北棲邸家

こだわりの台湾家庭料理の定食が食べられて、お酒まで飲めちゃう！ありそうでなかった、人気店！

台湾は飲食店天国ですが、家庭料理のお店ってあまりないんです。そんな中、3年前にオープンしたこのお店は、ほっとする家庭料理の定食で台北っ子や観光客の心をがっちりと掴み、行列のできる人気店になっています。定食メニューはどれも野菜たっぷりで、油や塩が少なめ、でもとってもおいしくてボリュームもあり！オーナーによると、人気の秘訣は「手間ひまかけて作ったおいしいものを提供すること」だそうで、食べたら納得のお味です。

メインメニューの定食は、大体300～400元ほどで、メインにご飯、スープ、3種のおかず、お茶がついてきます。メインは、ゆで海老、低温調理の蒸し鶏、サバヒーの薬膳煮や湯葉の味噌焼きなど種類もいろいろ。中でもゆで海老の「高雄生態養殖醉蝦」は、高雄出身のオーナーのお父さんが養殖している海老を急速冷凍でお店に直送していて、ぷりっぷり！湯葉の味噌焼きの「素食味增烤豆包」はベジタリアンメニューながら、ベジタリアン以外の人も注文する人気メニュー。香ばしくカリカリに焼かれた豆包(湯葉)は甘じょっぱく、ソースには大豆製品で有名な「禾乃川」の赤みそを使用しているとのこと。ぜひ食べてみてほしい一品です。また、メインは鶏と海老、のように半分ずつ選べるセットもあるので、色々食べてみたい方におすすめです！

そのほか、ご飯や副菜にもこだわっていて、ご飯は花蓮産のオーガニック黒米、味付け卵とサツマイモものっています。副菜は旬の野菜を使っているので、その時々で違います。オーナーはまだ若いのですが、料理を故郷のおばあちゃんから学んだそうで、お店の料理からもおばあちゃんの優しさが伝わってくるようです～。

お店では台湾のごはん屋さんにしては珍しく、お酒も提供中！定番の18天ビールはもちろん、お店特製の梅酒も。ついつい長居してしまいそう。 ちなみに店名は、「地方から北(台北)へやってきた若者たちの安心できる場所」という意味がある一方、中国語で発音すると台湾語の「おバカがここにいる」という意味にもなるそうです。そんな遊び心がなんとも台湾らしい！

オーダーは大人1人につき250元のミニマムチャージあり、お支払いは現金のみです。ランチやディナーの時間が混雑するので、ぜひ予約をとった上で、台湾家庭料理を楽しんでください！