台北でも数少ない、澎湖料理が味わえるお店です。豊富なメニューでお値段も手頃。
こんにちは、台北ナビです。
今日は澎湖の海鮮料理が味わえる北海漁村さんにおじゃましました。台湾人のお客さんも多く、とても賑わっていましたよ。
『澎湖』って?
みなさんご存知のとおり、ここ台湾は日本と同じく島国です。そして、この『澎湖』とは台湾本島の西側に浮かぶ大小64からなる群島なのです。日本だと本島と伊豆諸島または沖縄諸島のようなものだと思っていただければよろしいでしょうか?とにかく周りは青い海、海、海~。新鮮な海の幸がゴッソリとれるんです。ここ北海漁村はそんな海の幸たちを毎日空輸しています。だからお魚たちはとっても新鮮。店内の水槽付近ではその姿が確認できます。澎湖の魚を知り尽くした料理長が作る海鮮料理に早くもおなかは期待大!です。
迷うくらいにたくさんのメニュー。気分に応じて選びましょう
まず、店に入ってメニューをのぞくと、エビ、カニ、サザエ、ハマグリ、カキ等の文字が躍ります。メニューには日本語もあるので、ご安心を。中にはカラスミを使った料理も。好きな人にはたまりません。野菜もヘチマ、ゴーヤなど南部の野菜がふんだんです。こんなにも迷うくらいに料理があるのに、メニューにのっていない小皿料理もあるそうです。小皿料理も澎湖の名産ばかり。お店の小姐が紹介してくれるので、好きなものを選びましょう。オーダーした料理を待っている間、この小皿料理と台湾ビールで、まずは一息、ですね。
『澎湖』名産の海の幸たち
南の魚の刺身はおいしくないって時々聞きますよね。日本海の荒波にもまれた魚のほうが身がしまっていると…。たしかに日本海の魚もおいしいですが、ここに来たらぜひ食べてほしいのが、海麗(ハイリー)の刺身。澎湖名産のお魚ですが、この魚の刺身がとってもおいしい。脂がしっかりのっていて、すこし歯応えのあるブリといったかんじです。新鮮だからでしょうか?臭みも全くなく、刺身にうるさい日本人にも納得の味です。
蒸したあさひガニ、大正エビは蒸したてアツアツをお好みでニンニク醤油をつけていただきましょう。プリプリのイカを使ったイカダンゴや、これまた澎湖名産の「紅新娘」という小ぶりの魚の焼き物。澎湖で打った麺線(そうめんのように細い麺)を使った海鮮麺も魚や貝のだしが効いていて、あっさりと美味。スルスルといくらでも食べられそうです。
メニューの紹介
刺身
海麗(ハイリー)をぜひオーダーしてみて!
ヘチマと干えびの炒め物
ヘチマってこんなに美味しいんだ!と驚きの一品。台湾家庭料理でもあります。
石ガキ刺身
小さいけど味はしっかり。今回はお酢であえたものをいただきました。
イカの軽く蒸したもの
やわらかくて、甘みがあっておいしい。
かぼちゃビーフン
ビーフンとカボチャの細切りを炒めたもの。この地方の郷土料理。
その他、おすすめは・・・
海鮮麺
スープに貝や魚のダシがでています。このボリュームです。絶対お得!
大正えびの蒸し物
蒸したてをお好みでニンニク醤油をつけて。
☆☆☆ランチメニュー ☆☆☆
種類豊富にあり。メインをチョイス、小菜、スープ、白飯、デザートか果物が付きます。
※マネージャーの楊さんは日本語OKなので、気になるメニューがあったら聞いてみてください。
おなかいっぱいになったら、最後に椰子水(やしジュース)や酸梅汁(うめジュース)なんてのもあるのでチャレンジしてみてくださいね。小籠包もいいですが、南の海鮮料理をたっぷり味わえるのも台湾ならでは。お値段も手頃なので台湾ビールや紹興酒片手に食い倒れてみては?
以上、台北ナビでした!