陽明山一有名で人気のレストラン!パラソルが立ち並ぶ異次空間で台北一の眺望を楽しもう♪
こんにちは、台北ナビです。
今日ナビは陽明山の中腹、中国文化大学のすぐ下手にある「絶景が自慢」というレストランにやってきました。陽明山は台北市民にこよなく愛されているスポットで、春から秋にかけて気候のよい季節になると、お花見にハイキングにと、自然を楽しむ人の車で道路が渋滞になることも。
そんなエリアにある、自然の緑と澄んだ空気に触れられ、そして絶景まで見られるレストランといえば……そうココ「The Top 屋頂上」ですよね。
台湾に10年近く住んでいるナビですが、「The Top 屋頂上」を訪れるのは初めて。台北を一望できるここからの景色と雰囲気を味わったレポートをお届けします。
台北随一の景色スポット
MRTの駅からタクシーで約20分、森林に入るかのような細いクネクネ道をどんどん登って行くと、いきなり白いパラソルに椰子の樹が生い茂った異次元空間が現れます。大きな木の門を入って、まず目に飛び込むのは台北の街を山から臨む絶景!ナビの心、ここですでに持ってかれました。
ちょっと雲が多いけど……目の前に広がる台北の街にテンション↑↑↑
まるで雲の上にいるかのような錯覚さえも感じ、天から下界を見下ろす景色に思わずウットリ。そして夕暮れの風にのって流れる音楽の調べ。この絶景を最高に生かすには何が必要か、ちゃんと計算されていますよ
身体に気持ちのいい風と空気は心までリラックスさせて
陽明山には景色自慢のレストランがいくつかありますが、台湾のランドマーク「台北101ビル」から淡水河までを一望できるという場所はあまりありません。この景色こそがココの売りではあるのですが、ナビ的にはこのバリ風の雰囲気がたまりません。
当時はまだ少なかったバリ風のお店を作りたいというオーナーの思い詰まった「The Top屋頂山」。バリをイメージして、バリの置物やプルメリアなどのお花が咲かせ、ヤシの木も。すくすく育ったヤシの木が若干景色を邪魔してしまっているのですが、でもヤシの木があることで南国感が漂います。プラス白いパラソル、白を基調にしている空間にカラフルなクッションをアクセントにして……。見事バリ島の高級ホテルのビーチサイドの雰囲気を再現しています。
リゾート感たっぷりなのに、前に広がる景色は台北市がほぼ見渡せる絶景というのが、いいんですよね~!
雨が降ったらこのクッション達はどうするんだろう?と心配になるナビ
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バリ感漂う置物が上手に配置されています
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おしゃべりしているとちょうど夕日が淡水河に沈もうとしていました。そして外が暗くなると同時に「百万ドルの夜景」の登場。左には台北101ビル、右には淡水河、台北の夜の明かりが180度見渡せます。やはりこのレストランは夕暮れ時から行くのがベスト!ナビが訪れたのは平日にもかかわらず、お店の外には長い列ができていました。それもそのはず、皆の目的はこの夜景なのです。
どの席からも夜景が堪能できる秀逸な設計
行きはよいよい帰りは大変な階段
山の傾斜を見事に利用し、スタジアムの客席のようになっているため、どの席に案内されても夜景を楽しめます。だからどの席に案内されても問題なし。
しかもここは台湾。店内を自由に移動できるので、店内を歩き回っていろんなところから写真を撮影できますよ~。
ここでひとつご注意。傾斜を利用しているとあって、階段がかなり多い店内です。そして、水が張られている場所も多いのです。夜になると足元が悪くなります。水があるところにはライトがついているので、ライトがついている場所には近づかないのが無難です。ナビ取材中にも2組ほど知らぬうちに足を突っ込んでいました……。
美しいけど気をつけて~~!
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道の真ん中を歩くのをお忘れなく~
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席はそれぞれエリア分けされています。エリアによって食事メニューが異なります。つまり、もしここがいいなというエリアがあれば、その食事メニューを指定すれば、希望の席につける可能性が高まるということなのです。
A.B.C.D.E
・熱炒&合菜(台湾風居酒屋メニュー&コース料理)
F.H
・燒烤(バーベキュー)
VIP
最も高い位置にある個室のみ。お店の入口からもう一段あがったところにあります。
ガラス張りのお部屋と戸外のソファー席
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こんな景色です!
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A
お店へ入ってすぐのエリアです。
C
ナビ的に最もいい写真が撮れたのがココ。下のDエリアの席と夜景を同時にカメラに収められます。
D
一番広角に台北の街を眺められるエリア。
E
D、Fエリア横にある個室。収容人数が最も多い個室があります。
F
パラソルのある席でバーベキューが楽しめる席。2~4人用テーブルが配置されています
H
大きなテーブルで、大人数でバーベキューが楽しめる席。コンセントもありました。
この日ナビが案内してもらったのは一番下のエリアである「Q」。一番下か~とちょっとガッカリしましたが、席について驚きました。一番下の席でも充分に景色が楽しめるんです。
ここは最近できたエリア。キュートで居心地がよく気に入りました。次回来る時もここがいいなぁ……。このエリアは西洋風のお料理(西式餐點)が楽しめます。西洋風のお料理といっても基本的には揚げ物系なので、あんまり外れないというのもポイントが高いです。
熱炒メニュー
金沙焗蝦球 395元高温で焼き上げたカニを鹹蛋の黄身と炒めたおつまみ。台湾らしく鹹蛋と合わせているのがグッド!
蘑菇鱈魚 365元タラのフライに温かいソースへディップして食べるおつまみ。マッシュルームのソースはシチューのような味がして、いろんなお料理と合います。刺激的な味よりまろやかな味を好む方にぴったり!
油淋椒麻雞 320元油で揚げたチキンをお店特製の椒麻醬をかけるお料理。ボリューム満点で味も濃い目。お酒が進む一品です。
西式餐點
西班牙炸中卷 290元スペイン風イカリングフライ。やっぱりお酒を飲みながらおしゃべりを楽しむ時は揚げ物が欲しくなりますよね~!
TAPAS 320元スペインの伝統的なタパスを改良したアラカルト。オサレにアルコールを飲みたい方におすすめです。
香煎鮭魚與胡麻藍莓醬580元焼いたサーモンにゴマ&イチゴジャムを添えた創作料理。1つの料理で2つの味が楽しめるQエリア限定のお料理です。
アルコール
地中海 285元ウォッカとブルーキュラソーにソーダを加えた鮮やかな青いカクテル。すっきりとした味です。
屋頂第一特調(THE TOP NO.1) 285元お店の名前がついた、お店おすすめのカクテル。ウォッカに新鮮なキウイソースとクランベリージュースを加えていてフルーティーですよ!
予約は個室のみ。その個室もミニマムチャージがあるので、できれば大勢でいきたいところ。一般席は席数が多いので、平日なら開店時間の少し前に到着すれば、ほぼ順番待ちもなさそうです。個室はガラス張りでクーラー完備。夏は蚊に襲われるのも少なくなりますよ~。
個室の並びは
お店サイトから確認してみてくださいね。
VIP個室 8000元(7~8人)
Cエリア個室(円卓) 3000元(10人)
Dエリア個室(ソファー席) 3000元(8人)
Eエリア個室 6000元(10~12人)※個室使用時間は平日2段階、休日3段階。12:00~16:30(休日)、17:00~21:30、22:00~02:30です。アクセスはMRT「士林」駅、「石牌」駅、「芝山」駅から車で20分弱。国立故宮博物館からも車で20分ほどです。タクシーはお金がかかるし……という方は、バスで文化大学まできて、15分ほど歩くといいう手もあります。帰りはお店の人にタクシーを呼んでもらいましょう。
タクシーを呼んでもらったら、ここで待ちましょう!
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このカードがもらえますよ~
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最近の台北はどんどんおしゃれなカフェ、レストランの登場が続いていますが、ここは夕暮れ時にカップル、もしくは海外から台湾に遊びに来たお友達、親戚、お客さんなどを連れて行くと感動される事間違いなしです。一番の売りが「景色」なのでお天気のいい日に行くのをおすすめしますよ。
以上、次こそは天気のいい時に訪れるぞ!と心に決めている台北ナビがお届けしました。