スタイリッシュでモダンなレストランで、気軽に飲茶と上海料理が楽しめる。
こんにちは!台北ナビです。
今日は香港式飲茶と上海料理が一度に楽しめるレストラン、「新葡苑」をご紹介。
こちらのお店のオーナーは某有名ブランド服の社長も兼任しています。そんなオーナーのセンスが生かされた店内はモダンでスタイリッシュ。どことなく上海風を感じさせるインテリアがおしゃれな雰囲気です。取材にうかがったのがちょうどランチ時ということで、店内はほぼ満席。客層は地元のサラリーマンやOLが中心といったところ。入り口の横にあるガラス張りになった厨房では、何人ものシェフが忙しそうに点心を作っていました。
気軽に飲茶が楽しめる
奥が飲茶のメニュー
飲茶のお店らしく、席についてまず聞かれたのが、お茶のオーダー。お茶用のメニューを見ると、プーアール茶やジャスミン茶などが。ナビは金萱茶というウーロン茶の一種をオーダーしました。この金萱茶、フルーティーな香りがしてとてもおいしかったです。
次に点心のメニューを広げると、点心1品1品に写真がついています!さらに日本語と英語の表記もアリ。これは分かりやすいですね~!それに、点心の価格帯はリーズナブル。これなら食べたいと思ったものを、値段を気にせずに注文できそうですね。
汁叉焼酥
チャーシューパイ。パイナップルが入っているのは、油っぽさをおさえるためだそう。
炸兩腸粉
油條(棒状の揚げパン)入りライスクレープ。油條がさくさく、まわりのライスクレープがぷるぷるで、食感が楽しい。
金絲鮑魚巻
アワビ巻き。レタスと一緒にいただきます。レタスのシャキシャキ感と、まわりのパリパリ感が絶妙な組み合わせ。
五香芋頭糕
タロイモもち。ダイコン餅とは違ってもっと重みが感じられます。
上海料理もあります
「新葡苑」で楽しむことができるのは飲茶だけではありません。上海で料理の技術を学んだシェフが作る上海料理を味わうことだってできます。
蟹粉豆腐
カニみそと豆腐の煮込み。豪華で、見た目よりもあっさり。
東蘇杭東玻肉(蒸しパン付)
豚バラ肉の角煮。蒸しパンにはさんでいただけば、中華風バーガー。お肉が柔らかくておいしい!
絲瓜蝦仁湯包 8個入り
ヘチマとエビ入り小龍包。さっぱりしているのでいくらでもイケちゃいます。
麺托藍斑
魚のフリッター。取材の日はハタのフリッター。身がぎっしり!(季節によってタラなど旬の魚に変わります)
食後の楽しみはやっぱりデザート
「新葡苑」ではデザートにも力を入れています。デザートの技術指導を勤めるのは、日本で料理番組も担当する料理家、酒井礼子さん。くずきりやわらびもちなど、日本の素材を使って台湾の伝統的なデザートを作るというおもしろい試みをしています。日本人の感性が生かされたデザートは、かわいらしくて上品な見た目。どれもおいしそうで、日本人なら引き付けられてしまうこと間違いなし!
さらに、こちらのデザートで使われる食材の80%が、日本から輸入されたものだそうです。そのワケは、日本の食材の方が健康によいからとのこと。砂糖を例としてあげると、沖縄からは黒糖を、四国からは和三盆(サトウキビを原料とした高級砂糖)というように、各産地から厳選した食材を輸入しているそうです。
特製三色甜點
スイカゼリー、マンゴープリン、杏仁豆腐といろんな味が
楽しめるカラフルな一品。季節によって内容は変わります。
核桃露
くるみのお汁粉。甘さひかえめ。蓮の実入りです。
什錦水果洋菜凍
キウイ、イチゴ、マンゴーなど、各種フルーツと寒天ゼリーを一緒に。
健康志向というのはデザートにも反映されていて、たとえばフルーツの果汁を使用したデザートは、水をいっさい加えず、果汁のみで作るそうです。そんな風に身体のことを考えたデザートだから、どれもが甘さ控えめで、すんなりお腹におさまります。これなら飲茶と上海料理ですでに満腹になっていても大丈夫!!
以上、台北ナビでした。