台湾の小籠包を世界に知らしめたパイオニア的老舗!いつ来ても安定のクオリティーとさすがのサービスで、笑顔になること間違いなし♪
こんにちは、台北ナビです。
初めての台湾旅行、まず食べるものと言えば……「小籠包」!実はそれって、鼎泰豊のおかげだって知っていましたか?というのも、小籠包は元々上海を含む江浙地方の料理だからなんです。台湾で評判を得ていた鼎泰豊。ニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」に選出されたことで、「台湾へ行くなら鼎泰豊」という方式ができあがりました。そこから「台湾へ行くなら小籠包!」と「小籠包」の名前を世界中に知らしめましたといわれています。
2018年に発売された「ミシュランガイド台北」では、安くてコスパのよいオススメのお店である「ビブグルマン」に選ばれ、ますます人気の鼎泰豊。その魅力に迫ってみたいと思います。
★現在、信義店はテイクアウト専門となっています★
お食事をしたい方は、ここから少し歩いたところにある「新生店」をおすすめします。
待ち時間短縮の技!
鼎泰豊本店に到着すると人・人・人!待つの嫌なんだよなぁ……という方は、食事時を外してみてください。
例えば開店すぐの10時(土日祝なら9時!)や15~16時頃、そして閉店間際の20時半頃。これくらいなら、大型連休でない限りは待ち時間はほとんどありません。
鼎泰豐オリジナルキャラクターと一緒に記念写真するのもお忘れなく~♪
どうしても食事時を外したくないなら、鼎泰豊の待ち時間お知らせ専用アプリかウェブの活用をオススメします。これなら番号札と注文表を取ってからお店の前で待たなくても、永康街でショッピングを楽しみ、番号が近づいてきたところで、お店に戻れることができます。
呼び出し番号を調べるならここ
http://www.dintaifung.tw/Queue/?type=3
アプリのQRコードはここから読み取れます
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ホームページからも調べられます
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今回は特別に1階入口を入ったところにある、点心類のみを扱うキッチンを見せてもらいました。
黙々と小籠包が作り出されているわけですが、職人達の横には量りがおかれています。それは、皮=5g、アン=16g、合計で1個21gの小籠包に仕上げるため。皮作りのは一個の重さを量った後、手早く皮をのばします。のばされた皮は、肉詰め包み職人たちへ。肉を入れて量って21g。OKとなったら包みますが、ひだはすべて18ひだと決められています。それは試行錯誤の結果この18ひだが最もおいしい黄金の比率だったからなんだそう。
彼らは、定期的にテストを受けます。
1分間にいくつ包めるか。初級は6個。それをクリアしたら、中級は8個~10個、そして、上級と……。重さ、ひだ数、ひだの部分がもっちりしてないか、見た目はどうかなどすべてに合格しなければなりません。巷には「鼎泰豊」で修業をしたというのをステイタスに、独立して店を構える職人さんたちも多いですよ!
高く積み上げられたセイロ!
ナビ食いしん坊軍団8人で「鼎泰豊」を食べつくせ♪
鼎泰豊のお料理を前にするとついつい笑顔になっちゃうんですよね~
鼎泰豊好き7人+お初1人の計8人でやってきたこの日。
鼎泰豊を何年も食べている台湾在住ライターさんが選ぶお気に入り料理といつもはあまり頼まないけれど、気になる料理をど~んと試してみます!
何はともあれ「小籠包」
小籠包メニューはハーフオーダーが可能です。1~2人で訪れても、たくさんの味を楽しめます!
また、小籠包は5つの味がありますが、薄い味のもの、例えば絲瓜蝦仁小籠包から食べるのがオススメです。そうすることで、段階的に繊細なおいしさを味わうことができます。
テーブルには小籠包のおいしい食べ方の説明があります。針ショウガにお酢3、醤油1の割合で入れ、小籠包のひだ部分をつまみ、タレに絡めましょう。その時ショウガを少し添えるのをお忘れなく。
そのまま口に入れると肉汁が飛び出す場合もあるので要注意です。服につくとシミが落ちませんからね。レンゲの上で皮を少し割って、肉汁を出して味わい、それから口に入れるのが台湾人おすすめの食べ方。冷めると硬くなってしまうので早めに食べてくださいね。
たまに小籠包の温かさが足りないという口コミを見かけます。そんな時は、遠慮しないでスタッフに言ってみてください。きちんと温めなおしてくれますよ。