九份の超有名店の支店!!バスを途中下車してレトロなお店で芋圓入りアイスを!
こんにちは!台北ナビです。本日は九份の名物芋圓の超有名店「頼家芋圓」の支店、九份郷土館へやってまいりました!店長の趣味で固められたレトロなムードで芋圓を食べる…なかなかオツです。メインストリートからちょっと離れているので、空いていて穴場的な存在です。
店内はおもちゃ箱のような「レトロ台湾」
昔の警報機、
結構大きな音がします
お店の前では木馬やベビーカーに乗ったアンティークおもちゃがお出迎え。店内にはオーナーが趣味で集めたというレトロな看板やおもちゃが並んでいます。
秩序なく並んでいるようでもありますが、映画館の窓口や屋根なんかもあって、何となく町並みっぽくなってます。台北でも、最近このようなレストランが増えつつありますが、芋圓のお店では初めてなのでは?
これは昔の警報機なんだと鳴らしてくれたり、これは日本統治時代の看板だよ~と、屋根の上を指さして見せてくれたり。この木彫の意匠は特別でしょう?と説明する目の輝いていること!本当に好きなんだなぁ~と感心。
何故かオーナー一押しの看板たち。日本統治時代のものかな?
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屋外スペースでもお食事はできますが、道路に面しているので、室内で趣ある店内を楽しみつつ食べたほうがよいかも。
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店内には骨董がズラリ!タイムスリップ気分、というよりはテーマパークに来たみたいです。
芋圓のお味は「頼家」と同じ、いやそれ以上!?
さてこちらの九份郷土館。本業は(笑)芋圓(お芋の粉で作ったお団子)のお店なのです。すぐ隣には工房があり、芋圓が作られています。煮てお店に持ってきて糖水につけてあります…美味しいに決まってるじゃないですか~モチモチです。
ちなみにちゃんと小豆も緑豆も店先で煮られていて、小豆はホクホク、緑豆はプチプチでよい感じです。日本ではあまりなじみのない緑豆ですが解熱、解毒、消炎作用があり、日本ではモヤシの原料として使われている、とっても体にいいものなんです。クセのない、プツプツとした食感が気持ちよい、万人受けする味です。
お土産用も売ってます。
おうちで茹でるだけ!
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ナイスキャラのおばぁちゃんです
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おすすめメニュー
● 大湯圓 40元
紫は紫イモの皮に緑豆沙餡、緑は緑茶皮に小豆餡、黄色は地瓜(サツマイモ)に胡麻餡入り。個人的には地瓜+胡麻餡がお気に入り。注文すると全部入ってくるのですが。
● 芋圓 40元
色はけっこうどぎついですが、地瓜、山薬、緑茶、芝麻と材料はヘルシー。モチモチというには根性のある食感のあとに、素材本体のザラっとした食感がなんともあったかいのです。同じ味なようでいて、ひとつひとつ気にしてかむとちゃんとほのかに素材の味がするのです。
● 水果圓 メニューに載ってないのですが、果物味の餅に透明のQQがくるんである見た目にも涼しげ、味もほどよい酸味があって爽やか。夏にぴったりです。
20元プラスの価値あり!
九份観光のセオリーとして、公共の乗り物を利用した場合「舊道」まで行き、基山老街を観光、豎崎路の階段を歩いて、というのが定番かと思います。そうするとこのお店はちょっぴり不便(だからこそ穴場なんですが)。しかし、実は二つ手前の「七番坑口」でブラリ途中下車すると、お店は正面!また2、3台なら道路の反対側に駐車スペースがあるので、タクシーやハイヤー利用の方はそちらを利用できますね。道路がヘアピン状になっていて見通しが悪いのに車はけっこう飛ばしてくるので、渡るときには気をつけて!