学生の食堂!?毎日営業している夜食パラダイス!高雄穴場の夜市
ここからが夜市の始まりです~
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歩行者天国ではないのでご注意を
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果物屋さんにカットフルーツもあります
こんにちは、台北ナビです。
高雄の夜市、といったら皆さん、どこを思い浮かべますか?「六合夜市」「瑞豐夜市」…そうですね!しかし観光客にはまだまだ知られていない夜市があります。それが今回ご紹介する「吉林夜市」。高雄駅北側に位置していますが、駅からは少し距離があり、あまり大きな通りではない上、100メートルほどしかないので、しっかり道をチェックしていないと見過ごしてしまいそうな場所。
しかし、近くには高雄醫學大學があるので、大学に通う学生にはよく知られている、いわば学生の食堂のような夜市。夜遅くまで学生や地元の人々がやってくるローカル感いっぱいの夜市です。観光客で訪れる人は少ないので穴場ですよ~!ではご紹介します~!
熱河街と十全一路の間に夜市はあります
こんな感じで道路の左右にお店が出ています
高雄駅後火車站(北側出口)または高雄MRT後驛駅から徒歩10分程の距離にある「吉林夜市」は、吉林街にありますが、熱河街から十全一路の間に位置しています。周辺は暗いですが、夜市に近づくに連れて次第に明るくなります。
「六合夜市」のように歩行者天国ではなく、車や原付バイクもかなり多いので、道を渡るときにはまわりをよく確認してくださいね!
人気の老舗は人でいっぱい!
「吉林夜市」のお店は屋台が並んでいるというより、店舗が集まっているといった感じで、中に席のあるお店が多いです。古くから営業しているお店も多く、人気のあるお店はのぞいてみると人でいっぱい。
食事時はどこで注文したらいいのか、どこに座ったらいいのか、日本人だとお店の方に声をかけるのもためらってしまうほど…。しかし、勇気を出して声をかけてみましょう。
人気のお店の一つが「水餃仁」。名前の通り水餃子のお店です。一つ3.5元という安さも人気。ナビが訪れた時には学生さんたちも食べていましたよ~。お客さんが途切れることなく次から次に入ってくるので、後ろで包んで、前で煮て、と大忙し。この隣に「台湾おでん(黑輪)」を売っているお店があるので、餃子を待っている間に行ってみることに。
「台湾おでん(黑輪)」の屋台では、好きなものをお皿に取って計算してもらいます。焼きものの「黑輪」と「香腸」は直接注文する量を伝えます。だしのスープは無料でお碗にとる台湾らしいセルフサービススタイル。
できたものを持って「水餃仁」の席に戻ると、水餃子のお皿を持ったお店のおばさんがかんかんに。台湾語で「何でいなくなるのよー!誰のかわからなくなるじゃない!」とお怒り。「すみません…。」と答えるしかないナビ。ほかの店で買ったものを持ち込むところに鉢合わせするなんて、タイミング悪い…。「水餃仁」の軒先に台湾おでんの屋台があるので、同じお店でやっているのかと思ったら、違うよう。
高雄では、屋台で買ったものを持ち込むのは基本的にはOKですが、持ち込んではいけないお店は貼り紙があるので、チェックしてから持ち込んでくださいね~。愛想のいいサービスは望めませんが、つるっとした細長の水餃子はたしかにおいしいです!「玉米濃湯(コーンスープ)」か「酸辣湯」をオーダーして一緒にいただきましょう。台湾おでんもおいしかったです。もちろん、お皿はちゃんと自分で屋台まで返しに行きましたよ。
こちらが台湾おでん♪
人だかりも!
人気の揚げ物の屋台です
この夜市で人だかりができている屋台を発見。それが「阿亮香雞排」。揚げ物の屋台はほかにもあるんですが、ここは人がいっぱい。周りで揚げあがるのを待っているんですね~。
人気は台湾風唐揚げの「雞排」。直接お店の人に伝えます。オーダーが多いので、結構時間がかかりますが、皆さんじっと待っています。「雞排」の屋台はほかにもあるんですが、ここはタレがちょっと違うような気がします。揚げ上がったあとがしっとりタイプの「雞排」です。揚げたてが一番なので、ここで食べてくださいね!
あつあつを食べてください~
道を渡るときはバイクと車に注意してください
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夜はやっていないんですが、途中には市場もありました
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他にも美味しいものがた~くさん
台湾の屋台料理でナビが好きなものと言えば、やっぱり「蚵仔煎(カキオムレツ)」。
夜市の途中にあってたくさんの人でにぎわっている「陳家蚵仔煎」にぶらっと立ち寄ってみました。こちらは1993年にから続いているお店です。
陳家蚵仔煎」の店内
カキ入り(55元)以外にも、タマゴのみ(40元)、エビ入り、イカ入り、ホタテ入りなど種類も豊富!ミックス(65元)もあります。
自家製のラードを使用しているので安心していただけます。ナビは今回テイクアウトしてみましたが、冷めてもモチモチしていてとってもおいしかったです!「蚵仔麵線」もありますよ~。
創作エリンギトーストも!
こちらのエリンギの絵を目印に行ってみてください!
皆さんも台湾の夜市でエリンギの揚げ物はよく見かけると思います。「菇爺 脆皮杏鮑菇」もエリンギの揚げ物の屋台なのですが、こちらに特別な創作エリンギトーストがあるんです!トーストというと、パンで上下に具がはさまったものを想像しますが、こちらのトーストは中に具を包んでパンで口を閉じた上で揚げたようなもの。
スタンダードなきのこ入りから韓国式キムチ、タロイモ、オレオ!などまで10種類もあります。きのこ入りトーストの味はスパイシーで特別な味でしたよ~。その場で揚げるので、待ち時間が長いため、時間のない方にはおすすめできません(笑)。
鹽酥雞&鹽水雞
夜食におつまみに最高
ナビの大好きな屋台に「鹽酥雞」と「鹽水雞」がありますが、吉林夜市は先ほどご紹介した「阿亮香雞排」以外にも屋台がそれぞれ2~3軒もあってどこで注文しようか迷ってしまうほど。
これ以外に「滷味」の屋台も2~3軒あるので、何回か訪れて違う味を試そうと決意したのでした。
屋台グルメの〆はスイーツで!
やっぱり最後はスイーツ
やっぱり最後は台湾スイーツ。「許香香老牌八寶冰」で、看板にもなっている「八寶冰」をオーダーすることに。「八寶冰」とは多くの具が入ったかき氷。紅豆、大豆、綠豆、仙草、愛玉、湯圓、粉圓、芋頭などなどたくさんの具が店頭に並んでいます。店頭で載せたい具を伝えて先にお金を払うと席に持ってきてくれます。
見た目は何にもない黒糖シロップがかかったかき氷なんですが、下の方をスプーンですくってみると、いろいろな具が出てきます!ボリュームがあるので、二人でひとつでもいいくらいです。このほか、ふわふわの「雪花冰」や「綿綿冰」、日本のかき氷のような「剉冰」もあるのでいろいろオーダーしてみてくださいね。
ドリンクもビッグサイズ!
ナビが訪れた日は、観光客を見かけず、まさに地元の人や学生たちだけのローカル夜市の雰囲気でした。夜市好きの方は絶対チェックしてくださいね!
以上台北ナビ(湯山千里)でした。