や出張などにもとても便利です。
京鼎樓の店長は二代目の男前な次男さん
陳家の次男、陳韋翔さん
本人はご自身のことをオーナーではなく店長と言っていましたが、京鼎樓は家族経営で成り立っています。「鼎泰豊」で修行を積んだ彼のお父さんの代の陳三兄弟が独立して作った名店「京鼎小館」の2号店がココです。
以前は彼のお父さんが中山のお店を切り盛りし、次に長男さんが。この度6/21に台北市郊外の樹林にお店をオープンさせることになったので、そこを長男さんが任され、次男の陳韋翔さんは中山のお店を盛り上げていくこととなりました。
職人さんたちが一生懸命小籠包を作る姿には見入ってしまいます
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韋翔さんは二女一男のお父さんでもあります
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3フロアに分かれている店内
店内は1階と2階、そして地下のフロアに分かれています。
1階の店頭は小籠包作りがオープンキッチンで見えるようになっていて、その奥にテーブル席(12席)があります。地下へは1階右側の階段から下へ(44席)。そして2階には1階の入口を出て左側の階段から上がっていきます。2階フロアは全体で86席、個室もありますので、グループでの会食などにも使えますよ。
荷物ラックの用意もあります
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スーツケースはレジ前で預かってくれます
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点心のオススメ
小籠包や小籠湯包は定番でみなさん必ずオーダーするものなので、あえて今回はそれ以外のオススメをご紹介します!
ちなみに陳さんにタレの黄金比率を聞いたところ、お酢とお醤油の比率は3:1です。是非それで試してみてください。
* 蝦仁絲瓜小籠包(大) 320元
台北から南西に位置する島、澎湖の“澎湖角瓜”を使用。通常のヘチマは短めで太いのですが、澎湖角瓜は長く細いもので、とても食べ応えのあるヘチマ。あっさりして食べやすい小籠包です。限定数しか作らないので、まだ食べたことのない方は注文必至!
* 鮮魚蒸餃(大) 230元
台湾の鯛を使って蒸し餃子にしたもの。中身がぎっしりと詰まっていて魚独特のクセなどは一切なく、やさしい味です。
* 烏龍茶小籠包(大) 260元
皮には抹茶が、餡にはウーロン茶が練り込まれた小籠包。ほかのお店ではなかなかお目にかかれない独自商品で、日本の有名女優が来店した際に「お茶と小籠包を一気に楽しめたら。」という一言で生み出されたものです。とても存在感のある濃い目の味わいなので、一緒に食べるものの組み合わせを考慮したほうがいいかもしれません。カメラ担当のナビは醤油をつけずにそのままいただく味が好みでした。
* 素蒸餃(大) 220元(通常は10個入ですが撮影用で6個になっています)
雪裡紅という菜を漬物にした餡が入っていて、かな~り独特な風味がします。ニラやセロリ、ピーマンのような香りの強い野菜が好きな方は満足感が得られるはずです。もちろんベジタリアンの方にお薦め。
* 蟹肉小籠包(大) 340元(通常は10個入ですが撮影用で6個になっています)
セイロに一緒に入ってくる皮の丸い小さな塊は、蟹肉小籠包だという印です。日本からわざわざ松葉ガニの蟹肉を取り寄せているんだとか。口に含むと海鮮系の風味が豊か。やはり高級で上品な味です。
点心以外の料理も是非!
もちろん点心が要ですが、それ以外の料理も負けていません。
* 紅糟肉 330元紅麹を使用した甘めの豚肉。スライスの下には塊も入っています。しっかりとした味付けなのでビールのおつまみによく合います!
* 京鼎小炒 200元客家料理の代表的な炒め物、客家小炒の豚肉が牛肉になったヴァージョン。通常の客家小炒は辛めの味付けがしてありますが、これは唐辛子などは入っていないので、辛いのが苦手な方でも大丈夫です。シャキシャキ野菜と柔らかい牛肉のコントラストのある歯ごたえがたまりません。
※現在は販売しておりません。 ご了承下さい。
* 蝦仁起司捲 320元日本の京鼎樓のシェフより伝授されたメニュー。チーズ、エビ、トマト、台湾バジルがとてもうまくマッチした揚げ春巻き。見た目もお洒落で、ちょっと小籠包屋さんとは不釣合いな気もしますが、味は格別。かぶりつくとチーズが口の中に溢れ出てきます。チーズ好きには特に大満足な一品です。タイ式のサンラーダレにつけていただきます。
* 京鼎秘製雞塊 240元メニュー名の通り、お店の秘伝の特製レシピで作られた雞腿肉の唐揚げ。油っぽくなく、さらっと食べられます。付け合わせに添えられたエビせんべいがカラフルなので、フォトジェニックです。
*擔擔麵 150元
擔擔麵と言うよりも、胡麻風味が強めのピリ辛麺。チンゲン菜と絡めながら食べるとよりマイルドになり食べやすく、美味しいです。ただ、濃い目の味付けなので、擔擔麵を食べた後に醤油をつけた小籠包などを食べると、好みが分かれる味わいになってしまうのでこちらもご注意を。
※現在は販売しておりません。 ご了承下さい。
わかりやすいにぎやかな場所にあり、少人数でも、大人数でも美味しい小籠包を気軽に楽しめる。メニューも小籠包だけでなく日本人好みの味付けの中華料理をはじめバラエティに富んで価格他帯もお財布にやさしい。こんなに理由が揃っていたら、名店にならないわけがないですね。