天外天　民権1店

こんにちは、台北ナビです。

「台湾でお鍋！」といえば、こちら「天外天」を選ぶ人も少なくないのではないのでしょうか？数々のガイドブックやブロガーにより紹介され、既に高い認知度と絶大な人気を誇るお店のひとつです！
それなのに…なぜかナビではまだ紹介なく今日まで。今さらではありますが、相変わらずの不動の人気！これは、やはり多くのみなさまに、より詳しく知っていただかねばと、本日ナビたちも取材に行って参りました！

支店がいっぱい！

今回おじゃましたのは「民権一店」。MRT「中山国小」駅から徒歩スグのアクセス抜群の場所にあります。

他にも台北には3店舗あり、若者に人気のエリアである公館と西門に1店舗ずつ。残りの1店舗はなんと「民権一店」の目と鼻の先に。MRT「中山国小」駅をはさんで逆方向に歩く形になりますが、こちらも徒歩スグ。どうしてそんなに近くにオープンしたのかと伺ってみれば、「民権一店」の行列を回避するため、なんだとか。そんな「民権二店」はMRT「民権西路」駅からも徒歩5～6分ほどの距離にありますよ。

また、「民権二店」の向かいには「天外天無煙焼肉」。こちらはお鍋と焼肉どちらも楽しめちゃう店舗。欲張りさんに最適です！

それでも行列…

行列を回避するために近くに支店がオープンしたわけですが、それでもできちゃう行列･･･。

「冬の18～19時は最も込む時間。混雑時には1時間ほどお待ちいただくこともあります」とは本日案内して下さった経理の張科米さん。それでもかつての3時間待ちから比べたらだいぶ緩和されたのだとか。しかし、旅行中時間を無駄にしたくない！そんなアナタは予約をするのがベター。来店時間を事前に決められない場合は、昼食・夕食のピーク時を避けるのが賢い選択です。

うれしいことにお昼の休憩時間がありません。しかも、午前11時～翌朝の7時半までまるまるず～っとオープン。遅いランチや深夜の夜食にも使えちゃうんです！

人気の秘密は…

オープンから既に10年というこちら。常に多くの人を集める変わらない人気の秘密はなんなのでしょうか？それはどうやら、「たくさんの種類を好きなだけ食べられちゃうのに、庶民派低価格」というところにあるようです。

店内のショーケース、棚、冷蔵庫にはズラリとさまざまな具材が並んでいます。その数ざっと100種類(ドリンク類含む)。野菜に海鮮、肉、練り物、麺類、フルーツ、デザート、ドリンク･･･と実に種類豊富。どれを食べようかキョロキョロキョロと迷っちゃうほど。なんとそれらはどれも食べ放題。好きなだけ持ってきて好きなだけ食べられちゃうんです。なのに、お値段お手頃で、ランチ(11：00～16：00)439元/人、ディナー(16：00～翌7：00)＆週末全日519元/人。それにプラス10％のサービス料がかかりますが、それでもとっても経済的。子供は身長100～140cmなら半額で、100cm以下なら無料です (140cm以上は大人料金)。･･･ねっ、とってもお得ですよね！
 ※食事時間は2時間制。グループで利用の場合は最初の入店者から時間がカウントされますのでご注意ください

＜ステップ1＞スープの数を選ぶ

ひとつのお鍋をみんなでつつくスタイルですが、鍋に仕切りを入れてくれます。一人で来店の場合は1～2種、2人以上で来店の場合は1～3種まで異なるスープが楽しめるようになっています。台湾人グループの多くは2種類選ぶおしどり鍋をチョイスしているようでしたが、欲張りナビチームは3種類のベンツ鍋をチョイス！

＜ステップ2＞スープの味を選ぶ

スープは、①四川風マーラー鍋(小辛、中辛、大辛から選択可)、②中華風バーベキュー鍋、③トマト鍋、④カレー鍋、⑤キムチ鍋、⑥タイ風レモングラス鍋、⑦東北酸白菜鍋の7種あり、＜ステップ1＞で選んだスープの数に準じて選びます。今回は、店の看板メニューである①マーラー鍋(中辛)、日本人に人気があるという③トマト鍋、④カレー鍋の3つをチョイスしてみました。

＜ステップ3＞お肉を選ぶ

本来なら冷蔵庫に入れてあるお肉ですが、客足が少ない時間帯にはより鮮度を保つために、その都度店員さんに好きなお肉をオーダーする仕組みになっています。まずは始めに食べる分をスープと共に注文。その後も食べ放題でオーダーできますので、遠慮なく店員さんに伝えてくださいね。お肉は、牛：①アンガス牛・②骨なしリブ・③霜降り牛、羊：④羊バラ・⑤子羊、豚：⑥三枚肉、鶏：⑦ゴールデン鶏、ダック：⑧チェリーアヒルの全8種。一皿には約5枚のスライス肉が盛られています。

冷凍のまま出てきました

＜ステップ4＞その他具材を準備

ここまでオーダーしたら、あとは店員さんがお鍋をセットしてくれます。その間に店内の棚から野菜や練り物、魚介類などの好きな具材をとってきましょう。ビュッフェスタイルになっています。
ご飯、麺、ドリンクもご自由にどうぞ！

内臓系が豊富！

変わり種、トリの睾丸とトリの足･･･

金針花		菱角		ヘチマ
台湾らしい野菜を！

レンコン		オクラ		クワイ
鍋で食べるのは珍しい！？

自分で団子に･･･

台湾鍋に欠かせない練り物

カニ

エビ・ハマグリ

ムール貝

麺いろいろ

魯肉飯も！

ビールなどドリンク各種

お茶にコーヒー、スムージーもあり

豊富な台湾フルーツも人気！夏にはマンゴーも並びマス♪

ズラリ並ぶハーゲンダッツを全制覇するだけで元とれちゃう！？

ケーキ類もいろいろ♪

＜ステップ5＞自分スタイルで食す

お鍋のつけタレも自分で作ります。タレの材料だけでも他店には見られない豊富さ！
いろいろちょっとずつすくって好みの味を作ってみましょう～。

ま、迷う…オリジナルのタレを作ろう！

いろいろ混ぜても不思議とキマる味に

台湾のお客さんが作っていたタレ

タレができたらお鍋もそろそろ食べ頃、グツグツといい頃合いに煮立ってきました。うん、食べ頃です♪ マーラーは中辛といえども、結構辛め(ナビ、辛いのは苦手な方･･･)。けれど、モツ系の具材がピッタリ～！これとビールがバツグンの相性♪どんどん箸が進みマス。トマト鍋は始めは薄味？と思いきや、海鮮系具材を入れ煮込むごとに旨みがグングン増してウマい～(^O^)/やっぱり魚介類がピッタリ。イタリア～ンな風で、最後にご飯を足してリゾット風にしたらおいしそう♪カレー鍋は子供にも人気の味。まろやかな辛さで食べやすい味。野菜をはじめ、比較的どんな具材も合うのでひとつ選んでおくとよいかも。

カジュアルな雰囲気

店内は黒を基調としたカジュアルシックな雰囲気。
4人掛けのテーブルがいくつも並び、座席数は約200席とか。テーブル席の中央部分にビュッフェ用テーブルとショーケースが並びますが、場所によってはちょっと取りに行くのに不便そうなテーブルも。とはいえ、さほど広い店内ではないので気になるほどではないはずです。空いていたら便利そうな席をリクエストしちゃうのも手ですね！

背もたれにかけた上着には、きちんとカバーをかけてくれます。これでお鍋のニオイが移らずにすみますね。こんな細やかな心遣いもうれしい～！

外の待ち合いベンチ。ここでお友達と待ち合わせしている人の姿も目立ちました。揃ってから入店が鉄則！