安心食材の「天和鮮物」直営レストランで、お腹いっぱいヘルシー料理を!
こんにちは、台北ナビです。
「天和鮮物」は身体に安心、地球にも優しいオーガニック商品や無農薬の農産物を扱うショップとして知られています。その旗艦店であるMRT「善導寺」駅そばのショップ地下フロアには、「天和鮮物」の肉や魚や野菜類が味わえるレストラン「海島食堂」を併設しています。本日ナビはそんな「海島食堂」でヘルシー料理をいただいてきました!
身体に害のないものを
「天和鮮物」の始まりは劉天和オーナーの病気がきっかけ。48歳という若さで大腸ガンに倒れ、一時は生死の境をさまよったという劉オーナーは、度重なる手術を経て、医師から「消化のよい魚や肉を主食にすること」と告げられました。しかし、当時の台湾には無汚染の魚や肉を見つけることは困難だったといいます。そこで、一念発起したオーナー。かつての電子関係の職から足を洗い、全く未経験だった養殖業に飛び込みました。
抗生物質等、害ある物質を使わない養殖を澎湖の海で開始。その後、魚だけでなく豚・鶏・野菜・果物…といったあらゆるものを有機・無農薬法で生産。履歴のわかる生産管理システムを導入し、世界最大級の分析機関SGSによる化学物質検査を通過、認定を受けた安全性の高い食材を消費者に提供し続けています。
そんな誰もが安心して口にすることのできる食物を販売しているのが「天和鮮物」。健康志向の高い台湾人たちの厚い支持を受け、ショップは現在、台北を中心に各地に展開。その中には人気の精力湯(エネルギースープ)やしゃぶしゃぶがいただける店舗もありますが、やはりなんといっても最も多くの品数を誇るレストランが「天和鮮物」旗艦店の地下にある「海島食堂」です。
エネルギースープと赤ビーツのエネルギースープ
こちらでは、鍋料理を中心に、ピザやパスタ、ドリアにリゾット、最近始めたという洋風のセットメニューまであり実に多彩。顧客の多くは健康に気を使う中高年の方が多いとのことですが、若い人が好むメニューも多数。年齢を問わず気をつけたい健康・美容。ぜひとも多くの人に利用してもらいたいものです。
安心素材を食べてみよう!
それでは天和の素材を実際にトライ!ここでなら、日本へ持ち込み不可な肉類や野菜・果物類も思う存分楽しめます。「試したいけど、試せない…」と嘆いていた観光客のみなさまにも最適!
本日は鍋料理から天和主題鍋と洋食セットから檸檬青斑魚排をいただいてみました。
<鍋>
天和主題鍋 600元季節のサラダ
メイン:天和鮮魚片、海藻豚肉片、海藻鶏肉片、綜合拼盤から1つ
主食:有機十穀飯、海藻麺、南瓜麺から1つ
副菜:有機緑色野菜 (太字が写真のもの)
+80元で梅ビネガードリンク&デザート(カヌレ)付きになります
+90元で鍋スープのチョイスが広がります
(トマト・カレー・トマト&レモングラス、味噌)
かつては1Fの体験コーナーで食べられていた鍋。開店当初からの人気メニューでした。現在はここ地下フロアのレストランでのみいただけます。魚介系を中心に5種類ありますが、本日は魚も鶏も豚もいただける天和主題鍋。天和の素材を余すことなく食せる贅沢な一品です。
新鮮な魚介は臭みがなくてプリップリッ~!
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スープは素材の味が染み出た自然の味(だから始めはお湯みたい!?だんだんと旨みがでてきます)
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<洋風セット>
檸檬青斑魚排 単品650元、セット880元セット:サラダ、スープ、パン、ドリンク&デザート
青斑魚は石斑魚(ハタ)のこと。レモン風味のさっぱりとしたハタはびっくりするくらい肉厚。ソースはローズマリーが香るまろやかマスタードソース。あっさりとした魚に少し濃厚なソースがからまると絶妙なバランスに。
落ち着いた雰囲気あふれる空間
地下の空間なので圧迫感・密閉感があるのかと思いきや、大きなテーブルとゆったり配置で広々と感じます。また、暖色系の色合いと木のぬくもりで、温かみのある落ち着いた空間に。ゆっくりのんびり時間をかけてお食事をいただきたくなる、そんな快適スペースでした。
隣接してあるのは個室風に区切られたスペース。こちらでは、定期的にイベントやお教室が開かれているそうです。詳しくはオフィシャルウェブサイトまたはフェイスブックでどうぞ。
階段を下りた右手が受付兼お会計
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お子様椅子もいっぱい!安心食材を与えたい多くのママに支持されているのでしょう
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食事の後は…
お腹がいっぱいになったら、実際に食べた食材を買いに1階の「天和鮮物」へ。お肉やお魚、お野菜の購入は台湾在住者のみの特権になっちゃいますが、果物なら持ち帰ってホテルの部屋でいただいちゃいましょう!ほかに、お土産にぴったりなお茶・お菓子・麺類・調味料・石けん…などもあり。
ナチュラルな製品はパッケージも素朴でステキなものが多いのが特徴的。自分用に、お遣い物に、きっと気に入る一品が見つかるはずですよ!
ただ、眺めているだけでも楽しい空間でした。
以上、台北ナビがお伝えしました。