高雄でだって小籠包!っていう高雄旅行者必見のお店。小さくも、実力あり、の太鼓判です!
こんにちは、台北ナビです。今回は高雄で食べられる台湾名物小龍包のお店に潜入。「おいしい小龍包を高雄でも食べたいぞっ!」と思っているあなた。そして高雄の在住日本人のあなた!庶民的なお店なので、B級グルメ派にもピッタリのお店なので、ぜひ口コミお待ちしています。お店は小さいけど、オーナーの情熱と、小龍包はウソをつきませんぞ!
やってきた場所は、高雄の最大人気
デパート「漢神百貨」のすぐ目の
前にあるこの一軒。
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お店はとってもとっても小さくて、おそらく8坪ぐらいしかない、こじんまりとした一店。
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あちこちで取材されているようですね。それでは入ってみましょう。
こんにちは~
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中から出てきたオーナーの奥様はとっても若くて美人(とても小学3年生の娘さんがいるとは思えません)。そして物腰も柔らかく、お店に入った早々すぐにリラックスできました。
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このお店では、オーナーが厨房も全て仕切っているのですが、なかなかの貫禄で、淡々と裏の仕込み場で小籠包をひょいひょいと作っていきます。オーナーはかつて、名店「上海湯包小舘~小籠湯包専門店」の名古屋店で数年働き、台湾に戻り、独立を果たしたシェフなんです。実はナビは名古屋出身で、大学生の頃、よく本場の小籠包を食べたいと、このお店に通ったものです。まさかあの時の、あの店のシェフがこの方だったとは!!懐かしさがこみ上げてきました。
ナビがお邪魔したのは午後4時過ぎ。この時間はさすがにお客様はちょっと少なめかなぁ・・・なんて思っていたのですが、買物帰りの一服で訪れるお客様もいるようでした。目の前の女の子4人組はどうみても、デパートのセール帰りといった感じでしょうか。おしゃべりに花を咲かせながら、一籠二籠とパクッパクッ。高雄っ子って食欲旺盛!
10年以上!定評のあるお店
実はOPENして10年以上という、なかなかのロングラン。台湾では人気がないと半年で消えてしまうお店が多いですが、味に定評があって、よほど固定客が多いのでしょう。女性客も多いんだとか。買物帰りの疲れた体に、小籠包でスタミナづけ、夜は夜市でパワーアップなんていうコースもアリかも。
気になるメニューの中から4点紹介します
蒸物は10点。麺・ご飯類は9点・スープ9点・単品オカズ5点・飲み物9点・ベジタブル料理8点と合計50点もある、本当に小さいお店なのによくやるなぁという感じです。今日はその中から、おすすめのものを出してもらいました。
招牌籠包湯包(看板メニューの小籠包) 10個180元 高雄の食べ物の物価は台北より20元ぐらい安いのですが、高雄で一籠180元ということは、むむ、ここの小籠包はそんなに安くないぞ。一籠10個入りで量はまぁまぁ普通。でも、さすがに湯包とあるだけあります。白い皮に包まれた中の肉汁は・・・・
こんなかんじで海のよう☆お味もしっかりお肉の味がついていて、肉汁だけでも何口でもいけそうです。
よくありがちな「イケてない小籠包」って、皮と肉が別々になってしまいがち。慣れないうちは、肉がぽろっと出てきてしまい、最後皮だけが残る悲惨なパターンも多いのですが、このお店の小籠包は中味のアンが適度に柔らかく、肉だけポロリということなく、皮と肉のハーモニーを楽しむことが可能ナノデス!
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南京排骨(南京風トンカツ) 80元 台湾の夜市でよく売られているのが、この「カツ」!!こちらのお店は、日本人も大好きなトンカツ。でも、このお店のカツってフツウの夜市で売られているカツと違うんです。夜市のカツはまず平べったくて厚みがなく固い。が、こちらのお店のは衣も薄くて、あまり見慣れないカツです。
食べてみると、何と醤油ベース!最初に醤油で下味がつけてあるんです。めっずらしー。しかぁし、実は先日、台湾で有名なある日本人男性瀬上剛さん(グルメレポーター)にお会いした時に「僕の好物が排骨なんですが、よく弁当にあるようなコロモで揚げたのじゃなくて、醤油ダレにつけて煮込んだやつが好きなんですよ。今はその煮込み排骨がほとんどなくなっちゃったので、あれが時々恋しくなるんです・・・」そうなんです!台湾のグルメリポーターがいっていた懐かしのカツとは、きっとこのカツに違いありません!
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芝麻小包(ゴマペースト入り蒸し団子) 10個140元
団子といっても、日本の団子とは大違い。小籠包の肉が胡麻ペーストに変わったと思ったほうが正確。柔らかい白い皮をひと噛みすると、中からあったか~くて甘~いゴマペーストが流れてきます。まさにデザートにピッタリ!あんなにたくさん食べのに、美味しいものはまだまだおなかにぽんぽん入っていきます。人間の食欲は限界を知りません。
オーナーのシェフは口数少ない、物静かな方ですが、どこか芯を感じさせる、いうならば武士タイプ。でも、けして冷たい感じも、横柄な雰囲気もありません。料理を出すと、すぐに厨房に戻り、一人でせっせと今晩の仕込を始めてしまいました。従業員はアルバイトが1~2人いるだけで、ほぼ夫婦だけで切り盛りしている、アットホームなお店です。
以上、台北ナビでした。