中華に和をプラスした唯一の薬膳鍋、アイスクリーム豆腐鍋を食べてキレイに、健康に!
こんにちは、台北ナビです。
台中発祥の人気お鍋といえば「鼎王麻辣鍋 」がまず頭に思い浮かびますよね。本日ナビがお邪魔したのは、その鼎王グループの傘下にある「無老鍋」。「鼎王」とはまた違ったお鍋がいただけるとか。早速、お店に行ってきました。
鍋と言えば…の鼎王グループ
「鼎王麻辣鍋 」と言えば、その名のとおり激辛鍋が有名です。
とっても辛いけど、深みのある辛さで病み付きになる人続出。ついには台中のみならず、台湾中で激辛鍋といえば「鼎王」というほど代名詞代わりに…。また雰囲気あふれる店内インテリアと90度のおじきはあまりにも有名で、「鼎王」に行けば気持ちのよいサービスが受けられるのも人気の秘密です。
そんな「鼎王」の味とサービスを受け継ぎながら、新たに展開を始めたのが「無老鍋」。始まりはやはり台中ですが、2011年には台北市民大道店が、また翌年2012年には今日お邪魔した台北新生店がオープンしました。今では上海に2店舗も展開するほどの人気ぶりなんですよ。
市民大道店は横に広さがある感じ
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新生店は3階建てで36テーブル300席ほど
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クラシカルなシノワズリー風の店内は暗めな照明で大人なムード。使われているのは木製の家具に畳風の座面の椅子。中華に和風がプラスされているような感じは、日本文化の影響も少なくない台湾を表しているみたい!
ヘルシーな薬膳鍋
中と和の融合はインテリアだけではありません。「無老鍋」のお鍋の味にも現れています。こちらの売りはニュータイプ薬膳鍋、その名も「膠原蛋白美顔鍋(コラーゲン美顔鍋)」。日本の薬膳と中華の漢方のよいところだけを合わせて一つにしたというお鍋で、天然の薬草や漢方をたっぷりとミックスしたスープは身体に優しく、食べてとってもヘルシー! おまけにコラーゲンたっぷりでお肌にいいと言うから、女子には見逃せない一品です♪
そして、もう一つ準備されているのが「無老長生香辣鍋(不老長寿鍋)」。こちらは「コラーゲン美顔鍋」のスープに辛いエキスを加えた、適度に辛さのあるお鍋です。辛味の元は、オーナーがモンゴルやウルグイに何度も足を運び長年の研究を経てたどり着いた味だとか。どんなに食べてもヘルシー!逆に食べれば食べる程長生きできちゃうってこと!?「鼎王」の激辛鍋よりマイルドな辛さです!
それでは早速ナビもオーダーしてみました。
先に解説した2つのスープですが、選ぶ鍋の種類により異なります。「養生冰淇淋豆腐鍋(アイスクリーム豆腐鍋)」を選ぶと「膠原蛋白美顔鍋(コラーゲン美顔鍋)」スープが、「無老長生香辣鍋(不老長寿鍋)」を選ぶと辛味エキスが加わった「無老長生香辣鍋」スープがついてきます。ちょっとややこしいですね(^^;)。つまり「アイスクリーム豆腐鍋」のスープの名前が「コラーゲン美顔鍋」ってこと。「不老長寿鍋」はスープの名前も同じです。
辛いのが苦手な方は「アイスクリーム豆腐鍋」を、辛いのが好きな方は「不老長寿鍋」を選ぶのが一番簡単なオーダー方法。どっちも食べたい!そんな人におすすめなのは、「招牌鴛鴦鍋(おしどり鍋)」。こちらは「アイスクリーム豆腐鍋」と「不老長寿鍋」の2つが1度に楽しめちゃうお得なお鍋。食いしん坊ナビ取材チームも、もちろん「おしどり鍋」をオーダーしてみましたよ!
※おしどり鍋は鍋一つにつき180元のプラス料金がかかります
アイスクリーム鍋って?
辛くない「アイスクリーム豆腐鍋」。
なぜアイスクリーム?スープの色が真っ白スープだから??甘いから??
いえいえ、アイスクリームみたいなお豆腐がついてくるからなんです。豚骨ベースのコラーゲン美顔鍋スープは、どこか豚骨ラーメンのようでもあり、まろやかな味!
「コラーゲン美顔鍋」スープ+「アイスクリーム豆腐」=「アイスクリーム豆腐鍋」
そんなまろやかなスープにピッタリなのが、「冰淇淋豆腐(アイスクリーム豆腐)」です。一般の豆腐とは異なり、アイスクリームみたいな柔らかな口当たりの豆腐。このお豆腐こそ幻の豆腐だと言い、かつては日本で作られていたのだとか。今ではその姿を消してしまったそうですが、そこに目をつけたオーナーが長い時間をかけて再現させました。「アイスクリーム豆腐鍋」にはそんなこだわりの豆腐が人数分ついてきます。
※アイスクリーム豆腐は30元/個で追加可能です
不老長寿鍋にはコレでしょ!
「コラーゲン美顔鍋」スープ+辛いエキス+「血豆腐&パン豆腐」=不老長寿鍋(右手)
「アイスクリーム豆腐鍋」の主役がアイスクリーム豆腐なら、「不老長寿鍋」にピッタリなのが「薄片鴨血(鴨の血豆腐)」と「麺包豆腐(パン豆腐)」。鴨の血豆腐は鴨の血を固めたプニプ二とした食感の台湾ではおなじみの食材。名前だけ聞くとちょっと引いてしまう食べ物ですが、クセがなくプルンとした食感が病み付きに。これはやはり激辛鍋に欠かせない食材でもあります。また、パン豆腐は油で揚げた厚めの湯葉で、これも中華食材ではなじみある物。サッと煮込めばパリパリを、グッと煮込めばフニフニをいただけます。
鍋スープには最低の具材(鍋によりアイスクリーム豆腐または血豆腐&パン豆腐)しかついてこないので、入れる具材はお好みで別オーダーしましょう。
無老肉
看板メニューのお肉。豚の後ろ足肉を特殊な方法で燻し余分な油分を落としたものだとか。それでいて豊富なコラーゲンは肉に閉じ込めたまま。だから食べて柔らかく口溶け滑らかなだけでなく、たっぷりのコラーゲンもいただけちゃう、のだとか。コラーゲンつながりで「コラーゲン美顔鍋」スープに入れるのがナビのおすすめ。3秒ほどしゃぶしゃぶしたら食べ頃です!
去骨肥牛肉(骨無し牛リブロース)旨味たっぷりの牛リブロース。サシたっぷりでとろけるような食感。厳選したUSビーフを使用しています。食べ頃はお鍋に投入後約7秒。どちらのスープでしゃぶしゃぶしてもピッタリと合う!ナビおすすめ♪
嚴選干貝(ほたての貝柱)
北海道産のフレッシュほたての貝柱。新鮮な味を楽しむために、煮込みすぎは厳禁!お鍋投入後、1分ほどが食べ頃です。この歯ごたえがたまりません!
綜合野菜盤(ミックス野菜プレート)お洒落に盛りつけられたさまざまな野菜に2種の練り物がおまけでついてきます。野菜は…キャベツ、カボチャ、とうもろこし、ニンジン、大陸妹、キクラゲなどなど。
丸子盛合盤(だんご盛り合せプレート)練り物好きな台湾人。だんごの種類も豊富です。牛肉だんご、イカだんご、エビだんご、魚だんご(つみれ)の盛り合せ。だんごだけでおなかいっぱいになっちゃいそう!
鮮味鮑魚滑 (アワビのつくね)お椀にドーンとはいった練り物の正体はアワビのつくね。自分で少しずつお鍋の中に落としていってつくねを作ります。アワビの他に、エビ、ホタテがあります。
油條(中華風揚げパン)台湾の朝食に欠かせない揚げパン。長~い姿を思い浮かべてください、わかりますか?こんな風に小さく切ってお鍋に投入~!すぐに食べればカリカリで、しばらく待ってから食べるとフニャフニャ。ナビはカリカリで食べるのが好き♪「不老長寿鍋」スープに最適!
水晶Q粉(台湾風米粉のうどん)お鍋に入れるとその名のとおり透き通るような見た目とモチモチとした食感に。日本のうどんより柔らかだけど歯ごたえがある感じ。この口当たりがやめられない~!日本人に人気だとか。
鍋のお供はこのドリンク
お鍋に欠かせないドリンクと言えばビール??こちらでは、台湾ビールとハイネケンの2種類が用意されています。
また、健康志向の「無老鍋」ならでは、絞りたてのフレッシュジュースも。本日いただいたのはリンゴ、ニンジンなどのミックスジュース。フレッシュなので、かき混ぜないと果肉が瓶の底に沈んでしまうので要注意!ナビはうっかり振り忘れ、なんだか薄いジュースだなぁ…と思いながら飲むことしばし(><)。コンビニのパックジュースみたい…だなんて失礼しました!!しっかり混ぜましょう!!!
さらに、来店時にはオリジナルの健康茶「七葉南方人参霊芝茶」が、食後には桃ヨーグルトスムージーが振る舞われます。健康茶は成分が強いため、妊娠中や授乳中の方は控えてくださいね、とのことでした。
温かな健康茶はほんのり甘くて身体に優しい味。これを飲んで胃に合図!?
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桃ヨーグルトスムージーは辛さいっぱいの口と胃をさっぱり落ち着けてくれます(^-^)
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Early台湾ニーズ
スタッフのサービスはやはり「鼎王」のそれを受け継いでいます。
90度のおじぎはもちろん、どんなに混雑していようとも笑顔で対応してくれるのが気持ちいいですね!
他にはないオリジナルのヘルシー薬膳鍋をぜひ味わいに「無老鍋」へ行ってみてはいかがですか?
以上、台北ナビでした。