本場仕込みのココナッツアイスがうまうまのタイ料理店!1人鍋や定食もいただけます
こんにちは、台北ナビです。
今回ナビがやって来たのは、MRT「中山駅」近くのタイ料理店「Coco Brother(椰,兄弟)」です。
「台湾に来たらやっぱり中華でしょう~!」なんていう声も聞こえてきそうですが、いやいや、“食べれば病みつきになること間違いなし”の本場仕込みの美味しいココナッツアイスがここにはあるんです。1人鍋や定食もあって、中華料理の箸休めにも、台湾在住の方にもオススメのタイ料理店。それでは行ってみましょう~!!
お店はMRT「中山」駅から徒歩5分ほど。オシャレなカフェや雑貨屋さんが立ち並ぶ南京西路通りの路地にあります。
お店の外には椰子の実や葉があしらわれていて、南国リゾート風。台湾でよく見かける伝統的なタイ料理店とは一線を画したオシャレなカフェスタイルで、一人でも気軽に入りやすい雰囲気です。ナビが訪れたのは平日の午後だったのですが、かなりの盛況ぶり! おしゃべりを楽しみながらのお食事といった様子で、みなさんとてもリラックス〜。
店内にはリラックスした空気感が漂ってます♪
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インスタ映えしそうなこんなエリアもありましたよ。
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はじまりは三重三和夜市の屋台。人気を博して中山エリアに出店!
オーナーはもともと室内デザイナー。この屋台もご自身で作られたそう! その辺の屋台とは違ってかなり凝ってます。南国の雰囲気ムンムンで素敵〜
店内に入ってナビの目を引いたのが、お会計をするカウンター。一見、オシャレなカウンターですが、よく見ると下にタイヤが着いた移動式。実は「Coco Brother」の原点は、新台北市三重区にある三和夜市の屋台なんです。
オーナーの許博勳さん、以前のお仕事でタイに出張される機会が多く、その時に食べたココナッツアイスクリームがあまりに美味しくて虜に。
「こんなアイスが台湾で食べられないのは勿体無い」と、友達のつてを頼ってタイ5つ星ホテルのシェフを紹介してもらい、タイに通いながら彼に作り方を教えてもらったそう。レシピを習得して2016年、台湾初のココナッツアイスクリームを三重三和夜市の屋台で販売しはじめました。
それが見事に人気を博し、若かりし頃からの夢だったお店の開店に至ったというストーリーなんです。若干33歳のオーナー、かなりの行動力です!
イケメンのオーナー許博勳さん。もちろん、店内もオーナーの設計です。
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台湾初のココナッツアイスクリーム!
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夜市時代
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そして昼間は海辺で営業
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画像提供:Coco Brother(椰,兄弟) |
店内には屋台時代の思い出写真がずらり。その当時、夜は屋台で働き、昼間はサーフィンの名所「宜蘭烏石港」で移動式のアイスクリーム店を開いていたそう。かなり多忙な日々そうですが「好きでやっているからなんともないよ!」とオーナー
絶品!天然素材だけで作られた看板メニューのココナッツアイス
タイから仕入れているココナッツ
ココナッツアイスクリームといえば、タイで最もポピュラーなアイスクリームだそう。ココナッツの殻に入って登場です。
台湾でもココナッツは採れますが、こちらでは香りと甘さが豊かなタイ産を使用。ココナッツミルクとココナッツウォーターに“企業秘密”の材料を加えた手作りアイスは、無添加で香料、着色料を一切加えていません。
そのお味はというと、「ココナッツってこんなに美味しかった!?」とびっくり。市販のココナッツウォーターのイメージが強くて、正直、ココナッツ=あまり美味しくないという印象だったのですが、これはそれを覆しちゃう美味しさ~!一般的に、アイスには滑らかな口当たりを出すために食品添加物の一つ乳化剤がよく使用されますが、これは使用されてないのでどちらかというとシャーベット感覚。自然な甘さと香りでいくらでもスルスルと食べられちゃいます。
器はココナッツの殻(数量限定)と木のお椀の2種類から選べます。値段は同じで、木のお椀だと+ワンスクープのアイス
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ベースのアイスは同じで、トッピングいろいろの全7種類
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酥花弟弟(120元)
2スクープのアイスに、コーンとピーナッツをトッピング。意外なトッピングに驚いたナビですが、タイではごく一般的なトッピングだそう。甘いアイスとしょっぱめのトッピングで、甘しょっぱい不思議感覚なデザート。甘いのは苦手という人に向いてるかも。
ちなみに、殻についた果肉はスプーンですくってアイスと一緒に食べるのがタイ流。フルーティーなココナッツとアイスの組み合わせ、病みつきになります。