海浪cafe&那ㄜ哩岸木雕工作坊(花蓮県)

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東海岸で海が一番美しく見えるカフェはここかもしれません

こんにちは、台北ナビです。
花蓮から行くと太平洋を左手に見ながら走る台11線。最近は民宿やら、夏になるとオープンカフェや居酒屋も増えてきますが、ちょうど58K沿いに、1年中オープンなカフェ兼木彫り工作室があります。空と海の青、山の緑の2色がずっと続く中、いきなり違う色が目に入るのでわかりやすいです。その名も「海浪Café」。ここは木彫りアーティストの了嘎(LEKAL)さんと奥さん、小学生の息子さんの家でもあります。
太平洋

太平洋

左は、台11線が走っています

左は、台11線が走っています

くつろぎの場所は、各所に。自分が居心地がいい場所を探しましょう!

くつろぎの場所は、各所に。自分が居心地がいい場所を探しましょう!

海はすぐそこ!でも危ないので降りていくのはおすすめしません、との表示があります!

海はすぐそこ!でも危ないので降りていくのはおすすめしません、との表示があります!

太平洋に接しています

漂流木で作られた看板と夏真っ盛りの毛柿の樹に惹かれるように、ナビたちは階段を下りていきました。7月の東海岸は真っ青な空と海!
屋根の上の漂流木アート

屋根の上の漂流木アート

看板

看板

下へ降ります!

下へ降ります!

毛柿(ケガキ)の樹がいっぱい!

毛柿(ケガキ)の樹がいっぱい!

もうすぐ食べられるそう♪

もうすぐ食べられるそう♪

階段を下りて目に入ったのは、太平洋を眺めるVIP席の椅子たち。普段、都会で生活をしたり、山に近いところに住んでいる人たちは、この果てしなく広がる太平洋を眼前にした時、大きな深呼吸とともに解き放たれていくような開放感を感じるはず。これこそが海の魔力、と言えるでしょうか。
そこの席、ナビにもくださ~い!

そこの席、ナビにもくださ~い!

大自然以外の物体である建物や椅子などは、オーナー自身の手によるものです。
建物は簡単な家屋で3棟あり、自宅、工房、カフェに分かれています。工房は「那ㄜ哩岸木雕工作室」(NA É LIAN)と言いますが、昔のアミ族が住んでいた茅葺家のことをアミ語で呼んで、それを中国語を当てはめると『那ㄜ哩岸』になるそうです。
オーナーの了嘎(LEKAL)さんは、若い頃は都会で仕事をしていましたが、やがて自分の生まれ故郷に帰ります。何もなかったこの土地を、少しずつ形があるものに造り上げてきました。木彫りの素材の多くは漂流木です。

展示と体験教室

「2017東海岸大地藝術節」の期間、「那ㄜ哩岸」工房は、オープンワークショップとして参加しています。フェスティバル期間の6月9日~8月31日は、定期的に木彫りアートの体験教室を先着10名に無料で行ったり、彼自身の作品展示もあるし、商品として販売しているものもあります。
オーナーの作品

オーナーの作品

カフェと工房を造り上げたいきさつについて話してくれました

カフェと工房を造り上げたいきさつについて話してくれました

海から流れ着いたもの、です

海から流れ着いたもの、です

あちこちに作品が置かれています あちこちに作品が置かれています あちこちに作品が置かれています

あちこちに作品が置かれています

販売しているものもあるので、気に入ったら問い合わせてみてください 販売しているものもあるので、気に入ったら問い合わせてみてください

販売しているものもあるので、気に入ったら問い合わせてみてください

コーヒーをどうぞ

カフェ、と言ってもカウンター席以外は、屋外のどこに座っても自由!です。素敵ですね。
メニューは黒板に書かれているとおりで、営業時間は10:00~17:30、最低消費は80元/1人。こちらのおすすめは、小米酒を加えたコーヒー「瘋狗浪咖啡」。海風に吹かれながらいかがでしょうか?
「蜂蜜香茅茶」(蜂蜜レモングラスティー)は、自家栽培のレモングラスを使用します。「海味咖啡」も美味しそうですね。海の味ってどんな味なのかなあ。
カフェ カフェ

カフェ

瘋狗浪咖啡

瘋狗浪咖啡

古早味紅茶

古早味紅茶

好きなところに座ってください 好きなところに座ってください 好きなところに座ってください

好きなところに座ってください

風邪にのって海に響く歌

この日、すでにここを訪れたことがある友が、了嘎(LEKAL)さんに歌ってよとお願いしていました。聞けば、すごい歌声だとかで、たまに一人でここに座って歌うんだよ、とのこと。
太平洋を背に聞くアミ族の歌。海と連動し、大地に響くような歌声にナビも酔いしれました。
車がないとなかなか行けない場所ですが、心が安らぐカフェであることに間違いありません。海を見たくなったら、海風に打たれたくなったら、大自然に溶け込みたくなったら、自分を解放したくなったら…。気分一新にとどまらず、立ち止まって人生を考える地点になるかもしれませんね。

以上、台北ナビでした。


記事登録日:2017-09-11

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スポット登録日:2017-09-11

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