花蓮の老舗カフェ!花蓮のカフェ文化はここから広がったと言っても過言ではありません
こんにちは、台北ナビです。
今日は花蓮の老舗的カフェである「璞石咖啡(o’rip)」にやってきました。以前も来たことがありましたが、色々変わった!と聞いて、再訪してみました。
花蓮好きの集まり!
花蓮を愛する夫婦が始めた「璞石咖啡」。ナビが以前訪れたのは2010年でした。その頃はこのカフェの2階で雑貨を売り、「o’rip」という花蓮の情報誌を作って…と限られたスペースの中で花蓮の素晴らしさをより多くの方に知ってもらおうと奮闘されていました。
時は流れ…現在はこちらのカフェの目の前に花蓮のオーガニック商品などを販売する「小一點洋行」、節約街にあるMIT雑貨屋さん「o’rip」とそれぞれ目的別にお店を開いています。花蓮のカフェなどで見かける雑誌「o’rip」は雑貨屋さんの2階で作られていますよ。
どのお店も花蓮が大好きな仲間達が気持ちよく働くスペースで、色んな角度から花蓮の魅力を知ることができちゃいます!
明禮路にひっそりと佇みます
ここから入ります
花蓮を訪れると一度は通るだろう「明禮路」。しかし、ここにカフェがあると知らなければきっと見過ごしてしまうくらい看板や入口はひっそりとしています。「璞石咖啡」という店名の音どおり「樸實(素朴で飾り気がなく実直)」な看板なので、注意深く探してみてくださいね!
まずは門扉を入り、庭を見ながらウッドデッキを進むと左手に入口があります。ナビは約5年前に来たのですが、その時と同じブランコがあって懐かしい気持ちになりました。めまぐるしく環境が変化する台湾にあって、この変化のなさ。これこそが「璞石咖啡」の魅力のひとつなんだとナビは思います。
天気がよければ、このウッドスペースで食べるのも気持ち良さそう♪
店内は、明禮路と庭に面した壁2面に大きく採られた窓から燦々と太陽の光が差し込みます。とても明るいので、朝やお昼はテーブルの上のライトをつけるだけでいいそうですよ!
朝も昼も幅広い年齢層のお客さんで店内はいっぱいで、皆さん思い思いに過ごしています。よ~く観察していると、地元のお客さんが多く、皆勝手知ったる様子。スタッフは若々しく活き活きとしていて、見ているだけで気持ちよくなります。
ギャラリーも兼ねています
壁にかけられた絵や棚に置かれた作品は購入可能!気に入ったものがあれば気軽にスタッフへ声をかけてみてくださいね。
また、入口付近には店内で読める本が置かれており、その横には読み終わった書籍のリサイクルボックスもあります。その他、お店で時か焙煎したコーヒー豆やポストカード、CDなども少しですが販売しています。
このでしゃばらない感じがいいですよね。
朝早くから開店!
お店探検が終わったところで、注文といきましょう。ドリンクは営業時間内いつでも注文可能ですが、お食事系やデザートは、ブレックファースト(7:30~11:00)、ランチ(11:30~14:00)、ティータイム(14:00~17:00)と提供するメニューが変わってきます。こんなに朝早くから営業しているカフェは珍しいので、朝ごはんをこちらで食べるのも良さそうですね!
ナビは11時になるかならないかの時間に入ったので、「今ならどっちも注文できるわよ!」と2種類のメニューを見ることができました。ランチメニューは麺やご飯などのがっつりしたもので、台湾料理、イタリアンなどが載っていました。ナビはブランチが食べたかったので、ブレックファーストメニューからチョイス。メニューを見てみると、まずその良心的な値段にビックリ!そして全然想像つかない料理名が並んでいます。
もう自分では決められないと思ったので、スタッフにオススメを聞いてみると…「全部オススメ!どれを食べても間違いないわよ。」と言われてしまいました…苦笑。その中でも、お料理をサーブする際、他のお客さんから「アレは何?」と聞かれるのが一番多いというのは「焗烤水果土司150元」だということを聞きつけ、ナビはこれに決定してみました。
※お会計は先払いです。テーブル番号を確認してレジまで注文支払いをしてくださいね。
「小茶栽堂」の黑烏龍茶
台北でカフェ飯を食べようと思えば250~300元ほどが平均価格なので、ナビが注文した焗烤水果土司は、そんなに量はないだろうと思っていたのですが、出てきてビックリ!黄色いフライパン型のグラタン皿から具が溢れんばかり盛り付けられています。容器の中にはトーストが敷き詰められていて、その上に、トマト、りんご、パイナップルなどのフルーツを散りばめ、チーズを乗せてオーブンをしていました。見た目のインパクトもすごいですが、食べごたえも抜群!カリカリのトーストが好きなナビはトーストしてから入れてほしいなぁと思いましたが、パン、フルーツ、チーズの甘じょっぱい組み合わせが絶妙で、パクパク食べてしまいました。
ブランチにはすべて飲み物が付いてきます。ナビが選んだ黑烏龍茶は「小茶栽堂」のもの。農薬、化学肥料、人工香料、人口添加剤を一切使っていない、安全なお茶を販売している茶屋さん。台湾好きの方にはもうおなじみですよね!
喫茶店とも台北などのカフェとも違う、独特の雰囲気を醸し出す「璞石咖啡」。花蓮にもカフェブームが訪れ、以前とは比べようもないくらいカフェが多くなりましたが、そんなカフェ達のいつも先頭に立っているのはやはり「璞石咖啡」のような気がします。花蓮人、旅行客、多くの方から愛されるカフェで、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
以上、こちらの自家焙煎珈琲も大好きなナビがお届けしました。