70軒余りの屋台がしのぎを削る、人気屋台は90分待ちの長蛇の列!
こんにちは、台北ナビです。
台湾は、どこへ行っても大なり小なりの夜市があり、地元民のみならず観光客をも強く惹き付けてくれます。花蓮は、どうやら自強夜市がおもしろいらしいという噂を、ナビはよく聞いていましたが、今回やっと来ることができました。
ここは、敷地がそう広くないせいか、いつも大勢の人波で賑やか。人気屋台には、なんと番号札まであるじゃないですか!これは、すごい!番号札がある屋台なんて、初めて見ましたよ。
自強夜市の様子
夜8時ごろに到着したナビたち。夜市は、毎日夕月5時過ぎくらいから始まり、深夜過ぎまで。和平路一段と自強路の交差点付近なのですが、角にはコンビニ7-11があるので、わかりやすいと思います。いずれにしても、この界隈は、バイク、車の交通量が多いので気をつけてください。
自強夜市には70軒余りの屋台があり、ほとんどが食べ物。95%といってもいいかもしれませんね。焼肉やステーキ、東山鴨頭、鍋、ジュースなどなど、台北の士○夜市みたく同じ料理が重なってることはほとんどなく、まんべんなくいろいろあるので、選択肢は豊富です!
混んでいます!
人気屋台を5つご紹介
自強路の向かいでタクシーを降り、「第一家烤肉串」と「家傳東山鴨頭」の間から入ってしまいました~。
しまいました~というのは、ここ、人が一番多いところだったんです!
なぜかというと、この2つは自強夜市を代表する屋台!
第一家烤肉串 電話:0939-533337
「第一家烤肉串」は、串焼き専門屋台で、20種類以上の食材が並んでいます。牛肉串、ベーコン串、豚の血ともち米を固めた「豬血糕」、イカの串焼き「魷魚串」、さつま揚げのような「甜不辣」などなど、どれも見るからに新鮮で、ジャッ~!と焼かれたら、ジューシーな汁が垂れそうなほど。
が、なになに今168番?先に番号札を取って、先に食材を選んで先払い?ところで、どのくらい待つんですか?え?90分?!一時間半も!!お店の人、ゆっくり回ってきたらいいわよなんていいますが、ゆっくり回って戻ってきたころにはもうお腹もいっぱいで、ここの烤肉串なんてもう食べたくないと思うんですけど…。というわけで、ここはいつかまた来た時に…・
後でタクシーの運転手さんに聞いたら、90分?普通だよ!の声。週末は120分なんてのもあるそうな…。
恐るべし花蓮自強夜市!
家傳東山鴨頭
向かいの屋台、創業40年以上の「家傳東山鴨頭」は、独特のソースで煮込んだ各種の鴨肉料理の屋台です。特に人気の招牌鴨頭は、黄金色で艶々とした外皮の鴨の頭部、皆これを見るだけで、美味しそう~と思うそうです。日本人にはグロテスクに見える外見ですが、ぽろぽろとした嘴、柔らかい骨髄、弾性のある鴨皮を堪能したら、ぜひもう1本食べたい!と思うほど。ナビは本場で食べたことがありますが、甘く煮詰まった肉は、口の中で溶けていくようでした。美味しさの秘訣は、食材と一緒にじっくり煮込んだソース。10種類余りの漢方食材を質の高い醤油で煮込んだソースは、甘味と塩加減がちょうどよい味わいで、食材に濃厚な味をもたらしているのです。
如何せん、この「「家傳東山鴨頭」にも番号札がありました。しかもこちらもかなり待つらしい…煌々と輝く番号板を睨みつつ、すぐに食べ物にありつけない悔しさで、東山って本場は台南でしょ、何で花蓮なのにと…、と、ナビたちは未練を残しつつ、まずはこの場を後にしました。
法式官財板 電話:(03)835-5045
さて、右に曲がってしばらく行くと左側にまたしても長蛇の列!今度はなあに?「法式官財板」と書かれた大きな看板がありました。「法式」というのは、フランス式ということ。本場台南の「官財板」がフランス式???
法式官財板は、中身に牛肉の黒胡椒炒めやサテー味の豚肉、甘酸っぱく炒められた鶏肉などが詰められています。台南のソースはシチュー味だけですが、ここでは多種のソースに、中華の具材が詰めてあります。だったら華式では??と突っ込みたくなりますが、いえ、本場の「官財板」自体が、ナイフとフォークで食べるという洋式ですし、こちらはそれをもっと明確に強調した「官財板」ということで。
黄色い地に赤い文字は、台湾で一番目立つ看板色です
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フランスメニューは多いですよ
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うまそう~
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こうやって手に持って、歩きながらでもどうぞ!
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吉立新鮮果汁 電話:0918-397783
この通りの一番先の角には、またしても人の波!他の夜市では、人はこんなに並びませんよね。しいて言うなら、士林の「豪大炸雞排」くらいでは?
このフレッシュジューススタンドでは、フルーツの中から好きなものを選びます。大体2種類のフルーツをミックスしたものが多いのですが、牛乳やヨーグルトを加えてもらうのもおいしい。酸味や甘味、フルーツの新鮮さが思う存分味わえます。向かい側に呂記という同じジュースの店がありますが、こちらも大繁盛していました。
角には、火鍋の屋台が2軒。この日は暑かったので、人の入りはまあまあ。寒くなったら、この2軒に列ができそうな予感…。
高殻焼蝦 電話:0926-908204
この看板にも惹かれました
のれんに「酒・焼酎あります」の文字。上半身裸のイケメン老板が汗を流しながら、エビやカキを焼いている姿に目がくぎ付けになるナビたち…。パフォーマンス効果たっぷりで、人が集まること集まること。
輸入物だというカキは、この大きさもあって1個165元!う~ん、やりますね。そして、大きなエビが199元!この灼熱の熱さの中で焼く姿を目の当たりにすると、そのくらい出しても…と、時間的にも理性的にもそうならなかった、財布の紐はなぜか固いナビたちでしたが、またしても後ろ髪ひかれる思いで、この場を立ち去りました。
熱~い、ナビ、クラクラしてきました~
ご覧のように、夜市にしてはお安くはないんですが
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この大きさだし
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スタッフも親切に説明してくれるし
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だから、客入りは上々なんです
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寿司や臭豆腐、滷味、肉圓、蚵仔煎、牛排、生煎包などなど、花蓮の自強夜市では、たくさんの種類が選べます。いろんなものを少しずつ食べるのが一番いですね。食べきれなかったら、夜食用にいくつかテイクアウトしてホテルに持って帰るのもいいかも。
夜市全体は、そう広くないので、一回一周してみて食べたいものに定めをつけるのも一つの手。紹介した5つの屋台は大人気なので、番号札のあるところは札を先に取って、ぶらぶらと他の店を散策するのもいいかもしれません。でも120分待ちだったら、どうしようかなあ?いえ、夜市って、あっというまに時間が過ぎちゃうもんなんですよ。ナビも次回は勇気を出して番号札を取ってみます!
以上、台北ナビでした。