宮原眼科の2階は、知る人ぞ知る台湾料理レストラン!もちろん日出スイーツも満喫できます♪
こんにちは、台北ナビです。「宮原眼科」は、今や台中を代表する観光スポットであり、かつMUSTショッピングのお店でもありますが、お店に入って高い天井を仰ぐと、左手にレストランがあるのに気づきます。こちら、「醉月樓」というレストランで、アンティークなインテリアの中、宮原シリーズのお茶類や美味しい食事が楽しめるオススメのレストランでもあります。
さて、2階に上がったところで…、お手洗いは3階なのですが、まずは一気に上がってみました。こちらには宮原眼科の歴史紹介もあります。そして、一階を見下ろす景色は建物内部とは言え、圧巻ですね。図書館と間違えそうな内観ですが、本棚の木の本の巧妙な配置もよく見えます。柱や床も美しい、の一言。
そうそうお手洗いはとても綺麗なので、ぜひ行ってみてくださいね(2階のレストラン利用者のみ使用可です~)。
2階は、黒塗りのカウンターに中華の鮮やかな花の絵が目を引きます。骨格や天井などは当時のものをできるだけ使用し、上手にリノベーションしています。壁には赤レンガや大理石、アンティーク風の重厚なランプもむき出しの木の天井によく似合っています。そして、テーブルや椅子などの類は、ヨーロッパ風。
日本時代の建物に、中華と西洋がうまく混じり合って演出されています。
注文しました!
日本語メニューも完備。点心、前菜、炒め物、スープ、主食、デザート、アイスクリーム、ノンアルコール、アルコール類もあります。単品注文ですが、点心は3種、5種、7種から選べ、アフタヌーンティーセットもあります。
料理には、台湾を代表するカラスミやビーフン、魯肉飯、粽、海鮮粥ほか、マーボー豆腐もあるし、飲み物、スイーツにいたっては、日出オリジナルがずらり。季節限定のかき氷やパフェもよさそうだし、宮原紅茶や宮原特選…ここだとゆっくりと日出シリーズが味わえますね。
★週末は90分までという時間制限があります。
この日注文したのは以下です。
紹興酒紅焼肉百頁結(紹興酒豚肉ロース煮) 450元
このテカテカ具合によだれが…、の一品です。マスト注文の一品でもあります。肉はホロホロ柔らかい。煮込み時間は2時間。煮込む時には三層肉という皮つきの豚のバラ肉と百頁という固めの豆腐に紹興酒を加え、最後にもう一度紹興酒を足します。紹興酒のいい味わいも楽しめました。この醤油と砂糖の組み合わせは日本人が好きな味。ほどよい甘さは冰砂糖だから。
破布子龍鬚菜 200元
破布子は、蒸し魚にもよく使われる隠し味の魔法の木の実♪メニューには山蘇とありますが、この日はお店のおすすめで、龍鬚菜にしてもらいました。エンドウの菜のようなちょっと鬚のある青みが旨い野菜です。ショウガの線切りもアクセントを加えています。
点心(3種、5種、7種から選べます) 385元/640元/885元
いろんなものが注文できるので人気のメニュー。大根餅や高粱酒ソーセージ、イカの天ぷらなども気になりますが、ナビが選んだのは以下の3種!
鹽酥雞(台湾風唐揚げ) 屋台の看板メニューです。が、有名屋台に負けないほどの美味さ。サクサクして、中はジューシー!この歯ごたえは、もちろん地鶏だから!台湾のチキンは美味しいですよねえ~。
麻芛棒(マーイー揚げ) 台中特有の植物で、夏場がおいしいとのこと。これは注文しないわけにはいきません。味は爽やか、かつ野菜の旨味もあり。外はアーモンドで中にはなんとチーズも入っています。季節によって、麻芛のスープも注文できます。
金花枝丸(イカ団子揚げ)イカそのものの食感が感じられます。練り物だけではなく、食べていたら異物感?ん?これこそがイカそのまんま!なのでした。
これらの点心を味わう名脇役は各種ソース。いうまでもなくすべてオリジナルで、この日はマスタード+蜂蜜、唐辛子、隠油純黒豆、金柑。お皿の文字にもご注目。遊び心満点です。
台中でおすすめしたいレストランです
ナビ、実は数年前にここのレストランで食事をしたことがあったのですが、さほどの印象なく、個人的台中おすすめレストランの枠から外れていました。が、今回再び訪れ食してみて、その味の進化に驚きと感動でした。食べるのが大好きという台湾人の国民性から、巷でも様々な料理のレベルが日々上がってきています。そんな中、食品カルチャーのトップを走る日出グループのたゆまない努力と未来性を感じました。オープンキッチンの中で食材を操るシェフたちは皆若い。台湾の食文化の今後がとっても楽しみです!
以上、台北ナビでした。