名物の担仔麺や蟹おこわが待ってます!多くの日本人に親しまれている台湾料理の老舗。
こんにちは、台北ナビです。
今回皆様にご紹介するのは、台北の繁華街、林森北路(六条通り)にある台湾料理、海鮮料理でおなじみのレストラン「梅子」です。1965年のオープン以来、長きにわたって日本人に親しまれてきた味をじっくり堪能してきました。
1~3階までみーんな「梅子」
店名がどうして純日本風の名前なの?と聞いてみると、ずばりオーナーの名前。「梅子」は“王梅子”さんと“王明麗”さん姉妹が切り盛りしています。お2人とも大変日本語がお上手で、訪れる日本人常連客の応対に追われています。お店は1F~3Fまでの3フロアあり、1Fは王梅子さんが切り盛りする台湾料理店。2007年初に改装しました!古式ゆかしい台湾風のインテリアが酔わせます。接待用にも立派に使えますよ。
2Fは王明麗が仕切る、海鮮の陳列コーナーがある台湾風の海産店。大人数ならこちらでも盛り上がりそう。そして3Fはグループ用(5~8人用)の個室があるなど、フロアごとに違った客層を考えているところがニクイですね。
芸能人もときおり食べに来るのだそうです。日本から関取たちも食べに来たんですね。
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ちょっと一杯用にカウンター席もあり。
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「梅子」では毎日、澎湖島直送の新鮮な海産物を活魚の状態で空輸しています。空輸された活魚は、お好みの調理法で食べることができます。海鮮料理のコースもたくさんあり、予算をいえば相談にのってくれます。また「担仔麺」のコーナーは屋台を模したカウンターで、本場の台南担担麺を食べられます。グツグツ煮える魯肉(コマ豚肉の煮込み)が食欲中枢を刺激します。
ナビのおススメをド~ンとご紹介
台湾料理は脂っこいイメージがありますが、梅子はちょっと違うんです。全体的にオイリーなところはなく、あっさりした味つけなのです。一味もふた味も違う、お腹に優しい味です。
蟹おこわ
台湾料理の代表格といえば蟹おこわ。皆さん高いと思われていますが梅子ではとってもリーズナブル。人数に合わせて蟹を選んでくれますよ。
烏魚子(カラスミ) (お持帰りもできます)
カラスミは写真のようにカラスミ、大根、ねぎを重ねて食べるのが基本ですが、日本人にはねぎを抜いて食べるのをお勧め。ビールにもよく合います。
麻婆豆腐(マーボドウフ)
四川の麻婆豆腐と違い、日本人向けに少し辛さを調節してあります。やっぱり辛いけどおいしい。白いご飯に相性がいいですね。
佛跳牆(ぶっとびスープ)
ゴーカにフカヒレの切り身、貝柱、豚足、スジ肉、鶏肉、ナマコ、サトイモ、シイタケなど盛りだくさんの具が入ったスープ。お祝いの時などに食べる料理です。
芙蓉繍球
エビとイカのすり身をミックスしたものに、ニンジンの千切りたトッピングして蒸した料理。あっさり味のタレで仕上げてあります。
炸花枝丸(イカボールのから揚げ)
イカのすり身と切り身がたっぷり入っていてイカの風味がいっぱい。プリプリとした食感が楽しめ、イカを丸ごと食べている感じがします。
蚵仔煎(カキのオムレツ)
屋台でもお馴染みのカキのオムレツ。あまり油っこくなく、上品な仕上がりでカキがたっぷり。上にかかったピンク色のソースも甘すぎず美味。
龍鳳巻(春巻)
パリパリの皮と中のトロッとしたアンのバランスが絶妙。アツアツを食べたナビは口に飛び出した汁でちょっと火傷を。
炒青菜(青野菜の炒め物)
青野菜の炒め物ですが、ニンニクが効いていてシンプルなのにうまい。いろんな種類の野菜から選べるので、ナビは日本ではお目にかかれない空心菜をセレクト。
魯肉(豚の角煮)
トロトロに煮込まれた角煮は、なんと箸で切れるやわらかさ。口に入れるとアッという間に溶けてしまいます。
蚋仔(しじみの醤油漬け)
殻を開けるとプリプリのしじみが顔を覗かせます。ちょっと濃い口の味はビールによく合います。このしじみは芋粥を入れて食べるのもオツです。
炒米粉(焼きビーフン)
とっても細いのに、歯ごたえバッチリの焼きビーフン。梅子のは上に魯肉をかけずにいただくスタイルでとってもアッサリしています。
その他のおススメ料理
ほかにもまだまだおいしいものがい~っぱいっ!思う存分、台湾小皿料理をお楽しみください~
香腸
(台湾版ソーセージ)
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菜哺蛋
(干し大根入りオムレツ)
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以上、台北ナビでした。