焼餃子や蒸餃子だけでなく、北京ダックから酸菜白肉火鍋まで食べられる北京料理の店。
こんにちは、台北ナビです。
本日は若者の街、西門駅にやってまいりました。三十路をとうに超えたナビ(*_*)、この街に出向くのは超久しぶり!たぶん…、もう5年は足を運んでなかったかしらん。それにしてもこの「西門町」、いつの間にこんなにきれいになっちゃったんでしょう!?その変貌振りに驚いてしまったナビ。これなら、まだまだこの西門エリアを探索することができるワ~(笑)。
さて、本日ご案内するのは西門町を代表するお食事処、長~い歴史をもつ老舗レストラン「北平一條龍餃子館」です。
「北平一條龍餃子館」って、餃子専門店なの!?
「陳美鳳」という芸能人がやっているグルメ番組も取材に来たのだそう。彼女のサインが壁に書かれていました。
いえ、これがタダの餃子専門店ではないんです。店名に「餃子館」とついているので「ひょっとして餃子専門店!?」と思われるかもしれませんが、実は餃子だけでなく、北京ダックから酸菜白肉火鍋まで食べられる本格北京料理のお店なんです。このお店の何がうれしいって、注文したメニューすべてが美味しいこと!もともと北京料理自体日本人の口に合うと思うのですが、やっぱり注文した一品一品がおいしいって思えるお店もそうはないですよね。しかも、とってもリーズナブル。
老舗が誇るもの。それは・・・!?
老舗を守ってきた、シェフでもある老板。
にこやかな笑顔で迎えてくれました。
このレストランの味を証明するのは、積み重ねた歴史だけではありません。食事時になれば、ゾロゾロと集まってくるお客さんの数々。そして、店内に入ってきた常連さんが見せる笑顔に、店員さんと交わすなんでもないやり取り。常連さんのお腹と気持ちを満たしてきた、そんな風格さえ感じるそんなお店なのです。
何十年も通っているような常連がたくさんいるお店です。
日本人からはちょっと考えられないのですが「中華料理を食べるのはおしゃれじゃない」と考える台湾の若者たちが増えるなか、若者の街・西門町で、何十年もお店を続けてこられた理由が分かった気がします。
老若男女問わず、ずっと愛されてきました。
日本人好みのおすすめメニューをご紹介。
「鮮肉鍋貼(焼餃子)」
脂っこくないさわやかな味の餡とパリッと焼き上げられた皮のバランスがGOOD!テイクアウトするのもいいかも。
「花素蒸餃(ニラと卵と春雨の蒸し餃子)」
まずは、その大きさにビックリ!一口頬張ると、そのやさしいおいしさにまたビックリ!餡は「ニラと卵と春雨」。日本人的にはおもしろい組み合わせですが、これがとてもおいしい。白ご飯のかわりにもどうぞ。
「麻婆豆腐」
日本人の定番。厳密に言ってしまうと北京料理ではないですが、ここの麻婆豆腐もなかなかのお味。花山椒が効いてピリッと辛く、食欲増進すること間違いなし。麻婆好きのあなた、ぜひお試しあれ。
「豆干拌菜心」
豆干と白菜の芯の和え物。酸味と唐辛子のピリ辛さが絶妙で、前菜、あるいは箸休め的な一品。ピーナッツが入っていてとても香ばしいです。香菜(コリアンダー)が苦手な方は、忘れずに前もって言ってくださいね。
「青椒牛肉絲(チンジャオニゥロース)」
やさしい味がママを思い出させる、おふくろの味。やわらかめに炒めたピーマンが美味しい。
「蝦仁炒蛋」
ふんわりやさしいエビの卵焼き。エビの赤に卵の黄色、ネギのグリーンと彩りも美しくビジュアル的にもおいしい。もう一品欲しいなという時にいかが?
「酸菜白肉火鍋」
北京料理はもともと東北地方の流れをくむ為、酸菜白肉火鍋なんかもあるんです。ここの高湯(スープ)は、鶏骨を丸一日煮込んだチキンスープ。このチキンスープに、ほどよい酸味の酸菜と上質の肉(豚、羊)がからんで、それはもう“えも言われぬ”絶妙な味。ナビはこの酸菜白肉火鍋に完全にノックアウト。つけダレは、ニラ、豆腐乳、蝦油、ラー油、米酒、芝麻醤、白砂糖、コリアンダー、ネギを使った、本場・北京の味。このタレをつけないで、このままいただくのもおいしいですヨ。
「北京烤鴨(北京ダック)」
せっかく台湾に来たなら、やっぱり北京ダックをいただかないと!!「一吃」は北京ダックだけ。「二吃」は北京ダックにスープ、「三吃」は北京ダックにスープ、鴨肉と銀菜(もやし)の炒めもの。ナビ的にはあひる一羽丸ごと無駄なくいただける「三吃」がオススメ。皮(「荷葉餅」、一枚16元)のおかわりもできますよ。
テーブルに座ると運ばれてくる「小菜」は注文しても、しなくてもOK。
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李さんは日本語が少し話せます。分からないことがあれば、聞いてくださいね。
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行き方
MRT西門駅6番出口を出て右側の道をまっすぐ歩きます。
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道が3つに分かれた交差路に出たら、右に曲がってしばらく歩いた右側にあります。徒歩約5分。
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