こだわり派主人が生み出すウマイ麺に病みつき。家族で作る手作り餃子も!常連客多し。
こんにちは、台北ナビです。
ナビ編集長に「取材に行ってきて~!」と言われたお店はなんとナビ御用達の麺屋さん「韓記」。ココの麻辣麺や牛肉麺、かなりうまいんです。実はみんなに知られるのがちょっと惜しくて、ナビの心にそっとしまっておいたそんな店…今回は腹をくくり、取材にやってまいりました。こうなったらみなさんにおいしさの秘密をとことんレポートしますっ!
通りからはちょっと見えづらく、見落としている人もきっと多いはず。でも、一度訪れた人はその味が忘れられなくて何度もリピートしてしまうというそんな店。オレンジ色の看板が目印です。
こじんまりとした店内はお昼時には満席になってしまうことも。待つのが嫌な人は時間をズラしてくださいね~。ナビは13:30に伺いましたが、まだまだたくさんの人が…けれど待たずにすぐ入れました。
数年前に改装したばかりという店内は清潔感があふれています。デザインもモダン。
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「グループOKのテーブル席」と「一名様大歓迎のカウンター席」があります。これって女性一人でも入りやすい感じ~。
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オープンして以来、老板(オーナー)張本立さんの探究心は留まるところを知りません。「おいしいものを提供したい」その一心で常に研究を続けています。お話を伺ってみれば、採算度外視でこだわりの味を作り続けていることが一目瞭然。
スープの牛骨は1度ダシを取ったら捨ててしまうとか、牛肉はよい部分しか使わないとか。サイドメニューである臭豆腐に至っては「どんな臭豆腐がうまいのか?」を延々と語ってくれ、店の味・商品に対する思い入れ度が炸裂!日本でもこういう頑固オヤジのいるそば屋やラーメン屋ってうまいんだよな…と思い返したナビでありました^^)。
老板の魂と言っても過言ではないであろう、こだわりの味をご紹介しましょう。はっきり言っておすすめ多すぎて、ほとんどメニュー全てになってしまいました~(笑)
招牌老
虎麻辣燙 マーラースープ・麺 (スープ、拉麺、春雨、おこげ)各180元
看板メニュー。「標準辣~大辣」まで4段階の辛さが好みで選べるのがいい!日本人には「標準辣」がちょうどいいはず。ナビ、興味本位で試した大辣は火を吹くほどの辛さ。けれど、トムヤムクンにも似た、辛さだけではない深い味わいのスープはたまらない~。辛党の人、ぜひ挑戦してみては?それ以外の人は小小辣をおすすめします^^)V。 ※鴨血、モヤシ、豆皮と肉(牛・羊・豚から1つ選択)入り
清燉牛肉麺 牛肉ラーメン(拉麺、春雨)各150元
白濁スープの牛肉麺。他店では牛骨使いまわしでスープを取るのは当たり前なのに、こちらは違います!1度っきりの牛骨から取るスープはコラーゲンがたっぷり染み出た牛本来の旨みが濃厚。ちょっとベタつく感があるのはこのせい。麺は中太の手打ちちぢれ麺。うどんっぽいコシのある麺がスープにからんで、うまさ倍増。清燉スープがうまいところが本物だ、と思うナビ個人の牛肉麺ランキングでは常に上位の味!
川式炸醤麺 ジャージャンめん 75元
乾麺の定番といえばコレ。メニューには辛い印(赤いトウガラシ)がついてますが、辛さは少々なので、辛いのが苦手な人でもOK!みんな大好きな味~。
伝統北方精緻豚肉水餃 水餃子
1個7元(10個から)
ナビ、こちらの水餃子も密かにお気に入り…♪小ぶりな一口サイズながら、ジューシーな肉の旨みがGood!
清燉牛肉湯麺 牛肉スープラーメン90元
牛肉麺の麺なしバージョン。とにかく一口飲めば、違いがわかるはずっ!!
タレやザーサイなどをお好みで加えるとさらに旨みがまします。棚から自由にお持ちください。(となりにあるスープは甘いデザート系ですのでタレとは混ぜないようにネ!※下記参照)
小菜も豊富でどれもおいしい~。写真は人気の4品。ナビは大根やはくさいのあっさり漬がお気に入り♪
滷味はオーダー後に温め直してくれマス。豆皮や昆布などがおいしい!牛の胃袋もグロテスクな見た目とは裏腹に歯ごたえがイケました~。
まあるいパンのような火焼(フォーシャオ)。外はカリッとしていて中はふっくら。台湾の人はスープなどに浸して食べるそう。これでツウぶってみる?
ビール、ありました~^^)。滷味や小菜で軽~く1杯やってから、麺にいく…っていう日本的な食べ方、捨てられませんっ
無料サービスのほんのり甘い緑豆湯(緑豆スープ)は食事の締めくくりにデザート感覚でどうぞ。辛さでいっぱいのお口直しにピッタリ☆冬場は暖め効果のあるショウガを入れているあたりが心憎いっ!
温かな雰囲気。そして日本語OK!なところがまたうれしい~
ナビ、お気に入りの理由は味だけではありません。?老板以下お店の方々の温かさ?日本語が不自由なく通じること、も大きなチェックポイント、惹きつけられて止まない理由なのです。こちらはご家族みなさんでの経営。仲のよさ、元気のよさがこちらにも伝わってお客さんもみな友達のよう。また、若おかみの美和さんは日本の方。日本人の目から見たおすすめメニューを紹介してくれます。温かさに触れ、こだわりの味を求め、ぜひ立ち寄りたい一軒です。
(右から)老板、若おかみの美和さん、息子さんの若だんな、老板娘(おかみさん)と愛犬。他、おばあちゃんも元気にお店に出ています。
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「韓国料理店じゃないのになぜ『韓』の字がつくんですか?」との疑問に、「それはママの名前から取ったんだよ」と笑顔で答えてくれたラオバン…そこに愛^^)
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以上、台北ナビでした。