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探していました、こんな日式居酒屋。家族と、友人と、心身ともにエネルギーチャージ!

こんにちは、台北ナビです。
美食王国・台湾で、夜市や小龍包を食べ歩き、そろそろ胃が疲れてきたころ。せっかく台湾に来たからには、最後までご当地料理を食べつくしたいけど、ちょこっと気分転換がした~い…!そんな日本人の皆さまに朗報です!そう、私たちの純・和心をくすぐる和食居酒屋が、台湾にもちゃ~んとあるのです!!もちろん、台湾だからこその、気の利いた和食アレンジも。ただの居酒屋ではないところが、ここ台湾で行く価値アリの、“日本式居食屋”なのです。
と、長々と前置きも何なので、さっそくお店にお邪魔いたしましょう!

「居酒屋」なのに、わくわくする!

赤い大きな提灯と鳥居を構える入り口が見えたら、そこが「狗一下」です。脇にどんと置かれた酒樽が下町のような雰囲気を醸し出し、まるで日本の居酒屋をそっくり抜き出してきたよう。


実はこのお店、台湾で有名な火鍋「馬辣」を経営するオーナーが、2013年12月に新しくオープンした、こだわりのニューフェイスなのです!なんでも、火鍋でお馴染みの「食べ放題」からは一歩離れ、心機一転、新しいスタイルのレストランに挑戦しようというところから、居食屋「狗一下」が誕生したのだそう。それもそのはず、お店の外観はもちろん、和風モダンな内装や、炭火焼きや寿司ネタケースといった調理具、その隣にはなんと魚の一夜干しスペースまで…!というように、お店の隅々からオーナーのこだわりが伝わってきます。
これは、お料理の味にも期待が高まります~!
料理長は台湾で日本の板前から懐石料理を学んだという本格派!

料理長は台湾で日本の板前から懐石料理を学んだという本格派!

新しいお料理の開発に日々取り組んでいます♪これはまだメニューにも載っていないという試作品

新しいお料理の開発に日々取り組んでいます♪これはまだメニューにも載っていないという試作品

やっぱり、お酒には「魚」

さて、本格的な“日本式”に感動ひとしおのナビたちが盛り上がっている間に、料理長おすすめの一品が運ばれてきました。
自家製コノシロ一夜干

自家製コノシロ一夜干

こちら、コノシロの一夜干しです。日本では一夜干しといえば、アジやサバなどがポピュラーですが、台湾では日本とはまた違った一夜干しが楽しめます。香ばしく焼き上がった皮はパリパリっとはがれ、脂が乗った柔らかい白身は箸を入れるだけでホクっと取れます。干物というより、焼き魚に近いです。レモンを振りかけ、添えられている昆布や塩と一緒にいただくと、魚の身自体の甘さが感じられます。
身がたっぷりあるので、皆でつまんで味を楽しめるのも嬉しいです。天気や季節によって魚は変わるそうなので、訪れる度に変化が楽しめるのも、良いですね。

ビールの横にはこれ。ビールがなくても、これ。




続いていただいたのは、先ほどから料理人が真剣なまなざしを向けていた、焼網の上の彼らです。
目の前にズラリと並んだ串焼きに心が奪われ、「これはウシ、これはブタ、これはトリ…」と説明してくれている料理長さんのお話はそっちのけ…というわけにはもちろんいかないので、立ち込める香ばしい香りと湯気を胸いっぱいに吸い込んで、しばしお肉の説明を伺います。牛肉、豚肉、鶏肉の三種に、それぞれぴったりなお野菜やソースを組み合わせ、ジュージューと美味しそうな音がするまで、直火でじっくり火を通した焼き物には、料理長の工夫が窺えます。何はともあれ、こちらもアツアツのうちに頂くのが一番です。
ベーコン巻き串焼(エノキ)

ベーコン巻き串焼(エノキ)

鶏ささみ明太子ソース串焼き

鶏ささみ明太子ソース串焼き


たっぷりのタレでも強調し過ぎることなく、お肉本来の柔らかい食感とジューシーさを引き立ててくれるので、食べ飽きません。
嬉しいのは、さすが台湾、一串の存在感の大きさです。独り占めするもよし、数種類を注文してみんなで気軽に取り分けるのもよし、楽しみ方もその時どきでアレンジできそうです。
日本の居酒屋さんのイメージとは一味違い、家族連れで食事も楽しめる“居食屋”と呼ばれる理由が、ここにあるわけですね。
牛ホルモン串焼

牛ホルモン串焼

ベーコン巻き串焼(アスパラ)

ベーコン巻き串焼(アスパラ)

さてさて、日もすっかり落ちて店内はいよいよ賑やかになってきました。次の一皿は…

もしも「台湾太巻き大賞」があったなら…

大エビの太巻き寿司

大エビの太巻き寿司


インパクト大でナビたちの注目を一気に集めたのは、こちらの一品。
有頭海老の太巻き寿司!オーナーさんもおすすめのオリジナルメニューです。料理の華やさを引き立てるのは、何と言ってもこの黄色いソース。実はこれ、明太子ソースなのです。といっても、辛いソースではなく、微かにプチプチと食感がするマイルドな味わいで、これがふりかけご飯のほのかな香ばしさに絶妙に合うのです。

丸ごと一匹、海老を使い、具もぎっしりつまった太巻きはパクッと食べやすく、若い人や子供たちにも人気な一皿なはず。創作料理なので、和食という前提から一歩距離をおいていただくと、ところどころに垣間見る和のテイストが懐かしさを感じさせるのか、日本人の味覚に見事にマッチ。初めは見た目の華やかさに圧倒されていたナビたちでしたが、結果的に大好評の一品でした。

目にもおいしい、創作和食

続いていただいたのは、先ほどとは打って変わって、和食らしい上品な盛り付けが美しい一皿です。こちらは炙り帆立にそれぞれ4種の食材が添えられた創作料理。左から、トリュフ、フォアグラ、キャビア、イクラと豪華な顔ぶれに一瞬箸を持つ手が震えるのを気付かぬふりをして、一口でパクリ、いただきます。ホタテはほどよく炙られており、表面には香ばしい焦げ目がついていますが、口に入れた瞬間に刺身のような新鮮さと甘みが広がり、見事なコントラストを演出します。添えられた食材との相性は抜群で、この塩辛さがホタテのまろやかな甘みを一層引き立て、味わっているうちにとろけてしまいます!シンプルですが、手の込んだ、何とも贅沢な一品です。
4種のあぶりホタテ

4種のあぶりホタテ

海の幸、ここに全部、のせちゃいました

さて、お腹も落ち着いてきたころ、ナビの前に現れたのが…そう、海の宝石箱こと、海鮮丼。その名も「豪華海景丼」です!
まさにその名にふさわしい、豪華な海鮮メンツが、器から溢れんばかりにきらきらと輝いています。
豪華海景丼

豪華海景丼


まさか台湾で、こんなに本格的な海鮮丼に出会えるとは思ってもいなかったナビは大興奮。と、ここで料理長から驚きのひとこと。「半分以上は日本産の海鮮です。」さらに詳しく伺ってみると、なんと8割方が日本でとれた海鮮ではありませんか!
材料は、仕入れから、その時に一番新鮮で良い状態の海鮮を探すので、産地は日によっても異なるのだそう。


ちなみに料理長のおすすめは添えられているゆず大根(笑)。なるほど、箸休めにまでこだわっているとは、さすが、手の込みようが違います。
本日は、日本産の海鮮をふんだんに使っているということで、日本の漁港を思い浮かべながら、さっそくいただくことに。


マグロ、サーモン、ホタテ、アマエビ、イクラ、アワビ、ウニ、イカ…新鮮さは、見た目のみずみずしさからも、言うまでもありません。肉厚でほどよく脂がのった魚類、歯ごたえがあり、噛むほどに甘みを感じる貝類やイカ、プリプリで身の厚いエビ…など、どのネタもばっちり期待に応えてくれました。


それにしても、この豪華さ、食べても食べてもネタが尽きない!と思うほど、食べごたえがしっかりあります。
おいしいものをたっぷり食べたいというわがままに、真正面から応えてくれる一品なのです。

日本では食べられない!台湾のコワザ

「でも、海鮮丼なら日本でも食べられるし…豪華は嬉しいけれど、何か物足りないな~」そう感じた日本人の皆さま、どうぞご安心ください!実は、海鮮丼一つとっても、台湾だからこそ味わえる、日本とは一風変わったアレンジが隠れているのです。
今日はナビが発見した秘密をちょこっとご紹介します。


まずひとつ目は、刺身のこだわりポイント。
台湾のお刺身は、とにかく身が厚い!厚さ1センチ以上はあると思われ、サーモンには飾り切りが施されているほど。一切れでも食べごたえばっちりです。改めてそれぞれの魚の特徴をじっくり味わえる、絶好の機会になりますよ!

ふたつ目は、ご飯。
太巻きのコーナーでもちらっと触れましたが、ポイントはなんといってもふりかけです。酢飯に、ふりかけ。これが台湾スタイルなのです!初めは少しびっくりしますが、なるほど、ふりかけに入っている海苔とおかかが海鮮に合うんですね~。ご飯も最後まで飽きずにおいしく食べてほしい、という台湾の優しさが伝わってきます。
最後におまけとして、ナビの一人が教えてくれた興味深い小話をひとつ。台湾の人は、刺身を醤油で食べるときに、徹底的にわさびを溶かしてから食べる人が多いのだそう。確かに、これだけ肉厚の刺身をいただくには、この方法が一番合っているかも?!刺身に少量のわさびをのせて食べる日本とは違い、何口目になっても同じ味が楽しめるのかもしれないですね!豪華海景丼を召し上がる際には、こんな台湾式の食べ方も試してみてはいかがでしょうか。(笑)

居酒屋≠夜だけ、お酒だけ


「狗一下」には、昼間限定の定食メニューもあり、こちらも食欲をそそられるメニューがそろっているので、ランチを楽しむのもアリ!夜はビールを片手に友達と語り明かすのもよし、家族でおいしい和食を食べるのもよし、オールマイティな「居食屋さん」です。店内は、Jポップがずっと流れているので、体だけでなく心も癒されます。
旅の途中に和の風に吹かれたくなったときには、ぜひ寄ってみてくださいね。
以上、台北ナビでした。

記事登録日:2014-01-10

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-01-10

スポット更新日:2015-01-29

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