お手頃飲茶から、オール香港人が腕をふるう本格広東料理、さらには珍しいハト料理までをリーズナブルなプライスで!
こんにちは、台北ナビです。今日は「悦華軒」にやってきました。このお店の前身は、2002年にオープンした「粤華軒」。ご存知の方も多いはず。そう、「粤華軒」と言えば、香港の有名スターが出資・オーナーだった人気有名店。そのお店時代からのおいしさをそのまま受け継ぎ、装い新たにリニューアルオープンしています。もともと人気店だっただけに、台湾の人たちの客足はいまだ衰えることを知りません。
人気を維持できるポイントとは
オーナーご自身が香港スターでしたが、台湾でも以前から有名人もたびたび訪れることで有名なこちらのお店。人気のヒミツはやはり味!「悦華軒」はオーナーだけでなく厨房スタッフも全て香港人を揃えて腕をふるい、本格・本場の味わい深い広東料理を提供してくれます。有名人以外にも、こちらのお店にいちばん多く訪れるのが常連さん。それもおいしさを裏付けている証拠でしょう。
お店は広いです。
厨房では中華にはかかせない、最大限火力でシェフたちが手際よく作業をしていました。
ハトははずせない?!ぜひとも食べてほしい料理たち
それではお店ご自慢のお料理をいくつか紹介していきましょう。
まずはお手ごろ価格でいろいろ楽しめちゃう飲茶から。
チャーシューあんのやわらかなあまさに、バター感たっぷりなサクサクパイ。いくつでもイケます。
つるんつるん、ぷりんぷりんのなめらかな舌ざわりはなんとも。かといってお餅の様におなかにズッシリ!感もないので、お次の料理もどんどん食べれちゃいます。中にはびっくりするほどの大きなぷりぷりエビ!特製ダレは日本人好みの薄口・やわらかな甘さです。
湯葉が得意なニッポン、なぜこの湯葉揚げ巻が少ない?!台湾はふんだんに生湯葉を使えて、スーパーなどでも手軽な値段で購入できます。揚げてあっても油っぽさは強くなく、周りはパイ生地のようなパリパリ感。こちらもやはりエビのサイズは特大です。
臘味蘿萄糕(大根餅)3個入り・65元
台湾中華の定番商品。ぷるぷるで、お醤油と相性がよく、とてもよく合います。
金牌蝦餃皇(エビ入り・すり身餃子)4個入り・108元
エビのすり身というよりはプリプリとしたエビのたたきをふんだんに投入。お醤油ナシでもオイシイ。
蟹子焼賣皇(カニのすり身入りシュウマイ)4個入り・86元
ほろほろとしたカニの身が口の中でふんわり広がります。意外にさっぱり。お子様連れにも人気の味。
実はハト初体験のナビ。日本人の感覚ではやはりハト=公園のハト感がどうもぬぐいきれない。もちろんこちらのハトは台北の公園で生息するハト・・・ではなく、南部嘉義で食用専用に飼育されている、生後3週間のやわらかなおいしいハトなんだそう。公園のハトではないと笑われちゃいましたよ。南部で飼育されているハトは特においしいんですって。せっかくおいしい国に来たのですから、ぜひ食べて行ってください!香港では定番のメニューです。
大きさは、日本のハト(と比べるとおいしそうじゃなくなりますね。すみません。)よりはもちろん小さめ。うずらサイズ?でしょうか。まわりはてりってりで、見た感じは香ばしくておいしそう!
ナイフで切り込みを入れていくと…手ごたえはやはり最上級にパリパリ!そして高級店で食す北京ダックのように肉汁があふれ出してなんともジューシー!
お味は…。何か臭みでもあるのかと思いきや、臭みなどもまったくありません。味は鶏肉よりもどちらかというとやはり北京ダックよりの味ですね。ジューシーなのに身が締まっていて、焼き方が上手なので皮もとっても香ばしい。可食部分が見た目より少ないのは残念ですが、それでも238元はお安いかも。オススメです。