永康街の一画に、ひときわ長い行列を作るお店――「白水豆花 台北店」があります。本店は東部・宜蘭の礁渓温泉にあり、こちらも連日多くの客が押し寄せる話題のお店です。そんな人気に押されてオープンしたのが台北店で、屋台のような小さなお店から始まりました。そして2021年末、十分なイートインスペースを設けた現店舗へ移転。広くなった今も行列は絶えません。
人気の秘密は他店とは異なる昔ながらの豆花にあります。誕生のきっかけは「体調不良の母親に栄養満点なものを食べさせたい!」というオーナー・成さんの想いから。長年ベジタリアンフードを食していたお母さんはタンパク質とミネラルの摂取が不足していて、栄養が偏っていたのです。成さんは捜し求めた結果、伝統のにがり豆花にたどり着きます。そして研究を重ね、宜蘭沖の海洋深層水から作ったにがりと宜蘭の雪山から湧き出た水で作られた「白水豆花」が生まれました。大豆からたんぱく質を、にがりから豊富でバランスの取れたミネラルをおいしく摂取できるようになったのです。
メニューは「麥芽糖花生粉圓豆花」70元⇒タピオカ(珍珠)と似て非なる2層のタピオカ(粉圓)入り、「麥芽糖花生桃膠豆花」75元⇒コラーゲンたっぷり桃の樹脂・桃膠入りの2つのみ。加えて隠れメニューの「麥芽糖花生桃膠豆花」80元もあり、こちらは2つが合体したトッピング全部載せといったところ。いずれも更なるトッピングとして、珍しい花生糖(ピーナッツ菓子)パウダーとパクチー(!!!)が添えられ、まるで宜蘭名物のクレープアイス、花生捲冰淇淋のようでもあります。そんな宜蘭の特色あふれる豆花は、しっかりとした大豆の風味が感じられる素朴で優しい味わい♪ちなみに花生糖150元はお土産として購入もできますよ!
黒を基調としたインダストリアル風の洒落た店内には、若者だけでなく、ご近所の年配者や赤ちゃん連れのファミリーも次々と訪れます。オーナー夫人はお子さんを抱き抱えながら「天然のものだから離乳食替わりに与えているんですよ!子供も大好き♡」とのこと。オーナーの母親への想いから誕生した「白水豆花」は、そのお子さんも愛するスイーツに。そして多くの人の舌をも魅了しています。
基本情報
住所 | 台北市永康街34号 |
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住所(中国語) | 台北市大安區永康街34號 |
電話番号 | 非公開 |
営業時間 | 13:00~21:00 |
休業日 | 水・木曜日 |
クレジットカード | 現金のみ |
日本語 | 不可 |
ホームページ | https://www.facebook.com/baishuidouhua (中国語) |
その他の情報 | ※テイクアウトは繰り返し使える容器(使い捨て容器不可)を持参するか店舗で販売している容器(+35元)の購入が必要です。5~7人用にはステンレスの桶入り(容器代+600元)もあります。 宜蘭店:宜蘭縣礁溪鄉德陽路68號 インスタグラム:instagram.com/baishuidouhua |
行き方 | MRT「東門」出口5を出て、前方にある永康街を右折します。そのまま直進し、永康公園の脇を通ってさらに直進。セブンイレブンを過ぎた右角にあります。 |
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スポット登録日:2022-04-21
ちょっぴり塩味で甘さ控えめ 上品な味が楽しめる豆花です