ローカルな巨大夜市で、台湾の夜もさらに熱く!お値段お得に、おいしく、自分だけのお気に入り商品をさがしちゃおう!
こんにちは、台北ナビです。
「台湾」といえばおなじみの「夜市」ですが、今回は台北を少し離れ、お隣桃園県中壢(チュウレキ)市にある地元向けの大型夜市をご紹介したいと思います。旅行ガイドブックなどではあまり聞かない地名ですが、実はこの中壢市、桃園県の主要都市のひとつで、安くて可愛いモノにたくさん出会えちゃう買い物天国なんです!
その中でも見ものが「中壢觀光夜市」。品揃えはグルメ、エンターテイメント、ファッションに動物まで!お宝さがしに、いざ、出発!
TRA(台湾鉄道)中壢駅
台北から台鉄で約50分の場所にある中壢市。台北にはおもに台湾人が暮らしていますが、ここ中壢市は客家人も多く暮らす桃園県第2の都市です。
他にも、タイ人、ベトナム人、インドネシア人など、東南アジアから移り住んだ人々も多く、街中には至る所にタイ語やベトナム語の看板が…。なんだか台北とはまた違った雰囲気の都市。
駅前の中正路をはじめ、通りには食べ物の屋台や洋服など、色んなアイテムを買えるお店がところ狭しとひしめき合ってます!
地図はこんな感じ!そんなに複雑ではないので散歩がてら中壢駅から歩いてみましょう!街の様子が覗けて楽しいです♪
中壢觀光夜市入口
2011年(中華民国100年)に新しく完成した夜市の入り口ゲート。以前とはずいぶん雰囲気が変わりました。
日中は車が通る一般の道路ですが、夕方になると車は通行禁止になり、屋台がどこからか少しずつやってきてそれぞれのお店を開き始めます。そして周辺にはバイク・バイク・バイク!これぞ台湾ですね。
ここから実に約700メートルに渡って数百のお店が軒をつらねます。さて、どんなものに出会えるかな?
桃園県最大の巨大夜市!
さきほどのゲートとは反対側の入口。十字路 (新明路)から始まる夜市のストリートのにぎわいはいつもお祭り状態。夜市のメインストリートから外れた道にまでお店が並んでいて、お店がない場所を探すのが大変なほど!
新年にともない夜市内のお店も今までなかった新しいお店がたくさん入って来ましたよ!以前は食べ物中心の屋台でしたが、今回は洋服や靴など、ファッション関係のモノがさらに増えました。
さすが桃園県最大の夜市、平日祝日問わず見渡す限りどこもヒト・ヒト・ヒト!
入口から歩道が3つに分かれているので、どこから入ろうか迷っちゃうのもこの夜市の楽しみ。ご飯を食べたり、家族や友達とゲームをしたり、デートをしたり。地元っ子の楽しみ方はみんなそれぞれ。
まずは何といってもグルメ!
夜市といったらやっぱりグルメでしょう!ナビもお腹をすかせ、さっそくうまいもんさがしにとりかかります…。
ん~、たくさんあって、迷っちゃう!
ナビが最初に目が入ったのは「イカのから揚げ」。店頭には何んとも大きなイカのゲソが…!
店頭にはいつも人だかりが
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ニンニクをプラスして、さらにおいしく!
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長さ、太さなどお好みのゲソを店員さんに伝え、その後店員さんが重さを計ってくれます。
そうです、ここは量り売りのシステムなんです。1本100元ちょっとが相場ですが、「134元」のような数字だと端数を切って「130元」のにしてくれる嬉しい粋なサービスも。
値段が決まったら次はイカを油でカラッと揚げ直してもらいます。ジュワ~ッといっきに揚げ、いい具合に揚がったイカを今度は豪快にハサミで1口サイズにし、コショウをふってできあがり!
ニンニクをたくさん入れてくれるので、さらに食欲をそそりまそそらせます…。
衣がサクサクで、中のイカは弾力があってお味最高!歯ごたえじゅうぶんです。
歩いていたら可愛いウサギに遭遇!まだ赤ちゃんで、片手に載せられるほど小さーいサイズ。
そして、隣には色とりどりのインコも。ハムスターもいましたよ!
お酒の種類もいろいろ
中華料理といえば食材豊かなことで有名ですが、中壢観光夜市ではこんな珍味も味わうことができます。
その名も「蛇肉湯」。
一瞬おどろいてしまいそうなこの蛇スープ。実はただの珍味ではないんです。蛇にはコラーゲンがたくさん含まれているので、美容食品として扱われているんです。さらに、湿疹や皮膚炎などにも効果があり、立派な健康食品でもあるんです。店頭には網に入った蛇が…!もちろん生きています。目があったらぞっとしそう…。
スープの他に、お酒も各種ありますよ。美容や健康に興味のある方、一度試してみるのも旅の思い出かも…!?
台湾のグルメ番組で紹介されたこのお店につきました。地瓜球(サツマイモをペースト状にして丸め、油で揚げてモチモチにしたお菓子)と、涼沙圓(緑豆、あずき、イモのペーストを透明でプルプルした食材で包み込んだデザート)を売っています。
甘さ控えめで素材の味を生かしたあっさりした味。甘いものが苦手な人でも食べられそうです。
地瓜球は1袋大きいのが50元、小さいのが30元。涼沙圓は1袋7つ入りで30元です。
フカフカなパジャマで、寒い冬もおしゃれに快適に!
南国で温暖なイメージの台湾ですが、実は冬はめちゃくちゃ寒いんです。
そんな中、要チェックなのがこちらのフカフカなパジャマ。毛布のようにフカフカだけど、とても軽い。まるで毛布を着ているみたい!これさえあれば寒がりの台湾っ子も安心です。バスローブ、ネグリジェなど、種類もカラーもどれも迷うほど。デザインも可愛いものばかりで、自分好みのをさがすのが楽しくなっちゃいます。これさえあれば日本の寒い冬の良きパートナーになってくれること間違いなし!?実用的なので、お土産にもオススメです。
お値段は一着一着ことなるので、店員さんに直接声をかけて聞いてみましょう。
光とアロマで、自分の部屋をキレイに飾っちゃおう!
光とアロマの香りで、自分の部屋をかざっちゃおう!
ひときわキレイな光が目立つこのお店、そう、ランプを売っているお店を発見!
壁のコンセントに差し込むすタイプのモノが主で、何だかとってもお洒落!
展示用にたくさんのランプに電気を付けているので、見ているだけでだんだんうっとりしてきちゃいます。
ナビもすっかり魅了されてしまい、気がついたら老板と値段交渉をしていました。模様は花や蝶など自然をモチーフにしたものが多く、光の色は白、肌色、ピンク、青など、各種お好きなものをどうぞ。
いくつかのランプにライトをつけてもらいあれこれ考えたすえ、今回ナビが買ったのはこちら。
そしてこのランプ、上にアロマオイルを焚けるようになっているんです。
小瓶に入ったアロマオイル、これだけあると少し迷っちゃうかも?気になったものは、店員さんが1つ1つ香をかがせてくれるので、ゆっくりと自分のお好みのものを探せます。
老板が「アロマオイルも一緒に買えば安くするよ!」と絶妙なタイミングで声をかけてきたので、思わずランプとセットで買ってしまいました。通常ランプ(250元)、アロマオイル(80元)ですが、セットで買って300元にしてくれました。さすが商売上手!ありがとうございました!
オイルの受け皿はサービス 受け皿付き
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お香もありますよ!
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ガッツリ肉食系のあなたにはこんなものはいかが!?
がっつり肉食系のあなたにはこんなモノはいかが?
歩いているとよく目に入ってくるこの「腿捲」の文字。いったい何のお店?さっそくのぞいてみましょう!
この正体は雞腿(鶏もも肉)を細かく切って皮につめて焼いたもの。
味はコショウ味、ノリ味、カレー味など、10種類もあります。
「巻いているこの皮は鶏皮を使っているのよ。だから鶏を丸ごと食べているみたいでしょ」と話してくれた店員さん。う~ん、きざんだ鶏肉を鶏皮で包む。これはおいしそう。焼き方も工夫されていて、3つの焼き機を使いそれぞれ「焼き始め、本格焼き、仕上げ」の役割に分けているそうです。たまに油をかけ、ジュッ!っと勢いよく火を立ちあげます!さあ、おいしいにおいがしてきましたよ!
焼き始めの真っ白な鶏皮が仕上げでパリパリの綺麗な茶色に…。見るも楽しい作業です。できたてはとても熱いので、食べ歩きより座ってゆっくり食べる方が無難。お値段1つ35元です(3つ買うと100元)。
果物天国の台湾。夜市でたくさん食べた後は、フレッシュな果物を食べて締めくくりたいものです。パイナップル、メロン、イチゴ、グァバ…。どれも新鮮でみずみずしい!日本ではなかなか食べられない熟す前の青いマンゴーも挑戦してみたいもの。グァバには「梅粉」という梅の粉をかけてもらうと、うっすらと酸味が入ってさらにおいしくなりますよ。
グァバに「梅粉」というほんのり酸味のある粉をかけて真っ赤に!
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小さく切ってあるので、串で刺して食べちゃおう
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往復約1.5キロにわたる夜市。行く時は手ぶらでも、帰る時はきっと両手にたくさんの「戦利品」を持っているのではないでしょうか。台北から日帰りで十分行ける距離なので、ぜひ足を運んでみて下さい。特に、台北に何度も来た事があり、台北とは違った雰囲気を楽しみたい方にはオススメの夜市です。
ローカルということで観光客が少ない夜市なので、一般の観光地にいるよりも台湾に来たという実感を得ることができるかもしれません。
以上、台北ナビでした。