台北市内に鍋の店は数あれど、スープに麻辣の神髄を入れ込み、通の客を取り込んで離さない麻辣火鍋店「藍公館」へ行ってきました。台湾大手メディアの美食記者に台北で一番美味しい鍋どこ?と聞いたナビ、即座に返答されたのが、光復南路の路地にあるここ「藍公館」でした。場所は「華視」というテレビ局の近く。なので芸能人もよくここを訪れ、聞けば安室奈美恵サンも来たことがあるそうです。
店内は華美ではなくシンプルで、だからこそ鍋そのものに期待ができます。スープは3種で、すべて辛いのにするか辛くないのにするか、半分半分の鴛鴦鍋にするか。ナビたちは総勢8人で、8人が一つの鍋というのは壮絶な取り合いになるので、4人ずつで一つの鴛鴦鍋(鍋スープ450元)にし、メニューの赤で囲われている盛り合わせを8皿ずつとオーナーおすすめの特等牛(390元)を一皿ずつ注文しました。ビールとお店のオリジナル烏梅汁ももちろんオーダー。香菜やネギ、各種ソースはセルフコーナーで各自が入れます。どれもまんべんなく少しずつ入れるのが美味しいそう。
ナビは辛いのは苦手ですが、一番軽い辛さに調節してもらったら、普通に食べることができました。いわゆる白鍋と紅鍋にしてもらったわけですが、どちらもスープは絶品。まずはスープを飲んでみてくださいね。まろやかな味わいが口の中に広がります。麻辣鍋には豆腐と鴨血が入っているものですが、どちらも味がしみ込んでいて旨い。特に鴨血は台湾の友に言わせると、ここのは台北で最高じゃない?!でした。この食感、苦手な日本人も多いですが、ここへ来たらぜひ挑戦してみてくださいね。かなりはまってしまうはず。
さあ、湯葉や鶉の卵、テンプラ、豬血糕の盛り合わせに牛筋、ハチノスなどの具材を入れ込みます。牛筋の歯ごたえはいいですねえ。手工川丸子や深海旗魚丸、貢丸も入れたら餃類も。香菇、金針菇、杏鮑菇のキノコ類に野菜類。腰花、百葉肚、鮮脆管なども次から次へと。特等牛はサーロン牛だったので、さっさと湯がいていただきます。おしゃべりしながら食べ続け、かなりお腹がいっぱいになりましたが、不思議と胃もたれはありませんでした。満足した、この一言で尽きる鍋でした。
基本情報
住所 | 台北市光復南路72巷7弄4号 |
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住所(中国語) | 台北市大安區光復南路72巷7弄4號 |
電話番号 | (02)8773-8605 |
営業時間 | 17:30~深夜1:00 |
休業日 | 無休 |
ホームページ | https://www.facebook.com/bluehouse7274/ (中国語) |
行き方 | 國父紀念館出口5を下車。光復南路を渡る。光復南路沿いを國父紀念館と反対方向へまっすぐ。光復南路90巷を左折。最初の通り72巷を右折。100mほど先の左側にあります。徒歩約15分。 |
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スポット登録日:2017-12-28