オーナーこだわりの旨い焼き魚が食べられます。テイクアウトもできて、とっても便利。おふくろの味が懐かしい?★
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こんにちは、台北ナビです。本日は、台湾の高級住宅街「天母」にやってきました。日本人学校やアメリカンスクールがあるこのエリアは、外国人居留者が多く、そのため世界各国のお料理が食べられるレストランが多く集まるエリアでもあるのです。さて、今日ご紹介するのは、天母のロータリー(中山北路と天母西路の交差点)にある「桐島」。日本人学校からも目と鼻の先にあってロケーションもバッチリ!“おいしい魚を食べさせてくれるお店”ということで、オープンまもなく駐在さん達の間でも評判になり、最近引っ越しをし、店舗も広くなった!というので再度取材させていただくことになりました。
魚が恋しくなったら「桐島」へ
台湾にいても、やっぱり日本のおいしい魚が食べたい!そんな欲張り(?!)なあなたの胃と心を満たすお店「桐島」をご紹介しましょう。
2007年3月にオープンした「桐島」は、もともとマグロの「づけ丼」一本でやっていくつもりだったそうで、その自信のほどが伺われます。「づけ丼」と聞くだけで、あぁ食べたくなってしまいます!ほかには、どんなメニューがあるんでしょう?メニューには写真付きでしかも日本語もバッチリ書かれているので迷うことなく自分の好きなものが選べます!
見て~!この新鮮なお魚ちゃん!
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焼き魚は日本の心です!
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広~い店内
以前はこじんまりとしたお店でしたが、今では2階建てのと~ても広いお店に大変身!奥様にお話しを聞くと、手頃な値段でおいしい日本料理をたくさんの人に楽しんで欲しいからお店を大きくしたそうです。そういえばナビ達がこちらへおじゃました時、ちょうど中学生か高校生くらいの子達が友達と一緒にこちらへご飯を食べに来ていました。天母でこの値段はお安い!?
オーナー夫妻
オーナーの桐島さんは北海道出身!職人気質なようで腰の低さが印象的でした。フロア担当は奥様!台湾の方ですが、日本語がペラペラ。流暢すぎて、本当に台湾の方なのか判断に少し困ってしまいました・・・。桃園や新竹などに住む日本の方がわざわざ休日に食べに来てくれることもあるんですよ~!と嬉しそうに語ってくださる姿から、お客様を大切にしているんだなぁというのが伝わってきます。
日本と同じく海に囲まれた台湾、おいしい魚がたくさんあります。オーナーの桐島さんは味にこだわって試食を繰り返し、魚ごとに仕入れ先を吟味しているのだそう。ゆえに、台湾産の魚もあれば、あくまでも日本産の魚にこだわるものもあるのだとか。なにをいただこうかと迷っちゃいますね。 結局、ナビ取材陣がセレクトしたメニューはこちら。いずれも、こちらの人気メニューだそうです。
三色丼(づけ三色丼) 300元
おいしいっ!これぞ、日本の味!米がたったおいしいご飯とマグロ、サーモンのコンビネーションが絶妙です。寿司飯になっているからでしょうか、一口食べるとまた一口とパクパクいってしまうおいしさに感動~!実は、以前あるお客様がマグロもいいけど、サーモンとどうしても食べたい!ということでこの三色丼が誕生したそうで、今でもそのお客様が来られては、この三色丼は僕が作りだしたんだよ~と自慢げに語るそうです。
縞花魚定食(縞ほっけ定食) 410元
ほっけメニューは二つありますが、ほっけの肉厚さというジューシーさといい、やっぱりナビは縞ほっけがオススメ!北海道で捕れたほっけを使用しています。塩味加減も申し分なく、おいしい!すごく懐かしい気持ちになりました。また、ほっけに付いてくる大根おろしが甘くて、ほっけと一緒に食べたらもう幸せ~。
単品メニューに60元をプラスし、定食にしてみました。定食にはご飯、お味噌汁、小鉢料理3種がついています。ナビ一行がビックリしたのはポテトサラダ。日本と同じ味がするんです!!(当たり前でしょ?と思う方が多いと思うのですが、台湾のポテトサラダで日本の味がするのは本当に本当に珍しいんです!)
拉麵沙拉(ラーメンサラダ) 160元
夏にさっぱりといただきたいのがこちら!北海道出身の主人が作る北海道居酒屋名物ラーメンサラダ。麺は特製で台湾で作られていて、もっちもち!ごまだれ風味がサラダと麺によくからみおいし~。ナビもお家で作れるかしら・・・とも思いましたが、ちょっとあの麺は再現できなさそう・・・。夏バテ時や体力がない時に是非!
豚肉丼(豚丼) 250元
黒豚の肩ロースを使用した一品!こちらも北海道の食べ物です。砂糖醤油で味付けされたちょっと甘めのタレで焼いた豚肉が、ご飯の上に載っています。ご飯とよく合いパクパク食べられてしまいます。
天婦羅冷烏龍麵(天ざるうどん) 300元
台湾で天ざるうどんが食べられるとは思いませんでした。台湾で天ぷらを注文するとビックリするほど衣が厚くて見た目は大きいのに、中の具は小さくてがっかり・・・なんて体験しちゃうんですが。が、こちらは適度~!やっぱりわかってますよねっ!日本のてんぷらが恋しい方は是非!エビが2本入っていたのもエビ好きとしては嬉しいところ!しかもエビがプリップリなんです~。またうどんは太めの柔らか麺。薬味を入れてズルズルっとすすれば、もう日本の夏ですねぇ~。
このほか、うなぎ五目ちらし丼(220元)、サーモン定食(300元)、北海道根室産のさんま定食(260元)、ボリューム満点のまぐろのかま焼き(要予約、時価)、脂の乗ったさば定食(310元)、づけ鉄火巻き(220元)、うなぎ丼(300元)など自慢の定食があります。 定食は、いずれもごはんと味噌汁付きとなっていて、味噌汁がちゃんと日本の味噌汁の味で、おいしい!台湾のうす~い味噌汁に失望している方、こちらのお店へどうぞ。
以前は緑茶がおいしく淹れてあり、オーナー夫妻のこだわりが感じられ、そのさりげなさに好印象が残ったのですが、今は、台湾のお茶で日本食に合うものがないか探索中なのだそう。