五感を刺激するスタイリッシュな広東料理を、高層階のラグジュアリーな空間で
こんにちは、台北ナビです。
旅先だからこそ、ちょっと特別な食事をしたい――そんな時におすすめしたいのが、ホテル「W台北」内の広東料理レストラン「紫艶 YEN」です。こちらは高層階に位置し、台北の街並みを見下ろしながら、優雅な気分で食事のできるレストラン。本日ナビもスペシャルなランチタイムを満喫してきました!
それではその模様をご紹介します。
ご馳走に彩りを添える、モードな空間ととっておきの景色
ファッショナブルなデザイナーズホテルとして知られる「W台北」。高層ビルが立ち並ぶ台北の最先端エリア、信義区に位置しています。そんなホテルの最上階である31階にあるのが「紫艶 YEN」です。恐らくこんな高層フロアで広東料理がいただけるのは台北ではココだけ。一般のテーブル席からは台北北部から東部の景色が、個室(※)であれば台北101だって手に取るような場所に見て取れます。昼はミニュチュアのような街並み、夜には光り輝く夜景…贅沢な時間が過ごせることでしょう。
※台北101が見えない個室もあります
「紫艶 YEN」は高い天井と大きな窓、そしてオープンなフロアが特徴的な空間となっています。広々としていて気持ちいい~!もちろん窓際は最高の景色が楽しめますが、内側の席は仲間と語らいながら過ごすのにぴったり。そこはブース風のソファー席やガラスで仕切られた個室となっていて、ゆっくりと食事ができそう。特にガラスの個室は追加料金なしで利用できるから人気の席なんだとか。
インテリアは「Wホテル」らしくモダンで都会的。伝統的な中華レストランにありがちな木のインテリアは排除し、鉄やステンレスを多用した無機質でスタイリッシュな雰囲気となっています。デザインは日本人の澤田広俊さんによるもの。調理器具を使った各種オブジェはユニークで楽しい空間作りの一役を担っています。
台湾食材から生み出されるヌーベルシノワな広東料理
鄔海明シェフ
「紫艶 YEN」は世界各国にある「Wホテル」の中でも初の広東料理レストランなんだとか。2016年からは香港出身の鄔海明(ウー・ホイミン)シェフを総料理長に迎え、独創的な広東料理を提供しています。鄔シェフは香港の著名レストランで腕を磨いた後、シンガポールやタイ、マレーシア、マカオなどアジア各国の有名レストランを渡り歩き、2012年には大阪「リッツカールトン」内の「香桃」で料理長を務め、3年連続でミシュランガイドの1ッ星を獲得した腕の持ち主です。そんな鄔シェフが作り出す広東料理は、台湾の食材にアレンジを加えたクリエイティブなものばかり。ココでしか味わえない、見て楽しい、食べて美味しい、鄔シェフオリジナルの逸品が味わえます。
五感で楽しむ美味しいエンターテインメント
「紫艶 YEN」のメニューは目で、耳で、舌で、鼻で…楽しめる仕掛けがいっぱい!ただおなかいっぱい美味しいものを食べるだけでは物足りない!そんなアナタを満足させる楽しさがココにはあります。まさに食べるエンターテインメントなのです。
それでは、そんなメニューからおすすめの料理をご紹介します。
艶光四射 1190元・原隻鮑魚蒸焼売(4つ)
・藕斷絲連(3つ)
・春風得意腸粉(6つ)
・北海道鱈場蟹柳灌湯餃
人気点心4種が1つのセットになりました。 何をオーダーしたらよいのか迷った時には、こちらをどうぞ。
原隻鮑魚蒸焼売はアワビのシューマイ。小ぶりながらもプリプリの食感が◎!千切りダイコンとモツァレラチーズでレンコンを模った藕斷絲連は、サクサクとした軽い口当たりが美味。 春風得意腸粉はプルンとした腸粉(米粉を蒸したもの)と揚げた湯葉、プリプリのエビなどさまざまな食感が楽しい一品です。タラバガニ入りのワンタンスープ、北海道鱈場蟹柳灌湯餃は上品な味。それぞれ単品でのオーダーも可能です。
紫艶片皮鴨(1羽)1980元、半羽1200元 ※要予約
広東風ローストダック。ダックの中に香味野菜などを入れ込んで焼き上げるため、肉までも香り豊か。そんな肉までもいただくのが、北京ダックと異なる広東風。こちらでは皮と肉が別々に切り分けられるので、お好みで「皮だけ」「肉だけ」「皮と肉」と組み合わせができるのも魅力的。またダックと共に薄餅で包むのは、セロリ・パプリカ・ネギ・チーズ・タロイモチップ…とユニーク!タレも5種(鴨醤・コショウ・黒コショウ・梅ダレ・砂糖)あるから自分好みにカスタマイズできますよ。味に変化をつけたら、食べるたびに新しくって得した気分~♪
海膽澎湖龍蝦蒸蛋白 1280元/皿スープみたく見えますが、卵白とチキンスープを蒸し固めたもので、絶妙な火加減が要求されるメニューなのだとか。食べた感じはあっさりとした茶碗蒸しみたい~!トッピングにはウニと台湾・澎湖産のイセエビでゴージャスに♪台湾・苗栗県大湖産のイチゴとグリーンアスパラで春っぽく♪鄔シェフ自慢の一品です。
紫艶菇菇包(3つ) 180元どこから見てもまるでシイタケ!なカスタードまん。ふんわりとした生地の中から、とろ~りとろけるカスタードクリームが飛び出します。おいしさだけでなく、インスタ映えもバッチリ!
「紫艶 YEN」と同フロアには、「紫艷酒吧 YEN Bar」があり、こちらはとりわけアフタヌーンティーで人気です。「紫艷酒吧 YEN Bar」は台北101サイドに面しているから、個室でなくとも台北101を目の前に眺めながらお茶やお酒をいただくことができますよ。「紫艶 YEN」でのお食事前後にちょっと1杯…なんていうのもおすすめです。
カジュアルなカントニーズ・ダイニングでスペシャルな時を
さて、ここまで読み進めてきて「とっても気になるけれど、オシャレ過ぎて敷居が高い!」なんて思っていませんか?ナビ自身、「Wホテル」は流行に敏感な若者が集まるイメージが強かったのですが、ココ「W台北」に関していえば、意外と年齢層が幅広く、年配者の利用も多いとのこと。またドレスコードはスマートカジュアルだから利用しやすいですね。何よりココは台北。洗練された雰囲気の中にもカジュアルさがあって居心地バツグン!のんびりと過ごせますよ。
「紫艶 YEN」で台北の街並みを見下ろしながら、スペシャルなお食事を楽しみませんか?きっと飛びっきりの旅の思い出ができるはずです。
以上、台北ナビでした。