北京ダックと酸菜火鍋が目玉!東京の有名高級中華レストランにいたオーナーの店です。
こんにちは、台北ナビです。やはり中華料理と言えば、北京ダック!日本だと高価だし、なかなか食べる機会もない。だから絶対こちらで食べるべき!でも日本にも支店がある大型レストランでは面白くない。せっかくだから地元のお店へ。しかも他店より安い!ときたらここしかありません。一見とってもローカルな雰囲気。が、萬榮鑛と奥さんは日本語ができ、日本語メニューもあるので中華店ビギナーも「没問題」です。
外国人ビジネスマンの常連多し!
この付近は、金融会社や外資系会社も集まっているため、ランチタイムには台湾人に加え、西洋人、日本人の姿も少なくありません。いくつかの航空会社のオフィスも近いため、クルーたちも愛用しています。地元の常連客も多く、大陸からのお客さんを接待で連れて来ていたり、日系企業も新年会・歓送迎会・誕生会などによく利用しているようです。昼は 1時を過ぎても、まだ賑やかでした。
夜になると半分は日本のお客さんだそうです。地下には個室があり、60人までの宴会ができる貸切スペースになっています。もちろん メニューは中国語、英語、日本語あり!
店内の壁はイエロークリーム系の色でとっても家庭的な温かい感じです。さすがは、もと高級レストラン出身のオーナーだけあって、見た目もどうしたらおいしく見えるかなど、気を使っている様子がうかがえました。
日本のサービスも取り入れて
ここの奥さまは、オーナーが日本に 6 年いる間、台湾と日本で半々の生活を送っていたので日本語も OK だし、日本人の好みもよくおわかりです。セルフサービスのコーヒーメーカーが置いてあるのも日本人の習慣を知っているからこそのオーナーのアイデアで、一般の台湾の中華レストランにはまずないサービスです。また、おすすめメニューがひとつひとつ書かれた木板の札も壁の上方に掛けられていて、どことなく懐かしい日本の居酒屋を感じさせてくれます。北京料理といっても、日本では全ての中国の地方料理が混ざってしまって、何を注文すべきかピンと来ませんが、日本人の口に合いそうなメニューも教えてくれます。が、料理の方は日本風ということはなく本格的中華です。
この辺で、肝心の中華料理をいくつかご紹介しましょう。これらの他にも中国北方料理として、焼き餃子、焼きまんじゅう、麺類があげられます。
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【牛肉大餅】特製牛肉巻きの餅
中国北方地方料理。焼き皮で牛肉、ネギ、キュウリ、レタスなどを巻いたもの。小腹がすいた時スナック感覚でも食べられそうな感じです。
北平鴨】北京ダック (一〜三吃あり)
他店では、一吃・二吃・三吃と、ダックを使った炒め物とスープを付けるかどうかで、値段が違い、選ぶようメニュー設定されていますが、ここは初めから全て付いてきます。しかも安いです。コンガリと色よく焼けた丸ごと一匹ダックは香りもいい!代表的北京料理を、ネギとミソを皮で巻いて、ぜひお召し上がりください。
【鳳梨蝦球】海老のフライと特製フルーツソース
パリッと衣をつけて揚げた海老に、台湾風の少し甘みのあるマヨネーズのフルーツソースがけ。
【東坡肉】豚肉角煮
テカテカに光った豚バラ肉の醤油煮。じっくり様々な行程を経ているため、余分な脂分が抜かれ、肉質はとぉ~って柔らか、トロトロの食感です。皮にはゼラチン質(コラーゲン)が豊富です。
【北方烙餅】中国北方地方の焼きパイ
中国北方地方ではあまりお米は食べないそうで、これがおかずとおかずの間に来ます。ちょっと塩味でサクサクとおいしいのです。
【乾扁四季豆】いんげん豆のにんにく炒め
これは四川料理ですが、日本人に大変人気のある一品。
【鉄板牛柳】特性ソースの牛肉鉄板焼き
牛肉、きのこ、さやえんどう、にんじんなど、黒コショウとニンニクの効いた鉄板焼です。寒い地方の料理は、味付けがしっかりしているので白飯とよく合いそうです。
【酸菜白肉火鍋】酸菜と豚肉と海鮮の特製中国北方鍋
具だくさん、特に海老・ハマグリ・イカなどのシーフード充実で嬉しい。豚肉とすっぱい白菜(酸菜)が絶妙な味で、栄養バランスもバツグンです。これもぜひ試してください。
レストランに着いてからあいさつに現れた白いタートルネックの長袖シャツ・スポーティーな黒パンツ・白いゴルフシューズのこの人は一体誰?と思ったら、その人がオーナーの萬さんでした。毎朝ゴルフの練習に行ってからお店に入るそうです。道理でお洒落なはず。練習の甲斐あってゴルフの腕が上がり、今ではスコアがだいたい 80 とのこと!!料理の腕もベテランのはずですよねぇ。
以上、台北ナビでした。