飲茶で有名な兄弟大販店「梅花廳」は、MRTの駅からとても近くて便利。点心ワゴンが各テーブルを回る、あのスタイルを楽しめます。
ワゴンで運ばれてくる飲茶スタイルが楽しめる店
こんにちは。台北ナビです。今日は、飲茶で有名な兄弟大販店『梅花廳』にやってきました。MRTの駅からとても近くて便利で、そしてワゴンにセイロを積んでテーブル脇まで来てくれるあの飲茶スタイルが楽しめるんです!
テーブル脇までセイロを積み上げたワゴンが来てくれて、見て指さすだけでいい飲茶のスタイルは、メニューを読み慣れない私たち日本人観光客には嬉しいサービスですよね。そんな本格飲茶なら梅花廳さんがおすすめ、って言う現地の人の多いこと……!その人気の秘密を知りたくて、今回は梅花廳をがっつり取材しちゃいました。
まず2階に上がると目に飛び込んでくるのが、入口の手前でガラスの向こう側にずら~りとならんだ鴨や鶏の丸焼き。
大きいほうが『烤鸭』で、鴨を丸ごと焼き上げた梅花廳の看板メニュー。
艶やかに焼き上げられた鸭がこんな風にずらっとつるされているのを見ると…思わず入りたくなってしまいませんか? はやる気持ちをぐぐっとおさえて店の中へ入るナビ。
レストラン内は広い。
上階もあります。
観光客にはこれがありがたい。メニューは指さし注文OK!
このスタイルで食べる飲茶に憧れてました。
おおっありました、ありましたよ~ワゴンスタイルの飲茶!2階のフロアでは飲茶ワゴンがぐるぐる各テーブルを回っているんです。いろんなワゴンがありますね。
セイロも冷菜も、もちろんかぶせてある蓋をあけて中を覗いてみていいんですよ。 セイロの蓋をあけるとふわっと点心の香りがして、おもわずおなかがグーって鳴ってしまうナビ。 あっこれ食べてみたいな、って思ったら指させば、店員さんがテーブルにおいてくれます。
ナビみたいに中国語メニューを見ると石のように固まってしまう人には、目で見て注文できるのって味の予測がついて本当にありがたい。メニューの解読に悩まなくていいというだけで、旅の緊張もほぐれるもの。それにこの高く積み上げたセイロのワゴン、なんだかアジアっぽい風情があってなかなかいいと思いませんか?
それではどんなワゴンがあるかチェックしてみましょう!
①蒸し物ワゴン
蒸し餃子やシュウマイなどはこのワゴン。
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蓋を開けると蒸したての肉まんが。この瞬間がたまりません。
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②冷菜ワゴン
鴨肉や鶏肉はこちらから。
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野菜も美味しそう…迷います。
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台北ナビおすすめメニューはこちら!
それではナビのおすすめメニューをどどーんとご紹介します!
1.燒臘雙拼(烤鴨と油雞の2種盛り合わせ)
こちらは入り口で見たあの鴨肉です。その日作ったものがその日のうちに売り切れてしまうという人気メニュー。ジューシーなお肉の旨みが口いっぱいに広がります。北京ダックにも勝る味わいで、看板メニューというのもうなずけます。
油鶏はボイルした鶏肉を漢方のスープに1時間弱漬け込んだもの。漢方の漬け汁で烤鴨より少しくすんだ色に見えますが、深みのある味わいはくせになるはず。漢方の内容を尋ねたら……企業秘密です、とのこと。烤鴨は骨があるから日本人は敬遠しがちなメニューですが、骨付きのほうがだんぜん美味しいし、身離れもいいのでぜひ食べてみてほしいです。骨を食べ散らかしてもここは台北なのでOKですよ~!
2.韭菜餃(エビとにらの餃子)
水晶皮と呼ばれる、透明感のある美しい皮できくらげ、ニラ、人参、エビ、タケノコを丸くふっくらと包みました。それぞれの色どりがほんのりと透けて見えるので目にも鮮やか。異なる味わいを持つ具材をそれぞれの個性をうまく生かしてひとつの味わいを作りだしていて、とても上品な味に仕上がっています。ニラと聞いて敬遠してしまう人もそうでない人も、お試しあれ!