飲むチョコレート??まだ試したことがないならぜひ味わってみませんか。
こんにちは、台北ナビです。
今日は、意外な気分転換の方法をお教えしたいと思います。疲れた時って、男性・女性に限らず、ちょっと甘いものを口にしたくなったりしませんか?ナビ的にはコーヒーとチョコの組み合わせが一番好きなんですが…。
今回お邪魔した「Chocoholic」では、チョコレートの専門店でありながら、ただ食べるためのものだけじゃなく、ドリンクとしてのチョコに力を入れています。このドリンクチョコが、とっても疲れた現代人の身体をホッと癒してくれるんです。
好きだからこそ、ここまで研究できるんです
2002年に1号店をオープンさせ、2号店が台北市内の賑やかな場所、東区にオープンに至るまでになった「Chocoholic」。その後、東区のお店はクローズしましたが、現在は松山文創園区内にある「誠品松菸店」に支店があります。実はこのお店、ドリンクチョコを台湾で初めて展開させた、台湾チョコレート界(?)の風雲児的なお店だったんです。
いったいなぜ、飲むチョコレートに焦点をあてたんでしょうね。
何事も奥が深い!
もともと小さいころからチョコレートを食べるのが大好きだったという、オーナーの邱さん。これまでいろんな種類、いろんな国のチョコを食べ、大人になってからチョコの歴史などにも興味を持つようになって、たくさんの書物からチョコについての歴史をひも解いていたころ、昔の人がチョコをドリンクとして飲んでいたことを発見。試しに作ってみると、意外にも美味しかったというところから、お店を構える展開になっていったのだそうです。
そもそもなぜチョコがドリンクに?
ここで、チョコの歴史についてちょっとお勉強…。もともとマヤ人たちによって耕作されていたココア。16世紀になり、スペイン人がメキシコに来てから、スペインの軍隊が「飲むチョコレート」を紹介したのだそう。しかし当時、チョコというのはまだまだ超高級品で、はじめはヨーロッパの上流階級の人たちだけの飲み物だったそうです。味もきっと格別だったに違いないですよね~。そして意外な事実が。チョコを飲む文化というのは3千年前にあったそうですが、紅茶の文化が入ってきたのは、今から2千年前ということで、ドリンクチョコのほうが先だったんです。チョコを飲む文化が先輩だったなんて、みなさん知ってました?
店内はぼんやりとした照明で、ポップなデザインになっていて、まるでフランス映画の世界に入り込んだみたい。お店に一歩足を踏み入れると、まず、甘~いチョコのほのかな香りにほっと一息。店内にいるだけで、メルヘンチックな気分に浸れます。そんな可愛らしい室内で飲むホットチョコは味も格別でした。冬になり、冷えた身体を温めにふらっとチョコを飲みに行く。するとついでに心もホッとすること間違いなし!だと思いますよ。ひとりで行くのもいいし、大切な誰かと…ってのもとってもロマンチックです。
ドリンクチョコ以外のドリンクメニューも豊富で、コーヒーやケーキ類を始め、冷たいドリンク、チョコフォンデュや、軽食などもあるので何度もお店に足を運んで、いろんなテイストを楽しむのもいいかも知れません。
主なドリンクメニュー
クラシカルホットチョコレート
基本的なホットチョコレート。初めての人にオススメ
イタリアンホットチョコレート
濃厚で重みのある感じ。ちょっぴり大人の味
アステカホットチョコレート
南アメリカの香辛料入りで、後味がほんのり辛い
OREOチョコレートシャーベット
冷たいアイスにOREOが絶妙にマッチ
その他のメニュー
チョコトリュフ
手作りなので、わりと家庭的な味。一粒一粒形が違うのもかわいい
手作り生チョコレート
お口の中でとろけます。冷やして食べても美味しい!
チョコレートフォンデュ 2人用
見た目も華やか。午後ティーのお供にいかがでしょうか
以上台北ナビでした!