台湾でも人気のベトナム料理店は立地、味ともに申し分なし。メニューも豊富です!
こんにちは、台北ナビです。台湾に来たからといって、毎日毎食中華料理では飽きちゃいますよね。そこで、ちょっと趣向を変えて、ベトナム料理なんてどうでしょう?
こちらのお店をオープンした杜さん夫婦はベトナム華僑。そう、「越南」とはベトナムのこと!そして「麺食」の名の通り、1980年の開店当時、メニューの中心は麺だったとか。その後60以上にまでメニューの数と幅を増やし、独自の味わいと品質を守って客層を広げる、老舗のベトナム料理店となりました。
麺、鍋、デザートも勢ぞろい!
ところで、ベトナム料理と聞いて、どんな料理を思い浮べますか?こちらのメニューは麺、ごはん、鍋、スープにおつまみ、それからデザート、ドリンクと多彩!大勢で行くなら皆でお鍋を囲むのも楽しそうですね~。麺とごはんは小碗・大碗の2種類があるので、おなかと相談して量を選べるのも嬉しい! メニューは麺が24種、ごはん類2種、スープ6種、おつまみ18種、デザート5種、ドリンク7種、鍋3種(肉は牛・豚・羊から選ぶ)ありました。
サトウキビで作った串にエビのすり身をつけて揚げたもの。クセがなくて、誰でもおいしく食べられる。自家製ソースには唐辛子とちょっぴりニョクマムが入ってて、辛い物好きの人・ベトナム風味を求める人にはぴったり。串のサトウキビもかじってみると、ほんのり甘~い… でも、おいしいからって、飲み込まないように気をつけましょうね~!
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皮はベトナムから輸入しているそうです。何とも言えないフシギな味はぜひお試しいただきたいところ。気になる中身の材料はエビ、豚肉、春雨、タロイモ、玉ねぎ、それから決め手となるもう一品は…企業秘密!だそうです…残念!このエスニックな味、いったい何を使っているんでしょう?
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越式雪耳(豚耳のニョクマムソース風味)
「豚の耳」と聞いて、引いてしまった人もいるのでは?でも、食わずギライにサヨナラして、とりあえず食べちゃいましょう!このコリコリした食感、日本じゃめったに体験できるものじゃありません!さっぱりした味なので、盛り合わせの野菜とよく混ぜて、サラダ感覚でチャレンジ!
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海鮮河粉(シーフードフォー)
太くて平べったい半透明の麺。野菜もけっこう入ってて、一品でも満足できるメニュー。できたてアツアツのうちに食べるべし!これを食べると南国を汗かきつつ旅した日々を思い出すなぁ~。暑い中熱い麺をふうふう吹きながら食べたっけ… 卓上の調味料を加えて自分のお気に入りの味を楽もう!
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スープなしの麺。牛肉バージョンも。欧米系のお客さんに特に人気のメニューだそうです。レモンをたっぷり絞って、上にのってるピーナッツの粉もよーく混ぜたら、さっそくいただきま~す!レモンの酸味と九層塔の香りがさわやかな、甘辛じょっぱい異国の味わい!ん~、美味!ビーフンをよく見てみると、あまり見かけないコシのある丸い麺…新竹で生産しているビーフンを使っているんだとか。ベトナムの味と台湾の食材、おいしいものを取り入れて、独自のメニューを作り上げる…20年来の人気の秘密ですね!
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燉牛肉麺河粉(ベトナム牛肉麺フォー)
台湾の牛肉麺はとってもコッテリコッテリしていますが、さすがベトナム料理、コクはあるけど、スッキリとした薄味スープ。牛肉のコクの中に、生野菜の爽やかさがとってもマッチしています。コレだけではあっさりしすぎる場合は、特製ナンプラーをミックスして、オリジナルの味を作り出してくださいね。ベトナムは、フランス統治の影響から、生野菜を使った料理が多く、タイ料理に比べて塩やナンプラーの使用量が控えめなんだとか。そこが外国人ウケする大きな理由。
出てきたのは、こんな高さ10センチぐらいのアルミの入れ物。どうやらこの中にコーヒー豆を入れて、そのままお湯を注いでコーヒーを入れていくんですって。「この下の層の白いものは?」と聞いたら「練乳だよ」!!($・・)/えぇっ、それじゃすっごく苦くて甘くてマッタリとした味になるのでは?
淹れ終わったら、かき混ぜます。どんどん色合いがラテの色に…これでグラスに入れていただきます。飲んでみると、「ちょっと濃くて苦味が合わさったココア」という感じ。コーヒーもとっても濃くて、モカに近い濃さ。珈琲が濃厚でも練乳も濃いから、ちょうどよく合わさるんですね。どうやらこちらのコーヒー豆には若干カカオを入れているんだとか!?若干香るチョコレートの香りが女の子にはうれしいのです。
永康街観光のひとつに!
美食やショッピングを楽しめる街として人気の永康街に位置するこちら。ランチに、ディナーに、はたまたちょっと休憩のお茶に・・・と、中華にあきたらこちらをおすすめします。
豊富な調味料も全てベトナム製。あっ、でも中にはベトナムで原料を仕入れてきて、お店で独自にブレンドしているのもあるんです。この真っ赤なソースは甘酸っぱいけど、辛―い!!!とっても辛いの!
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ジャーン。よっ出ましたナンプラー。漢字以外のところは何が書いてあるのかさっぱりわかりません(――゛)
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総店(本店)のキッチンは外からも見ることができますよ。
台北でベトナム料理が食べたくなったら、ぜひこちらへどうぞ!
以上、台北ナビがお伝えしました。