日月潭の最高級ホテルで楽しむアフタヌーンティーは格別!景色も最高です。
現在はビュッフェ形式のアフタヌーンティーとなります。
下記の内容と異なりますので、参考程度にご覧ください。
こんにちは、台北ナビです。今回は緑と水が美しい日月潭にやってきました。お目当てはあの憧れのホテル、ザ・ラルーの下午茶(アフタヌーン・ティー)です。湖のほとり、水社村の小高い丘を上がると、竹に囲まれた淡雅な入り口が見えてきました。 一般のホテルのイメージとは違う、すごく落ち着いた雰囲気にドキドキのナビ、さて期待通りでしょうか。
まずはお目当ての下午茶
ホテルの入り口にいる警備員さんへ優雅に「下午茶」と告げると、左手の階段の方を示してくれました。降りたところが東方餐廰(オリエンタルブラスリー)。ホテルは傾斜面に建てられているので、フロントのある入り口が8階、オリエンタルブラスリーは7階になります。
まず見えるのはきれいに磨き上げられたキッチンカウンター。後ろにはピザを焼くカマドが。インテリアはシンプル。店内は4つのスペースの分かれ、座席数は室内外あわせて158席という、かなりの広さです。湖面に向いたテラスは開放感いっぱいで、自然光を活かした午後の店内は、ナチュラルなリゾート気分に包まれています。
ナビたちが行った時は平日だったので、下午茶は一人分のセット。レストラン部マネージャーの陳維安さんがいろいろ説明してくれました。陳さんは日本語がとっても堪能。なごやかな雰囲気のなか、スイーツの話しもはずみました。
これが平日のアフタヌーンティセット
ミニサンドが3種、スイーツ8種、あわせて11種類がお皿にカワイくのってます。「週末土日の下午茶はビュッフェスタイル。スイーツ類だけでも20種類以上あります。でもお客さんも多くなるので、ゆっくり静かな気分で楽しむなら平日がオススメですね。」と陳さん。
カップに入っているのはイチゴのティラミス。これもイチゴの味がすごく新鮮。青ノリがまぶしてある(?)オニギリみたいなのは、実はツナサンドでした。日本人にはちょっと不思議な感覚。もうひとつのオープンサンドの上の薄い緑色はエンドウ豆のムース。これもおいしかったです。ラベンダー入りクッキーも、ラベンダーの香りがきつすぎず、味とのバランスが絶妙なのには感心しました。
中国式スイーツお餅のような白玉ダンゴのような食感が口の中をくすぐります。上にのってるのは桂花醸(モクセイの花びらを甘く漬けたもの)。
デニッシュへーゼルナッツのクリームは口に入れたとたん、ふわっと香りと味が広がりました。ナビたち思わず、「おいし~い」
手作りチョコレート中身はマシュマロとイチゴジャム。見た目は甘そう~でしたが、食べてみるとひかえめでした。
そしてシェフも登場
スイーツ担当のマレーシア人law chii hgien(右)と、総シェフのガーハルドさん(左)。スイーツは全部、ラルーの専用パティスリーで作ってるんだそうです。「どれもすごくおいしかった」と言おうと思ったのに、ナビは中・英・日本語がごっちゃになってしどろもどろ(汗)。
マネージャーによると、1年に2,3回、外国の5星ホテルのシェフを招いて美食フェアを開催、ラルーのシェフがその国のホテルに行くなどの交流もあるそうです。下午茶の飲み物はコーヒーや花茶など30種から選べます。今回いただいたのは阿里山のアッサム茶。ストレートで飲んでみましたがシブみもなく、とてもまろやかでした。
オープンキッチンでシェフの手元まで 見えます
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使われている花すべてホテルで育てているそう
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東方餐廰(オリエンタルブラスリー)
営業時間 7:00~23:00
下午茶時間 15:00~17:00
500元 (サービス料+10%)
平日 セットメニュー 土日 食べ放題
水と風の茶室―ホテルゲスト専用・池畔茶藝館
外部には開放していませんが、いい茶室もあるということで、広報部アシスタントマネージャーが案内してくれました。
エレベーターを降りると石作りの路が
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一階から見上げる客室。すべてレイクビュー
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エレベーターで1階に下りると目の前に日月潭がいっぱいにひらけます。左手を見ると、湖にそのまま続くようなプール。右手を見ると、侘寂(わびさび)の雰囲気満点な池が。この池のほとりの建物が茶室。7室ほどが水の上に張り出して建てられてます。
東頂ウーロン茶、龍井茶、金宣茶などの工夫茶(台湾式のお点前)が自分で入れられるほか、ハーブティと点心を組み合わせた2人用のセットメニューなども充実してます。すべて日本語英語併記なのはさすが。
池畔茶藝館(1F)
営業時間 07:00~19:00(10時より食事のオーダーを承ります)
阿薩姆森林セット 1000元 (サービス料+10%)
ラルーの特徴はその建物デザイン。レストランもそうでしたが、自然光をほんとにうまく採り入れてるんですよね。水の使い方も独特。足元の水辺と通路の高さが同じなので、気をつけないとドボンと行ってしまいそうですが、見る分にはずっと眺めていても飽きない不思議な魅力があります。水面に映る蓮の影が、湖からの風にゆったりと揺れる風情などは時間を忘れそう。
空と水辺と足元が一直線上
楊さんによると、ラルーではチェックインの時、お客様を立たせず、広いソファーに座って記入してもらうんだそうです。横にながーいロビーをウロウロしていると、右手にあるバーの端にあのラベンダークッキーを見つけました。これはお土産に買ってかえらねば。
選び抜かれたギフトショップもチェック
ホテルといえばギフトショップもチェックしないと気がすまないナビ。こんどはフロントと同じ8階にあるブランドブティックショップをのぞいてみました。ディスプレイウィンドーは3ヶ月ごとに入れ替わるアーティスト・ギャラリーでもあります。
ショップの人がアジア各地に出向いて直接買い付けてきたグッズがおいてあります。もちろん台湾のお茶や茶道具、石の置物まで。ナビはこのバッグにすごく心引かれたのですが、お値段をみて(台湾元で5ケタの数字)、見なかったことに(^^;
帰りの時間も迫ってたので、全部は見れなかったのが残念。次回はじっくり探索したいですねー。
涵碧樓精品店
営業時間 月~日 08:00~20:00
きれいな空気を吸いながら、食べて、見て、堪能したラルー。さて週末にまた違うアフタヌーンティーを楽しみに来ましょうか、或いはフンパツしてお泊り…なんて、思いをめぐらせる帰りの車窓。日月潭の夕日がゆっくりと沈んでゆきます。
以上、遠出に大満足の台北ナビでした。