優雅でお洒落な空間でフレンチ創作料理を堪能!
こんにちは、台北ナビです。
ココは台湾で人気のアパレルブランド「SHIATZY CHEN」のデザイナー王陳彩霞さんのお店、CHA CHA THÉ大安概念店(コンセプトショップ)。その広報、ナビたちが訪れて最初に挨拶に来てくださったAmberさんは、気品漂う美しい方でうっとり、さっそくこのレストランの品格が窺えました。では、彩りも鮮やかな料理やその創り手のシェフなど、紹介していきます!
チャーミングで魅力的なシェフ
チーフシェフ宗山さんはとてもチャーミングな方。
男性にチャーミングという言葉を使ってよいかどうかは迷うところですが、ナビが思うにこの言葉がとても似合います。まずは名刺を受取った時に「あれ?台湾の方ですか?」と聞いてしまいました。お名前2文字ですし、漢字の見た目的に画数が少ないのもなかなか台湾では珍しいと思いました。話し方の物腰は柔らかいのですが、とっても情熱的!一生懸命話をしてくれる姿に惹き込まれました。以前はコンピューター関係のエンジニアをしていたのですが“食”に興味を持ち料理を創り出すというこの世界に転向。ちなみに現在台湾の小学生には、シェフという職種がとても人気なんだとか。当時ご自身では英語が話せると思っていたので、フランスではなくイギリスを選択。実際現地に飛んだところ、自分の英語はなんてレベルが低いんだ。と気づき、まずは語学学校へ。その後、“ル・コルドン・ブルー”ロンドン校で料理を学んだそうです。その“ル・コルドン・ブルー”の学校名を言う時、フランス人のような素晴らしい発音だったので、それが聞きたくて、ナビはあえて会話の中で何回も言ってもらいました(笑)。今年お正月には北海道に行き、美味しいものを食べたり、温泉に入ってゆっくりされたようで、ますますクリエーションが広がりそうと。日本の和菓子にも興味があって勉強したいとも話してくれました!
「茶壁」です!
「これ?なんだと思います?」とシェフに案内され、よーく見て、びっくり!なんと、壁一面がプーアル茶になっていました!お店のオープン当初はお茶の香りが今よりも強かったのですが、年々ほのかな香りへと変わっていきました。まじかで見ると茶葉のブロックとブロックが積み上げられていて、本当に迫力があります。
CHA CHA THÉは他にも店舗がありますが、どのお店にもどこかかしこにこのプーアル茶葉の壁が施されているそうです。他の壁側には本棚があり、ハードブックの伝記や芸術作品集、鉄の重厚な急須がインテリアとして飾られていて、まるで高貴なコレクターの家にお邪魔したかのような雰囲気です。照明も明るすぎず、暗すぎず、あたたかい光を演出してくれています。そしてシックな陶器のシリーズも取り揃えられています。
お店のスタッフのユニフォームも凝っていますよ。やはりココのオーナーが台湾を代表する世界的デザイナーだけあります!男性スタッフと女性スタッフ、それぞれに少しずつディテールが違います。ベストの前見頃のセンター部分、結ぶ紐の位置が違ったり、後身頃のダーツの数が違ったりと細かいデザイン気配りが素敵です!
クリエイティブなフレンチ創作料理
シェフが創り出す料理やスイーツは目にも舌にも、色どり鮮やかで愉しいです。
*美國頂級PRIME菲力牛黑松露波特酒醤汁 1080元
添えられた野菜は台湾の高山農家から買い付けてくるオーガニック野菜。とても珍しいと思ったのは、楊桃(スターフルーツ)の熟して実になる前の状態のものが茹でてあり、歯応え良く、食べ応えがあります。他の野菜も新鮮で安全、素材の良さが生きています。牛肉はとっても柔らかくトリュフ塩とマッチ!どんどん食べられます。食用のお花も飾られていて、華やかな盛り付けにテンションが上がります。
*極品番紅花海鮮燉飯 980元台湾の沿岸で捕れた新鮮な海鮮とサフランライスのコラボレーションの香りが口の中に広がります。寒い季節は身体を温める為に、かくし味にわさびを使っています。気の効いた一品です。
*長楽 590元
ちょっとずつ、いろいろ食べたいから、デザートプレート!
7つの季節の素材を使ったデザートと9種類のお茶の中から1種類セレクト。
今回のスイーツは、養生香草紫米塔、黑芝麻起司蛋糕、焦糖巧克力馬卡龍、栗子泡芙、台湾珍珠奶茶塔、花果茶香奶油蛋糕、抹茶紅豆鬆餅。
レストランのスペースは20名程から貸切できます。例えば、少人数の企業セミナーや新作商品発表会、恩師に感謝する「教師節」などに使われているそうです。ナビたちが訪れたこの日も中央のテーブルに10名程の気品溢れる方々が食事していました。聞くと「SHIATZY CHEN」の顧客さんとのこと。とっても素敵な空間なので、このように大切なお友達とカップルで、はたまた少人数の社員旅行で。なんて使い方も有りかもです。
以上台北ナビでした。