台北屈指のラウンジバー「BARCODE・DEN]美味しいカクテルはもちろん、おすすめメニューはコンテスト優勝の牛肉麺!?
以下の内容は改装前のものです。参考程度にご覧ください。
ビルの外側にある専用エレベーターで5Fへ上がります!
こんにちは、台北ナビです。
MRT「市政府」駅から徒歩10分、百貨店が並ぶにぎやかなエリアにあるA19、エレベーターを上がって5Fにあるのが、今回ご紹介する台北のナイトスポットの先駆け「BARCODE」です。
エレベーターを降りてまず驚くのが、エントランスの照明がついてない所!え?まさか営業していない??と一瞬思ってしまいますが、そんな店内を奥へ進んでいくと、暗闇に浮かび上がるようにバーのエントランスが現れます。
「BARCODE」は全て台湾で人気のイギリス人デザイナー林馬克(リン・マーク)によるもので、L字型のバーカウンターや広々としたソファー席に、彩りをそえるようにグリーンが配置されていて、洗練されたくつろげる空間。何より目を引くのがジャグジー付きのバルコニー!
入ってすぐ目に入ってくるのはおたくさんのお酒が並んだバーカウンター
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バルコニーにはジャグジーも!店内からも目立ちます
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大量のあひるちゃんが入ったジャグジー!室内からもとっても目立ちます
バルコニーに出ると、お店の中とはまたガラッと変わった雰囲気で、小さなステージとバルコニー専用のバーカウンター、そして何より店内からも目を引くのは、あひるちゃんがいっぱいに浮かんだ巨大ジャグジー!
残念ながら入ることはできないそうですが、季節に合わせたグッズを浮かべたり、ライトアップすることでパーティー気分を盛り上げてくれます。
SUPER GIRL FESTAが台北で開催された時もここで打ち上げイベントがあったそう!他にも誕生日パーティーなどの際はお客さんの好みに合わせて音楽や装飾を変えたり、旧正月の時はお店からお客さんに紅包(お年玉)をくばったりなんていうサービスもあるそう!
バルコニー席は夏場はとっても気持ちいいそう!
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スタンディングパーティにぴったりの場所ですね~
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すべてはお客様のために!「BARCODE」のおもてなし
「バーコードのマークは、一見ただの線だけれど、その中にはいろんな情報がつまっている」。そんな理由でつけられた店名のこちらのお店のモットーは「ラグジュアリーな空間を楽しんでもらう」事。そのために大事なのはなんといってもお酒。
BARCODEは9年前にオープンしてから常においしいカクテルを出すお店としてとっても有名で、経験豊富なバーテンダーが作り出すカクテル数はなんて無限大!お客さんのオーダーに合わせてオリジナルカクテルを作ってくれるそう。
バーテンダーさんは皆黒服がよく似合う素敵な方ぞろい、お客さんも店員さんとの会話を楽しんでいて、バーカウンターは満席状態。
真面目な中にも遊び心を♪
そんなバーカウンターに英字黒板が……どういう意味ですか?と伺ったら「洒落ですよ、男性はシャツを着ていなければサービスなし、女性はシャツを着ていなければ(裸なら)代金なしっていう意味のお遊びです」というと。
看板見てビックリしちゃったナビはまんまとだまされちゃったようです。ジャグジーのあひるもそうですが、他にもお店の入口のボードゲームなども、おしゃれな空間にちょっとした遊び心を足してくれていて和みます♪探してみたらもっとあったかも??
日本人のお客さんもたくさんいらっしゃるそうで、そんな中でも最近台湾によく来るロンドンブーツ1号2号の淳さんも台北に来る際にはよく来店されるそう!ほかにも台湾の芸能人もよく訪れるそうですよ♪
「BARCODE」が有名な理由…それはなんと牛肉麺!
こんなにもおしゃれなお店で牛肉麺??
牛肉麺といえば台湾を代表する麺料理、BARCODEは台北中にたくさんある牛肉麺のお店を押しのけて、なんと2011年牛肉麺フェスティバルで醤油味部門の第一位を取得したんです!
元々は店員さんのまかないごはんだったのですが、シェフがこっそり参加した大会で一位になったことで、18グループでの商品化が決まったそう。おしゃれな店内からはあまり牛肉麺のイメージがないですが、そのギャップもまたおもしろい!
深夜営業もしているので夜小腹がすいたなぁなんていう時、カクテルと牛肉麺の不思議な組み合わせをチャレンジしてみるのはいかがでしょう?
入口にある小さな扉…その先は会員制バー「DEN」
バーコードの常連さんの中でも選ばれたお客さんだけが入れるVIPバーに入れるなんてドキドキ!
BARCODEで何より気になるのが、入口の左側にある自動ドア……会員専用バー「DEN」。
「DEN」はBARCODEのお客さんの中でも特に信用のおけるお客さん専用のバースペースで、一般のお客さんは入る事もできません。今回はそんなDENの中も特別に取材させてもらっちゃいました!
全面ガラス張りで窓際の席の眺めは最高!バーコードとは全く違うお店みたい
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本棚を模した壁側には各国のお酒がずらり!お酒の種類もバーコードとは違うそう
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ドキドキしながら自動ドアをくぐると…まずおどろくのが全面鏡張りの夜景!5Fとは思えないほどたくさんのネオンがまたたいて綺麗、店内は本棚のようなデザインになっていて、入ってきた入口が本棚の隠し扉を通ってきたように見えて、遊び心満点!毎日DEN専属のDJもいて、その日のお客さんに合わせて音楽をかけてくれます。
お客さんはBARCODEと比べるとスーツ姿が多く、仕事後の接待などの方が多いそうでそれぞれ熱心に語り合っていました。
BARCODEに比べて、DENの店内は平日なのに満席に近い状態で、店員さんもとっても忙しそう。でも忙しいながらもひとり一人のお客さんに気をくばっていて、お水が減ったらすぐに注いで回ったりと注意はかかしません!
「一生もう入れないかも~!」と取材スタッフで盛り上がっていたら、「ぜひ、お客さん気分でお店を味わっていってくださいね」と言っていただけたので「DEN」のお客さん体験させていただいちゃいました!
綺麗な夜景も素敵ですが、カクテルを作ってる所を間近で見られるカウンター席でオリジナルカクテルをいただきます
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その時のお客さんの雰囲気に合わせて音楽をアレンジするDJさん。音楽に合わせてお客さんのお話も盛り上がります~
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「DEN」にはメニューももちろんあるのですが、メニューを見てオーダーするお客さんはほとんどいないそう。というのも接客の基本は会話!という事でお客さんと会話をしながらどんなお酒が飲みたいかを聞いて作るそうで、好みに合わせてオリジナルカクテルも作ってくれるんです。
「飲みたいお酒のリクエストはありますか?」と言っていただいたのでナビはライチ味のお酒DITAを使ったカクテル、スタッフはスッキリ、でも甘~いの!をそれぞれ見た目をかわいくお願いします!
ナビ達のお酒を作ってくれたのはDENのマネージャーJefriさん。このお店でカクテルの勉強をして今年で4年目、カクテルをシェイクする姿も堂に入ったもの!素敵です。
出てきたカクテルはJefriさん自らヨーロッパで買い付けてきたというアンティークカップで、持ち手にバラの花がつけてあったり、ドライフルーツやお花で飾ってあって飲むのがもったいないくらい!
こちらがJefriさん。宝石みたいなキレイなカクテルを作ってくれるんですよ~♪
出てきた瞬間、よい香り~♪お酒のまわりにドライフルーツやハーブのトッピングがしてあって可愛い!
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ドライフルーツだけじゃなく、イチゴやミントもかざりつけしてあります♪
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こんなに可愛いカップに入ったカクテルは初めて!素敵な器も雰囲気をもりあげてくれます
バラの花が巻きつけられているのが、DITAをベースに桃のリキュールや白ワインを加えたカクテル。もう一つはジンベースですが、レモン、オレンジなどの柑橘類を加えてエルダーフラワーと白ワインを合わせた作った、Jefriさん本人も何を入れたか忘れちゃいそうになるくらいいれたカクテルで、どちらもメニューにはないJefriさんが考えたオリジナルカクテルです。
ぜひカクテルに名前つけてください!とお願いしたのですが、「名付けが一番苦手なんです」と恥ずかしそうに言って、逃げられちゃいました~。
メニューにない、その日その時だけのオリジナルカクテル。すごく記念に残りますよね!
いただいたカクテルは甘酸っぱくて複雑な味、ライチの香りと桃の甘さの後にレモンの後味があって、どんどん飲みたくなる味。こちらのカクテルはまさにオーダーした通りの「スッキリで甘~い」カクテル!一口飲むとオレンジやレモンのさわやかさが口一杯に広がり、エルダーフラワーのふんわりした香りやシロップの甘さも加わってどちらもすごく美味しかったです。
特別な日の締めくくりはぜひ「BARCODE・DEN」で!
とっておきの夜景を見ながらいただけるカクテルはそれだけでとっても特別な気分にさせてくれて素敵な一夜になりました♪
ここまで贅を尽くして作られた空間だからこそ、「ここに入れるようになるため頑張るぞ~」と思えるんだなぁと実感!
特別な日に来るのにピッタリな「BARCODE・DEN」ぜひ、素敵な一日の終わりに足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
以上、台北ナビでした。