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地元の方に大人気!注文してから包むから、できたて感が違います。アンが透けて見える超薄皮の小籠包に感激です

こんにちは、台北ナビです。以前ナビでも紹介していた濟南鮮湯包が2010年3月改装した!というので遅れ馳せながら再度やってきました!ナビ一行は1時半くらいにこちらに到着したのですが、お店はお客さんでいっぱい!お店の様子も改装前とは打って変わってスタイリッシュに生まれ変わりました。

家族経営でほんわかムード

白い服を着ている方は厨房で、赤い服を着ている方はフロアで働いています!

白い服を着ている方は厨房で、赤い服を着ている方はフロアで働いています!

ナビ一行がお店に到着すると、「いらっしゃいませ~!」と元気な声で迎えてくださいました。こちらで働いているのは約20人。決して大きいとは言えない店舗ですが、こんなにも多くの方たちが働いているのですね。お店を切り盛りするのは荘さん兄弟。荘さん兄弟以下、おしゃべり好きのお母さん、奥さんやお母さんの友達の子供たちが仲良く力を合わせてやっている「THE・家族経営」なのです。みなさんの笑顔の原因はこれだったのですねっ!台湾の方のにこやかでフレンドリーというところに魅かれる方も多いですよね。お店はおしゃれになっても台湾らしいあったかい雰囲気があふれています!
(左)お兄さん(右)弟さん

(左)お兄さん(右)弟さん



人柄だけでなく、荘さん兄弟の腕も確かです。ハイアットやシェラトンなど、高級ホテルの厨房でのキャリアが長く、2008年に独立したそう。主に弟さんは小籠包を中心とする点心の専門で、お兄さんが中華全般の担当と、分担が決まっています。厨房も手前が点心、奥が中華全般ときっちり分けられています。

改装後は広々~

開店後瞬く間に地元の方の人気を集め、以前のお店は手狭になってしまったためお店を拡張しました。以前も訪れたことのあるナビスタッフは、以前と店構えが違いすぎてお店の前を通りすぎそうになっていました。以前は超ローカル!という雰囲気でしたが、今は決して派手ではないけれど洒落ています。1階部は24席。それでも以前の倍ほどの大きさになりました。と思っていたら地下へ続く階段を発見!そう、地下にもテーブルがあるのです。地下はもっと広く、40席ありました。円形テーブルもあるので大人数で詰めかけても大丈夫ですね!また、拡張に伴い鼎泰豐などのお店で見られる無線マイクやパソコンでテーブル毎の注文を共有していました。お店が現代的になると、店内で使うものまでデジタルになるんですね~。でも、みなさんの笑顔がそのまま!なのはやっぱり嬉しい~!
1階

1階

席から厨房の中が見えます

席から厨房の中が見えます

地下1階

地下1階

円卓

円卓

デジタル~

デジタル~

「作り置きをしない」が基本




小籠包を包むのは主に弟さん。聞いてみると、必ず注文が入ってからアンと皮を包みはじめます。大店舗のように、ある程度作りおきをしておいて、冷蔵庫に入れておく、という方法だと、どうしても鮮度が落ちてしまうからだといいます。今回も小籠包が出てくるのには少し時間がかかりました。それも、その場で包んで蒸す、というひと手間余計にかかっているからだったのだと分かれば、小皿料理をつまんで、じっと待つ気にもなるってものです。
とっても薄い皮

とっても薄い皮

器用に包んでいきます

器用に包んでいきます

分担作業

分担作業

小皿料理も凝っています!

入口から見て右側に並べられた小皿料理の数々。自分で見て食べたいものを取ってくださいねっ!上の段は一律35元と決まっているのも注文しやすいですよね!お値段が違うものもきちんと値段が書かれてあるので安心です。お店の方にオススメを教えていただきました。香煎豆魚 (80元)はすぐに売り切れてしまう人気商品!こちらを訪れた際に見かけたら試してみてください。
また、小皿料理ではないですが、「辣椒鑲肉」もオススメということです。辣椒と書いていますが、それほど辛くありません。
香煎豆魚 (120元)

香煎豆魚 (120元)

辣椒鑲肉 (220元)

辣椒鑲肉 (220元)

看板メニュー!小籠包

名前にも入っている小籠包はこちらの看板メニュー!こちらには「プレーン」「カニみそ」「キムチ」「ヘチマ」の4種類の小籠包があります。ナビは「ヘチマ」味がお気に入り!人数が少なければ「プレーン」か「ヘチマ」を選びましょう。こちらの小籠包は皮の薄さが尋常じゃありません。それでいて箸で持ち上げても皮が破れない!すごい!すごい!!その小籠包の皮を破くと、うわぁ~と出てくる肉汁!レンゲは肉汁でいっぱいになってしまいます。
1セイロには小籠包が8個入っていますが、ぱくぱく食べられるのでちょっとお腹がすいていたら2セイロくらいはペロリといけてしまいます。
きざみショウガに黒酢と醤油を!

きざみショウガに黒酢と醤油を!


【圓籠鮮湯包】プレーン味小籠包(8個190元)
しっかりとした味つけが特徴!まずはひとつ何もつけずに食べてみて、2個目からは刻みショウガと酢醤油と一緒に食べてみてください。

【蟹黄圓籠包】カニミソ小籠包(8個)
カニミソの味がとっても濃厚!ここまでしっかりとカニミソの風味が確認できるのは珍しいかも!お得な一品です。

【絲瓜蝦湯包】ヘチマとエビ小籠包(8個280元)
うすい皮から見えるヘチマとエビの赤がキレイ!あっさりしていて食べやすいです。ヘチマ・エビ・チキンからとった出汁が美味です。

こちらもおすすめ



田園花素餃 (8個220元)

刻んだ青菜がたっぷりつまった蒸し餃子。これも皮がやわらかく、モチモチしているので、パクパク入ってしまいます。




脆皮煎鍋貼 (8個)

こちらのおすすめ料理のひとつ、羽付き餃子。表面はパリパリですが、餃子の皮自体はもちもちとしています。食べにくいため店員さんが切ってくれるのも親切!

猪肉大餅捲 140元

北京料理の一品としては「牛肉」が挟まれるのですが、こちらのものは特製の甘辛ソースを塗った焼餅に、豚肉、キュウリなどの細切りを加えて巻き上げます。ひと皿でたいへんボリュームのある料理です。

櫻花蝦炒飯(サクラエビチャーハン) 200元

サクラエビのピンク、豆苗の緑、玉子の黄色がとても美しいチャーハン!こちらのチャーハンはご飯がパラパラ!荘さん曰く、地元の常連のお客さんはしっとりとしたチャーハンよりもパラパラチャーハンが好きなのだとか。




魩仔魚炒飯(シラスチャーハン) 200元

シラスがカラッと炒めてあって、ほどよい塩辛さがおいしい!




夏威夷炒飯(ハワイ風チャーハン) 170元

台湾独特の肉のデンブがトッピングされています。



櫻花蝦蒸高麗菜 220元

サクラエビの味がきいた蒸しキャベツ。海鮮風味なのは、いかにも台湾料理風。




枸杞山薬鶏盅 200元

日本のヤマイモを使ったスープ。クコの実の赤がキレイ!食欲を引き立たせてくれます。骨つきのスープは飲みづらいからあんまり・・・と思われている方は是非これを試してみてください。鶏の身と骨が笑っちゃうくらいするっと離れます。食べづらさはナシです!出汁も深くおいしいです。


和風過猫

シダ類の和風ソース合え。過猫は台湾の方にとってはそれほどめずらしくないようですが、日本では見たことはないです。過猫というものを初めて食べましたが、ワラビとモロヘイヤを足して2で割ったようなものです。シャキシャキ感がくせになる、和風ソースもおいしい一品!


デザートにもひと工夫

メニューを見ていて、ちょっと見なれないデザートも目をひきました。山薬煎餅…ベニヤマイモをペースト状にしたものがはさんであります。フツーのお店にある、ナツメアンやあずきアンとは違い、とてもあっさりしていて甘さ控えめ。量も多いので4人一枚で十分です。見た目もとてもキレイですね!
生地にはすでにヤマイモペーストがはさんであります。そして仕上げに表面を卵の黄身でテカリをつけて焼きあげます。 生地にはすでにヤマイモペーストがはさんであります。そして仕上げに表面を卵の黄身でテカリをつけて焼きあげます。 生地にはすでにヤマイモペーストがはさんであります。そして仕上げに表面を卵の黄身でテカリをつけて焼きあげます。

生地にはすでにヤマイモペーストがはさんであります。そして仕上げに表面を卵の黄身でテカリをつけて焼きあげます。

こちらはすぐうしろが仁愛路という台北屈指のお金持ちストリートという立地条件。政治家や有名芸能人もよく来てくれるのよ!と荘さんお母さんは胸を張っていました。小籠包はもちろん他のサイドメニューのレベルの高さには目を見張るものがあります。しかも、お料理ひとつひとつの盛り付けが美しい!台北の小籠包店はもうあらかた制覇してしまった、という小籠包リピーターの方、セイロ系料理だけじゃお腹は満足できない!という方、是非お試しください。以上台北ナビでした。

記事更新日:2011-03-28

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-09-30

スポット更新日:2013-01-15

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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